取手市とは
取手市とは茨城県の県南地域に位置し、かつては東京都のベッドタウンとして栄えたものの、その後は都心回帰によって1995年をピークに人口が減少し、さらにはお隣の守谷市につくばエクスプレスが開通したことで中心駅である取手駅の周辺も急速に寂れてしまった、そんな市である。
とはいえ都心へのアクセスは今でも悪くはなく、寂れた代わりに住宅相場が他の東京近郊に比べてお安くなっているため、個人的には都内勤務者の郊外移住先としては穴場だと思っている。実際に自分もそのような理由で東京都内から取手市に引っ越して暮らしている。
(あとは最近イオンモールの計画が話題になってましたね。できるといいなぁ。)
そんな取手市の地理的な特徴として、北・東に小貝川、南に利根川と、3方向が川に囲まれているというものがある。
取手市一周コース
自転車乗りなら何となく察すると思うが、要は利根川、小貝川沿いを走りながら自転車で一周するという話である。ざっくりと地図上にコースを描いてみた。緑色の線は堤防上または河川敷の歩行者自転車専用道路を走る区間、黒色の線はそれ以外の区間になっている。全周40km弱で、アップダウンはほとんどない。

川のない西側は仕方ないとして、南の利根川沿いにも歩行者・自転車専用道路になってない区間があるのは少し残念なのだけれども、全体の8割程度を快適に走れるのはとても楽しい。


コース詳細
取手駅からスタートして左回りに一周する場合のコースを紹介する。











下りた後はこんな感じ。






このように橋があるたびに道路の横断または回避が必要になる。
ここを100mほど左後ろに戻れば高架下を通れるけど、横断するのが早い。交通量は多くないけど自動車に注意。

ここは階段を降りる必要があるので少し不便。
自転車に乗ったまま迂回するルートもあるけど、かなり遠回りになるので大人しく歩く。







近くには小貝川リバーサイドパークやポニー牧場など色々施設があるのだが、これ以外の写真を撮ってなかった。とりあえずここがトイレ休憩スポットです。






ちなみに小貝川自転車道は常総市まであと10kmほど続く。そちらを走るのも楽しい。





自転車通行止めの標識も見当たらないのでアンダーパスの車道を通っても良いのだろうが、自分はいつも歩道に回避してる。


この高架橋が市境なのだけど、守谷市の案内標識はあるのに取手市の案内標識はない。

ここを左折しても取手市を一周出来る。
約3kmの桜並木が続く道なので、特にお花見シーズンはそちらを走るのが良さそう。






ちなみに取手市および近隣には東京からの利用客を期待してるのかゴルフ場が多いので、ゴルフ好きにもオススメである。ゴルフやらないからわからないけど。


ここから先はいくつかのルートがあるが、自分は常総ふれあい道路に合流して、残りは普通の道路を走ることにしている。出来るだけ川沿いを走りたい…!という場合には最低限だけ迂回して再び堤防上に戻るルートもあるのだけど、もう十分走ったし、早く帰っちゃおうという気持ち。



歩道に自転車レーンが用意されてるのでそっちをのんびり走っても良い。

このまま直進しても駅に辿り着けるが、西口に行ってしまうので今回は右折する。

そちらに合流することも出来るけど、今回はこのままゴールを目指す。




おわりに
ぐるっと一周するコースは単に往復するより飽きが来なくて楽しいし、距離も40kmくらいでサッと走ってくるのに向いてるので、結構良いコースだと思う。
一周する以外に紹介中でも触れた小貝川自転車道を常総市まで走るコースもあるし、利根川沿いをそのまま河口まで走って犬吠埼を目指すコース(片道90kmくらい)もある。都心へのアクセスが良いこと以外になかなかアピール出来る点がない取手市ではあるが、サイクリングコースには恵まれてるとは思う。
まあ、走りやすさだけなら普通に荒川サイクリングロードの方が上だし、同じ茨城県南部にはつくば霞ヶ浦りんりんロードという全国でも屈指のコースを持つ土浦市などもあるため、市外の人に取手市をアピールするにはちょっと弱いあたりが「ほどよく絶妙*1」な取手市らしいというか何というか…。
ちなみに、今回平日昼前&気温35℃の猛暑という状況だったから人のいない写真になってるけど、時間帯によっては散歩している人などもいるコースなので、通行人の安全には最大限配慮しながら走りましょう。見ての通り道幅はそこまで広くないので、ロードバイクのトレーニングとして高速巡航したい場合にはちょっと向いてないコースかもしれません。
*1:取手市のブランドメッセージ https://zetsumyo.city.toride.ibaraki.jp/