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夫婦仲良しの秘訣 | 価値観が違う夫と10年で仲良し夫婦になれた理由

夫婦円満の秘訣

毎年のバレンタインデーにチョコレートを贈っても、「ありがとう」とは言うもののさほど嬉しくなさそうな夫。最近ハイボールにハマっていたので、ハイボールの詰め合わせをプレゼントしたところ「最近、お酒やめたんだよねー。」とのこと💦そこは黙って「ありがとう」と受け取ってよ~などという女性の甘えを理解できない夫。お酒はやめたと言いつつ、数日後お酒が飲みたくなったそうで飲んでくれた感想は「甘すぎ!」の一言。繊細な女性なら、チョコを渡しても大げさに喜んでくれないことや、お酒を渡しても飲まないと言ったり、飲んでも不平をいう時点で怒ってしまうと思います。

ですが、私自身が人の細かい(?)挙動が全く気にならないタイプなので、まあ、夫には甘すぎたんだろうな…という程度の感覚ではあります。が、チョコや甘いハイボールをプレゼントしたことに対して、「そもそも、オレ甘い物が好きじゃないんだよ。」と言わないでおいてくれるのは夫なりの優しさかも?とも思いました。

優しさはすれ違う

このように、私が嘘でもいいからプレゼントに対して喜んだ様子を見せてくれるのが優しさと思うのに対して、夫は甘い物が好きではないのに受け取ってあげるのが優しさ、と捉えているすれ違いを今回感じました。

すれ違いの根本原因

多くの夫婦のすれ違いの根本原因は、夫と妻のマイルールの違いです。例えば我が家では洗濯物はパンパンとたたいて干すのが妻である私のマイルール。こうしておくとシワが伸びてアイロンをかけなくて良くなるからです。ですが、夫は何回言っても、夫のパンパンがめんどくさいというマイルールがあり、しわっしわのまま乾いてしまい、必ずアイロンをかけなければいけなくなり二度手間になってしまいます。

ですから、洗濯は私がしたいのですが、私が洗濯をすると夫が「ちよちゃんの洗濯は信用できないからやらないで。」というのも夫のマイルールなので、私はしわしわの洗濯ものを許容するしかないのです。

こういった、マイルールの違いは我が家では数十個に及びます。このマイルールの違いで「私が正しいんだから、私の言うことを聞いて!」と強くであれ、マイルドにであれ、遠回しにであれ、言ってしまうと夫婦仲が険悪になる原因になってしまいます。

上手くマイルールをすり合わせる

例えば洗濯の例を挙げると、夫は妻の洗濯が雑だと思えてさせたくない、妻の私は夫がシワシワの洗濯ものを仕上げてくるのでアイロンがけが面倒、ということで、私は「あなたが洗濯をすると必ずシャツがしわしわになるので、私に洗濯をさせないなら、あなたがアイロンがけをしてくれる?」と交渉しました。

どちらも少しだけ我慢し、どちらも少しだけ満足できる妥協点を探したのです。すると、夫には、「妻が気に入る洗濯を妻にさせる」という選択肢と、「自分がやりたいように洗濯するために、アイロンがけを引き受ける」という選択肢が与えられました。

夫は、自分がアイロンがけをするという選択肢を選びました。夫は、何事も自分の思い通りにならないと気が済まないタイプです。以前は料理以外の家事も私がやっていましたが、私について回り意地の悪い姑のようにダメ出しを連発するので、私がキレて「人にやってもらって、文句をいうなら自分でやって!」と言ったことから、料理以外の家事は夫がやるようになりした。夫は自分の納得のいく家事ができて満足しています。

もちろん夫は、「家事はエンドレスだ。」「家事には終わりがない。」と愚痴っていますが、「妻のいたらない家事を受け入れる」ことと、「夫自身が納得のいく家事を自分でする」ことの選択肢から、夫は「自分がやりたいようにやる」という選択肢を主体的に選んでいるので、不平不満を言える立場ではありません。

私は私で、夫の家事に納得のいっていない部分もありますが、「(家族であれ)人様にやってもらっている以上は文句は言わない。」というのが我が家のルールなので、それを守っています。

意見や立場のすり合わせの連続

私達夫婦は、こういった意見や立場、作業分担のすり合わせを10年に渡って繰り返し、今や仲良し夫婦となっています。仲良し夫婦に見える夫婦でも、片方は「結婚して幸せだ~。」とノロけていても、もう片方は「結婚はもう二度としたくない。」と言っていたりする場合もあります。この場合は、一方的に我慢する側と一方的に我慢させられる側に分れてしまっているので、20~40年の結婚生活の後、離婚してしまうことも多いですね。

喧嘩ではなく、冷静な意見のすり合わせ。それですらも、しばらくの冷戦の原因になったりもしますが、それを乗り越えた数が絆の深さになっていくのかもしれません。

我慢ではなく「調整」をする

夫婦関係でよく言われる「我慢が大事」という言葉がありますが、実際には我慢は長続きしません。人は自分の価値観ややり方を完全に変えることは難しいからです。
我慢は一時的にはうまくいっているように見えても、必ずどこかで不満として蓄積し、ある日突然爆発します。

一方で、私たちがやってきたのは「我慢」ではなく「調整」です。

  • 自分が何を不快に感じているのかを言語化する
  • 相手が何を大事にしているのかを理解する
  • お互いが許容できる落としどころを探す

この繰り返しです。

例えばプレゼントの件も同じで、「喜んでくれない」という事実だけを見ると不満になりますが、

  • 夫は嘘をつくのが苦手
  • でも受け取ること自体はしてくれている
  • 本当に嫌なら飲まないはず

と考えると、「価値観の違い」であって「愛情がない」わけではないと理解できます。

期待値を下げると関係は安定する

夫婦関係が悪化しやすい原因の一つに「期待の高さ」があります。

  • 察してほしい
  • 言わなくても分かってほしい
  • 自分と同じ感覚で反応してほしい

これは自然な感情ですが、現実的には不可能です。なぜなら、夫婦は他人だからです。

むしろ、この人は自分とは違う生き物」と理解した方が関係は安定します。期待値を下げるというとネガティブに聞こえますが、実際には逆で、相手が少しでも配慮してくれた時に「ありがたい」と感じやすくなります。

ADHD気質の私にとっての夫婦関係

私は細かいことを気にしない性格で、良くも悪くも「まあいいか」で済ませられるタイプです。これは夫婦関係においては大きな利点でした。

一方で、夫はこだわりが強く、思い通りにしたいタイプです。一般的には衝突しやすい組み合わせですが、

  • 私は細かいことを気にしない
  • 夫は細かいことを自分でやる

という役割分担が自然にできました。

相性というのは「似ているかどうか」ではなく、衝突した時に調整できるかどうかで決まるのだと思います。

仲良し夫婦の本当の特徴

長く続いている夫婦には共通点があります。それは、問題が起きない夫婦ではなく、問題を処理できる夫婦ということです。むしろ問題は必ず起きます。

  • 家事のやり方
  • お金の使い方
  • 子育て方針
  • 健康管理
  • 親との関係
  • 老後の価値観

人生が長くなればなるほど、調整ポイントは増えていきます。そのたびに、「どちらが正しいか」ではなく、「どうすれば二人とも少し楽になるか」を考えられるかどうかが、夫婦円満の分岐点になります。

夫婦円満の秘訣はシンプル

15年以上一緒に暮らして感じる結論はとても単純です。

  • 相手を変えようとしない
  • でも自分も我慢しすぎない
  • 不満は溜めずに交渉する
  • 落としどころを一緒に探す

つまり、小さな交渉を続けること、これが夫婦円満の一番の秘訣なのだと思います。恋愛感情やときめきは時間とともに変化しますが、「一緒に生活を作っていくチーム感」は年々強くなっていきます。それはとても安心感のある関係です。

もしかすると夫婦とは、好きだから続くのではなく、調整できるから続く関係なのかもしれません。

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