当初は、宮城県・神割崎へ遠征する予定でしたが、まさかの秋田県内全域・朝まで晴れ予報tということで、田沢湖高原に行くことにしました。
例年であれば毎日雪か雨となる12月に秋田県内で天体観望できるのは、この趣味を始めて4年になりますが、初めてです。
温暖化の影響で気候に変化が生じているのかもしれません。
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秋田県田沢湖高原、標高720m地点。透明度が頗る悪く、ぼんやりとした空。星の光が弱い。
風は常時弱風。時折2m~3m。結構、悪条件。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
風は常時弱風。時折2m~3m。結構、悪条件。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
〔M74(Phantom Galaxy)〕
うお座
距離:3,000万光年
距離:3,000万光年
※黄色の枠内が観望領域です
ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット) 15秒×210
画像処理後
ガイド鏡からオフアキに変えれば、追尾精度が上がり、精細なライブスタック画像が得られ、加えて、画像処理に回せるフレームの歩留まりが向上するだろうという期待からの導入です。
と言うことで、この日は、まだオフアキの評価段階なので、暗く小さな銀河ではなく、まずは、大きくて明るい銀河に望遠鏡を向けました。
因みに、この日は、ガイドカメラのピントが合っていないままガイドをしていたようです。
星の形が縦長でいびつななのは、イメージサークルの周辺像だからだろうと思っていました。
しかし、この後の遠征で、改めてピント出しをしたら、なんと!星が丸くなったではありませんか。
いやはや、とんだミステイク。
さて、オフアキにした効果は得られたか?
この日は風が強く、空も薄雲様で、条件が悪過ぎました。
加えて、前述のピンボケもあり、画像処理段階で除外したフレームは、約1/4と、ガイド鏡使用時と変わらない結果となりました。
ライブスタック画像の星像も、以前とさして変わり映えがしませんでした。
こんなはずじゃないので、キャリブレーションのパラメータ等を含めて、今後、調整していかなければなりませんね。
((おまけ)) 10日ほど前に、自宅庭でオフアキのテストしたのですが、この時は、ピントが出ませんでした。
CMOSカメラの直前にオフアキを付けたのが失敗でした。
たぶん、カメラ前にはフィルターホイールがくるという想定で設計されているらしく、CMOSカメラ付属のM42筒先からオフアキの間に20mm程度の延長筒を付ける必要がありました。
なお、星の焦点外像は見えていたので、筒の外周ギリギリに調整したプリズムの位置は、悪くはないようです。
ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット) 15秒×210
M74は、うお座の東部に位置する、代表的な秋銀河の一つです。
見かけが10.5分の渦巻銀河で、フェースオンであることに加え、渦状腕も整っていて、「美しい」銀河です。
赤ポチがたくさん見えていて、暗黒帯のサシも程よく入り、活動的で若々しい銀河ですね。
見かけが10.5分の渦巻銀河で、フェースオンであることに加え、渦状腕も整っていて、「美しい」銀河です。
赤ポチがたくさん見えていて、暗黒帯のサシも程よく入り、活動的で若々しい銀河ですね。
画像処理後
【M74(Phantom Galaxy)】 2025.12.19 20:02-21:02 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正)
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4) +IDAS HEUIB-Ⅱ(48mm) +ZWO ASI585MCPro(Gain280 輝度? -10℃)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドZWO Off-Axis Guider+ZWO ASI220MM-Mini
画像処理:15秒×153=38分15秒,PixInsight(WBPP,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,Affinity(ハイパス,カラーバランス,彩度,明度他)
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オフアキの導入
いつもマイナーな銀河を追いかけている私が、メジャー銀河を選択したのは、この日、初めて「Off-Axis Guider」を実戦に投入したからです。ガイド鏡からオフアキに変えれば、追尾精度が上がり、精細なライブスタック画像が得られ、加えて、画像処理に回せるフレームの歩留まりが向上するだろうという期待からの導入です。
と言うことで、この日は、まだオフアキの評価段階なので、暗く小さな銀河ではなく、まずは、大きくて明るい銀河に望遠鏡を向けました。
因みに、この日は、ガイドカメラのピントが合っていないままガイドをしていたようです。
星の形が縦長でいびつななのは、イメージサークルの周辺像だからだろうと思っていました。
しかし、この後の遠征で、改めてピント出しをしたら、なんと!星が丸くなったではありませんか。
いやはや、とんだミステイク。
さて、オフアキにした効果は得られたか?
この日は風が強く、空も薄雲様で、条件が悪過ぎました。
加えて、前述のピンボケもあり、画像処理段階で除外したフレームは、約1/4と、ガイド鏡使用時と変わらない結果となりました。
ライブスタック画像の星像も、以前とさして変わり映えがしませんでした。
こんなはずじゃないので、キャリブレーションのパラメータ等を含めて、今後、調整していかなければなりませんね。
((おまけ)) 10日ほど前に、自宅庭でオフアキのテストしたのですが、この時は、ピントが出ませんでした。
CMOSカメラの直前にオフアキを付けたのが失敗でした。
たぶん、カメラ前にはフィルターホイールがくるという想定で設計されているらしく、CMOSカメラ付属のM42筒先からオフアキの間に20mm程度の延長筒を付ける必要がありました。
なお、星の焦点外像は見えていたので、筒の外周ギリギリに調整したプリズムの位置は、悪くはないようです。
Affinityでの最終仕上げ
これまで、画像処理の最終仕上げは、少し前にサブスク料の値上げ告知があったPhotoshopを使ってきました。
が、つい最近、この道の先達から、Affinityという無料の写真編集ソフトがあると教えてもらい、早速、PCにインストールして使ってみました。
今回の処理画像は、Affinityで仕上げています。
メニューや使い勝手が、ほぼPhotoshopと同じで、違和感なく操作することができる優れものです。
パラメータ数値を変えた時の変化量が、大きかったり小さかったりと、若干戸惑う場面もありますが、十分使用に耐えます。
この使えるソフトが無料? 後出しジャンケンで有料化なんていう騙し討ちないよな?
もろ高くなったPhotoshopのサブスク解約しようかな。
が、つい最近、この道の先達から、Affinityという無料の写真編集ソフトがあると教えてもらい、早速、PCにインストールして使ってみました。
今回の処理画像は、Affinityで仕上げています。
メニューや使い勝手が、ほぼPhotoshopと同じで、違和感なく操作することができる優れものです。
パラメータ数値を変えた時の変化量が、大きかったり小さかったりと、若干戸惑う場面もありますが、十分使用に耐えます。
この使えるソフトが無料? 後出しジャンケンで有料化なんていう騙し討ちないよな?
もろ高くなったPhotoshopのサブスク解約しようかな。



