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2025年10月03日 05:00

★09/23-24 30cm鏡LiveStack ①~ チョット綺麗な銀河 NGC6632 + バチピン位置ロック方法考

9月23日、帰省した息子と、田沢湖高原に出掛けました。
カメラ趣味の息子は、天の川のタイムラプスの撮影です。

ただ、この日は、薄雲様で、月が無いにもかかわらず、地面や車がよく見えていて、暗夜には程遠い空でした。加えて、やる気が失せるほどの風がありました。
ということで、息子が飽きて、寒さに音を上げたのを潮時に、午前2時過ぎに高原を後にしました。

(おまけ) 帰り道、標高がかなり低い所で、体長1m超の熊が右方から道路に飛び出してきて、危うく衝突し、自動車を破損するところでした。
急ブレーキで、望遠鏡が後部座席で前方にズレて、落下防止も兼ねている折り畳み机に当たったため、鏡筒が歪んでないか心配しましたが、無事でした。
最近の熊は、食べ物がより豊富な標高の低い所に多い気がします。
因みに、いつもの観望場所は、標高700m超でして、熊の気配を感じたことは一度もありません。

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秋田県田沢湖高原、標高720m地点。薄雲様でカブリが生じそうな空。常時風速2m程で、頻繁に強くなる。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                          
NGC6632〕
ヘルクレス座
距離:2億2,210万光年

ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット)  20秒×154
スクリーンショット 2025-09-23 210815
NGC6632は、ヘルクレス座の東部、こと座のベガの南南西約11.5°に位置する渦巻銀河です。
見かけの大きさは3.0分で、最外周の腕が、相互作用により乱れています。
相互作用の相手は、右下(南西)に見えている小さく淡い銀河が最も疑わしいです。
小さめながら、チョットきれいな銀河ですね。

この銀河については、ネットを検索しても、海外のブログ等しか出てきません。非常に情報量の少ない銀河です。
それらの記事では、相互作用している銀河の割には色味が赤っぽく(老星が多く)、奇妙だというものが幾つかありました。掻き乱されると星の生成が活発になり若い星が多くなって然るべきなのに、なぜ?ということのようです。
私の撮像では、中心部は、赤みを帯びていますが、腕には青い領域も見えているので、そんなに奇妙でもないと思うんですがね。

さて、こうした、あまり望遠鏡を向けられることのない銀河まで見ていくのが私のスタイルです。
そして、銀河との出会いは、ほぼ一期一会だと思っています。(カッチョイイー!)
なので、後述する機材の調整・セッティングミスは自分で自分を許せません。(爆笑)

画像処理後
20250923 01NGC6632
NGC6632  2025.09.23  20:05-21:06 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正)  
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4)   +IDAS HEUIB-Ⅱ(48mm)  +ZWO ASI585MCPro(Gain280 輝度? -10℃)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:20秒×67=22分20秒,PixInsight(WBPP,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度,明度他)
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 時間経過とともに甘々になったピント 
私は、SkyWatcher Quattro300PにEAFを付けており、取付金具と干渉するため、接眼部下部にある「ドローチューブ固定ネジ」は取り外しています。
幸いなことに、Quattro300Pには接眼部上部に「テンション調整ネジ」があり、ドローチューブに圧をかけることができます。

これまでは、バーティノフマスクでのピント合わせ後に、「テンション調整ネジ」を、やや強めに締めて、ドローチューブが動かないようにしてきました。
しかし、ピント合わせ後に、「テンション調整ネジ」を締めると、バーティノフマスクの中心線が動いてしまうんですよね。どこが、バチピンか分からなくなる。

これを嫌って、この日、試しに「テンション調整ネジ」を、殆ど締めずにライブスタックを行ってみました。
結果は、惨憺たるものでした。
ライブスタック中は、星の玉が大きめなのは、風のせいと思っていたのですが、画像処理のフレーム選別時に愕然としました。
後半になるに従い、ピントが甘々になり、星がデカくなっていたのです。
中盤以降のフレームは、全て「捨て」とせざるを得ず、使用できたフレームの歩留まりは40%ちょっとで、目も当てられない状況でした。

要は、EAFの回転軸はロックされていても、クレイフォード式のドローチューブは、摩擦(圧)が小さいと、追尾の振動等で重力方向に動いてしまうんですね。
このことから、EAFを装着している場合、たぶん、クレイフォード式に限らず、ドローチューブを固定する算段が必須ではないかと、私は考えます。
取付金具の肉抜きを工夫して、「ドローチューブ固定ネジ」を取り付けられるようにしてもらえれば、一番いいのですが、ここはメーカーさんに考えてもらいたいところです。

なお、今後、30㎝鏡については、「テンション調整ネジ」を、強めに締めることにします。またしても、教訓。
でも、EAFを付けている25cm鏡や15cm鏡は、どうしようかな?・・・








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