いずれも有料記事だけど、日経の文字数少な過ぎで笑った。
法務省によると、全国の戸籍システムには約70万字が使われており、スマートフォンで通常表示できる約1万字をはるかに上回る。
政府はこの約70万字を分析し、わずかな字形の差なら同じ文字とみなして約7万字に絞り込んだ。これを「行政事務標準文字」と称し、23年3月に全国の自治体に提示。20業務のシステムで使用を義務づける考えだった。
戸籍「特別扱い」に異論噴出
ところが、改革は出だしからつまずいている。…
前にも書いたっけ?
オレの苗字にはJIS第2水準の文字が使われているんだけど、農協で口座開設が必要になって口座開設に行ったらガラガラの店内で2時間以上待たされた。外字じゃないのに。
口座開設が必要だった理由は当時のアパート(町田市)のガスがプロパンで、そのプロパンガス料金の決済に農協の口座が必要だったため。うろ覚えなんだけど、たしかプロパンガス販売店が農協系列だったんだろう。なお、家賃は手渡しだった。徹夜とか深夜残業とか多かったから、手渡し家賃は大変だった。なんでだよ。
あと、今はJAバンクとしてTV CM流しているから農協で口座って聞いても驚かないだろうけど、農協は銀行系としてもかなり大きい金融機関だし、保険の方も全共連としてかなり大きい金融機関である。
月へ行くくらいだからな(そういう話ではない)。
そんなわけで、毎日新聞の引用の最後にある「出だしからつまずいている。」には納得感しかない。多分、実務として文字を集約する方法が確立できていないんじゃないか。
毎日新聞に有料登録したくないので、ちょっと調べてみたらこのポスト。
「わたなべ」さんの「なべ」の字。戸籍には何十種類もあるそうです。行政のデジタル化の妨げになっているのが、この膨大な異体字。国は標準化を目指しますが、保守派議員の反発で進んでいません。 https://t.co/rJqr8FoQTT
— 毎日新聞 科学環境チーム (@mainichikagaku) 2024年1月5日
コモンエイジ:文字を決めるのは誰?「ガラパゴスの元凶」戸籍70万字が阻むDX pic.twitter.com/3Xt7XapgIr
ほう。毎日新聞は「保守派議員の反発で進んでいません。」って書いたんだな。
いや、反発より実務的に集約できないんじゃない?こういう異体字って、ちょっとした手書きのミスなんかでも発生する。`があるとか無い・足りないとか横棒や縦棒が多い・少ないとかよくある。そしてその文字が無いとなると外字登録してしまうわけだ。
実務的に難しいんだろうという予想の理由。例えば戸籍。戸籍は動かない時にはずっと何10年も動かない。そうなると、外字を使っている姓・名の人がその市区町村にいるとして、システムに外字が存在してから存在は分かるけど「あなたの名前の文字を変更します」ってどうやって合意取る?引っ越し等で来たご新規さんなら「政府通達で」が通用するけど。上の例だと辺か邊に寄せるんだろうけど、長年外字の文字だと思ってきた人たちは「うちは邉だよ」とかってこだわっていたら面倒じゃん。まあ勝手に集約して「政府通達で集約しました」は作戦としてはありだけど。まあまあ騒ぎになりそう。
なるほど、こっちも外字はあるな。民間が勝手に外字持つ分には好きにすればいいけど。
なので、オレの評価はこのポストと真逆である。
行政で使う文字、70万→7万字に:日本経済新聞
— polaris💉M💉M💉M💉M💉P💉P💉P (@Polaris_sky) 2025年1月6日
色々言われてるが、デジタル庁は淡々と大事な仕事してくれてるな。 https://t.co/6kbdKxNeRR
淡々とし過ぎである。大っぴらにアピールしないと市区町村は困るぞ。実務として集約するのは市区町村なんだから、集約される人名の当人に認知させる仕事を市区町村に投げちゃダメだろ。2026年度めどだけど、2026年ってもう来年だぞ。年度開始まであと1年ちょっと。時間が無い。
