以下の内容はhttps://seiyasi.blog.jp/tag/SharpCapより取得しました。


SharpCap

2024年06月22日 05:00

 久々に「SharpCap」を使用してみる 
6月19日、6月20日の両日、月夜ですが田沢湖高原に出掛けました。20日は、薄雲が懸かる予報にも拘わらず、車を走らせました。
遠征の強行は、この満月期のうちに、SharpCapでのライブスタックと、それに伴うUSBケーブル等の接続方法を試しておきたかったためです。
私は、これまで、約1年間、ASIAIRでライブスタックを行ってきましたが、SharpCapのバージョンが4.1になり、機能が充実し、ライブスタック画像も綺麗になってきていそうなので、SharpCapへの回帰も視野に入れてのトライです。
受光域の狭いフィルターでの短秒露光もSharpCapの方が得意と思われます。


しかし、結果から言うと、どうもSharpCapには、戻れそうにない、となりました。
Windows(ASCOM)ベースのシステムが、あまりにも不安定なためです。
たぶん、SynScan Pro(バージョン2.3.8)かSynScanのASCOMドライバ(バージョン1.4.0)が悪さをしているのでしょう。(私のシステム構成に起因した不具合かもしれませんので、悪しからず。)

まず、SharpCapがマウントを認識してくれません。何度かSharpCapを起動し直しして、認識できても、今度は、プレートソルブが出来たり、出来なかったり・・・
PHD2も、マウントに繋がったり、繋がらなかったり・・・
こうした引っ掛かり・操作に時間を大幅に取られ、ライブスタックを楽しむどころではありませんでした。
以前、SharpCapでライブスタックをしていた頃、同様のつまずきで、しょっちゅう四苦八苦したのを思い出します。

そんな中、手動導入で、オートガイドを何とか噛ませ、薄明開始の直前にようやくライブスタック出来たのが次です。


 06/19-20のライブスタック 
秋田県田沢湖高原、標高700m地点。幾分靄がかった空。弱風。
望遠鏡「Askar FRA400」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「SharpCap」でのライブスタックです。
月夜でも星雲が、そこそこ撮れるだろうということで、デュアルナローバンドフィルター「NBZ-Ⅱ」を使用


                                                                           
〔NGC6960(網状星雲(西)〕
はくちょう座
距離:1,470光年

ライブスタック画像  20秒×66
(スクショを撮るのを忘れていましたが、スタック画像を保存したら、DisplayStretchというPNGファイルが自動的に保存されていました。こうした点、SharpCapは、至れり尽くせりですね。)
Stack_66frames_1320s_WithDisplayStretch-99

画像処理後「画像」
20240620 01NGC6960(網状星雲西)
【NGC6960(網状星雲(西)
2024.06.20  01:46-02:23(SharpCapライブスタックDark,Flat補正)
秋田県仙北市 田沢湖高原
Askar FRA400
FRA400用 F3.9レデューサー
 +IDAS NBZ-Ⅱ(48mm)  +ZWO ASI585MC(Gain252 輝度60)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
SharpCapライブスタック(20秒×66=22分00秒PixInsight(WBPP=Dark,Flat,Bias補正,BXT),FlatAide ProRawTherapee(黒レベル,彩度他)DeNoise AIPhotoshopCC(彩度,カラーバランス)
========================================

お馴染みの超新星残骸「網状星雲」は、はくちょう座の「白鳥の右翼」、こぎつね座際に位置しています。
今回は、光の透過域が狭い「NBZ-Ⅱフィルター」使用なので、1フレームの露光時間を、いつもの10秒から、20秒としました。
それにしても、NBZ-Ⅱは、凄いですね。赤・青の星雲を軽々と浮き上がらせてくれます
あと、ASI585MCの感度の良さが際立っています


 破れかぶれのASIAIRライブスタック 
2日目の20日夜も、Windows(ASCOM)ベースのシステムを、あれこれいじって、何とか使えないか長時間試したのですが、前日よりも調子が悪く、結局、諦めてしまいました。
そして、夜半前には予報どおり、筋状の雲が空を覆ってしまいました。最悪。
もう疲れてはいましたが、その後、ASIAIRをセットアップして、NBZ-Ⅱフィルターを使ったライブスタックのテストを行いました。
以前に、25cm鏡で1フレーム10秒露光としてトライしましたが、スタック処理が全く為されず、撃沈しています。
じゃ、20秒露光では、どうだ! 焦点距離280mmなので星数も多いぞ!
すんなり、あっさり成功。
ということで、次が、雲を通しての、網状星雲(東)のライブスタック(スクショ)画像です。

20秒×106
スクリーンショット 2024-06-21 020908
ASIAIRの動作は、凄く安定していますね。
さらに、ライブスタック画像も、画像処理した画像にかなり近いです。(雲を通しても、これだけ写ったのには驚きました。)
この画像を見てしまうと、SharpCapに行く必然性が薄れてしまいます。
受光域がごく狭いフィルターも露光時間を延ばせばライブスタックで使えると分かったことだし、色気を出さずに、やっぱり、暫くの間、ASIAIRでいくか!







2023年12月05日 05:00

 余裕をもってSharpCapのライセンス更新手続をしたつもりだったが 
SharpCapProは、今年の夏頃まで、ライブスタックに使っていて、今でも「ツールー極軸合わせ」で極軸合わせの追い込みを行っていることから、無くてはならないアプリケーションの一つとなっています。
そのSharpCapProですが、12月下旬で1年間の有効期限が切れるので、余裕をもって11月下旬に更新手続きを行うことにしました。

電視観望専用のノートPCのSharpCapProを立ち上げたところ、期限まで1カ月を切っていたので、有効期限が迫っていることを知らせるバナーが画面上部に表示されました。
ノートPCを自宅のWi-Fiに繋げ、早速、バナー経由で「Astrosharp Limited」のサイトに飛び、ほとんどのアプリで登録メールアドレスとしているデスクトップPCのEmailアドレスを打ち込み、クレジットカードでの支払いまで済ませました。
すぐさま、デスクトップPCのEmailアドレス宛に、ライセンスキーが記載されたメールが送られてきました。
「ん?有効期限が来年の11月下旬となっているぞ。・・・やばい、更新ではなく、新規のライセンス購入扱いになってしまった。」
「現在のライセンスは2023年12月下旬までとなっていたから、1カ月損したことになる。さらには、更新だと+2カ月のおまけが有るのに、それも無しになってしまった。ガァァー!」

※「Emailアドレス」=ここがとても重要なポイントです。SharpCapのユーザーは、Emailアドレスで管理・識別されています。
登録したEmailアドレスは、SharpCap画面の「Help-SharpCapProのライセンス」を選択するとライセンス内容が表示され、その中に記載されています。(後で気が付きました。)
私の場合、登録Emailアドレスは、ノートPCで使っているアドレスだったのですが、確認もせずにデスクトップPCのEmailアドレスを入力してしまったため、新規購入扱いになってしまったのです。
バナーから飛べば、
Emailアドレスは、何であろうと問題ないだろうと思い込んでのことでした。
 

 リカバリーできるかトライする 
もしかして、ノートPCのアドレス宛に、「Astrosharp Limited」から「更新を促すメール」が来ているかもしれないと思い、ノートPCのメールアプリを開いてみると、・・・やはり、来ていました。
次が、メールを翻訳したものです。
スクリーンショット 2023-12-03 172954
※SharpCapProの更新手続きは、このメールの中段のリンクから行うべきだったようです。
リンク先では、改めてEmailアドレスの入力をお求められますが、メールが届いたアドレスのメールアプリから飛んでいくので、誤りは少なくなると思います。
(私は、各アプリのID等を一つのTXTファイル内に纏めて保存しているのですが、それを見ることもせず、刹那的に更新処理をしてしまいました。全くもってオッチョコチョイです。)


最後の一文に、「別のメールアドレスを使用して更新する必要がある場合は、まずお知らせください。このメールに新しいアドレスの詳細を記載して返信し、更新する前に詳細が更新されたことを確認するまでお待ちください。」とあります。
自分の不注意によるものだから気が引けるし、無理筋なお願いになるが、ダメもとで、メールを送ってみるか・・・
でも、英語使えないしなぁ・・・ 翻訳で文章作ってみるか!

で、メチャクチャな英文を書き連ねて送った引用付き返信が次です。
スクリーンショット 2023-12-03 163852


 リカバリー出来ちゃった 
まあ無理だろうと思いながら、次の日、メールアプリを開いてみると・・・
スクリーンショット 2023-12-03 165827
な、なんと! 「Astrosharp Limited」は、リカバリーしてくれました。
そして、このメールとは別便で、新たなライセンスキーが記載されたメールも届いていました。
有効期限は、2025年2月下旬となっており、更新のボーナスも付いています。
スクリーンショット 2023-12-03 170728-2
「Astrosharp Limited」はイギリスの会社のようですが、とても良心的であることに驚きました。
さらには、引用付き返信を送ってから、2時間後にはリカバリーした旨のメールが送信されおり、相手の顔が見えないながらも、とても恐縮してしまいました。
メチャクチャな英文は恥ずかしかったのですが・・・

といことで、教訓=「ライセンスの更新は、事前に以前の登録内容を確認・目視した上で行うべし」でした。
でも、再来年の2月には、忘れてしまっていて、また同じことをしそうで怖いです。





2023年08月01日 04:30

ASIAIRを有線LAN化したことにより、オートガイドやライブスタックが或る程度安定してきたので、ここら辺で、「ASIAIR」と「SharpCap」のライブスタック画像を比較してみたいと思います。


【1 比較~その1】

機材条件:Askar FRA400、FRA400用 F3.9レデューサー、サイトロン QBPⅢ(48mm) 、ZWO ASI294MCPro、SkyWatcher EQ6R,ガイド鏡SkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
※ASI294MCProのGain=「ASIAIRが120」、「SharpCapが300」
※総露光時間や1フレームの露光時間が若干相違していますが、ほぼ同等と言える範囲内です

〔M16(わし星雲)〕

ASIAIR画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-07-21 232705

SharpCap画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-07-23 003456


②〔NGC6992(網状星雲(東)),NGC6960(網状星雲(西),NGC6979〕

ASIAIR画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-07-22 024425

SharpCap画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-07-23 014139



【2 比較~その2】
機材条件:笠井トレーディングGINJI-200FN、SkyWatcherコマコレクター(F4)、ZWO ASI585MC、SkyWatcher EQ6R
※ASI585MCのGain=「ASIAIRが252」、「SharpCapが350」
ASIAIR:サイトロン CBPフィルター(48mm) 、ガイド鏡SkyWatcher EVOGUIDE 50EDII++ZWO ASI120MM-MINI
SharpCap:ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) 、ガイド鏡SkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM


〔M20(三裂星雲)〕

ASIAIR画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-07-24 230500


SharpCap画面のスクリーンショット
スクリーンショット 2023-05-26 023055


【3 比較結果(結論)】
まず目を引くのが、ASIAIRのカラーバランスの良さです。遮光率の高いフィルターを装着してもいい塩梅に発色してくれます。
ASIAIRのライブスタックは、カラーバランスの調整機能が無いにもかかわらず、端的に言って、「写真に仕上げる二歩手前あたりまで迫ってくれる」という感じです。
ASIAIRは、ZWOの自社CMOSカメラに特化した機器なので、当然といえば当然なのでしょうが。

一方のSharpCapは、QBPⅢフィルターといった遮光率の高いフィルターを使ってライブスタックすると、背景を含めて大きくカラーバランスが崩れてしまいます
M20のように対象天体が明るく、その明るさが一定程度面積があるとSharpCapも善戦するのですが、対象が暗いとカラーバランスを調整するのに四苦八苦します。(雷マークを押してもイマイチということが多いです。)

一度、ASIAIRのライブスタック画像を見てしまうと、SharpCapには戻れないというのが、率直な私の感想です。
全フレーム保存やダークフレーム等の適用といった、フルオプションでのライブスタックでは、1フレームの10秒以下の短時間露光ができないなどの支障があるのですが、画像の美しさという点は、その難点を凌駕しています。
ということで、私は今後、ライブスタックにはASIAIRを使っていこうと思っています。
PC画面の前で、ずっと対象天体を眺め続けるライブスタックでは、カラーバランスの良い美しい画像を見られる方が、精神衛生上も良いのではないかと思います。



(ハイクオリティなライブスタックを楽しむことのできる、安定した「ASIAIRシステム及び運用方法」の確立までには、まだ、道半ばです。今後も、テストが続くと思います。)










以上の内容はhttps://seiyasi.blog.jp/tag/SharpCapより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14