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ヴァージル・アブロー 『”複雑なタイトルをここに”』

ヴァージル・アブローがなんの人なのか、ぜんぜんわかっていないのだが(その仕事ぶりをただのひとつも確認していない)、ファースト・ネームが紀元前ローマの黄金時代に活躍した詩人、っていうのが引っかかって読んでみた。ストリートからでてきて、ラグジュアリー・ブランドのディレクターへと成り上がり、若くして亡くなった。ラグジュアリーストリートの先駆者、ということらしいのだが(ラグジュアリーストリート、という言葉もいま「そういう言葉ってあるんだろうか」とググッて知った言葉だ。その代表的なブランドの名前を見ても「全然知らねえ」ってなっている。こんなに知らないことがあるか、ってぐらい知らない一方で、そういう知らなさを楽しめる年齢であるな、と思う。39歳、もうすぐ40歳って)、本書を読むと「ラグジュアリーストリートって結局「異化」ってことだよね?(そういうのってホントにクリエイション、って言えるのかな?)」と思う。いや……違うな、クリエイションと呼ぶハードルの著しい低まり、を感じる。

「”複雑なタイトルをここに”」。本書は著者の講演で使用したスライドを左に配置し、言葉を右に配置するレイアウトになっている。タイトルは、タイトル・スライドのテンプレートにある「ここにタイトルをいれるんですよ」という指示を、そのまま残してネタにしているものだ。引用符。括弧にいれること。レディ・メイド。狙いはあまりにもわかりやすく、こんなにわかりやすくて良いんだろうか、って思う。逆にそれが「今」ってことなのかもしれない。ズラシや異化効果になんら権威への挑戦だとか反骨がなく、資本主義のお戯れでいいじゃん、という態度。それが露悪的にならないこと、が絶妙なバランスだったんだろうか。なにもわからない。




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