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2025年06月10日 05:00

★05/28-29 30cm鏡LiveStack ②~ 低空でも追いかけたNGC4567,NGC4568

の続きです。


秋田県鳥海高原、標高450m地点。風速1m程度。低空が靄がかっていて、あまり良くない空。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MCPro」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                          
〔NGC4564NGC4567NGC4568,IC3578
おとめ座
距離:(以下はStellariumの赤方偏移値から換算。)
NGC4564(上)=5,460万光年
NGC4567(中央上)=1億0,970万光年
NGC4568(中央下)=1億0,740万光年IC3578(下)=3,130万光年
各サイトでは、NGC4567とNGC4568までの距離を6,000~7,000万光年としているものが多い

ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット)  20秒×122
スクリーンショット 2025-05-29 002128
NGC4568他のこれらの銀河は、おとめ座と、かみのけ座の境界に跨るマルカリアン・チェーンの、南東約2.75°の所に位置しています。 

中央(少し下目)のNGC4567とNGC4568は、どちらも渦巻銀河であり、見かけは、上の
NGC4567が3.1分、下のNGC4568が4.6分となっています。
この両銀河は、衝突の初期段階にある銀河で、双方とも、まだディスクの形を保っています。
位置的には、下のNGC4568が手前にあり、上のNGC4567が奥となっていて、とてつもない力と、バリバリと音でも聞こえてくるような激しさを感じます。
今後、どのような動きをして、どのように融合していくのか興味が尽きません。見ることは、叶いませんが・・・

なお、画像上部の
NGC4564は、見かけが3.2分の楕円銀河で、中央の両銀河より、近い位置にあるようです。楕円銀河に分類されていますが、かなり細長いので、まだレンズ状銀河の要素が強いと思われます。

NGC4567とNGC4568は、是非見ておきたい銀河だったので、この夜、ライブスタックを強行しました。
しかし、無理がありました。観望開始時の高度が34°、終了時点が25°と、高度が低かったため、星が肥大し、ガイドは大荒れでした。望遠鏡の筒が横向きになり、「おいおい、大丈夫か」と声が出るほどです。
ブランクにより、適期を逃したため、今回は、精細さが得られないライブスタックとなりました。でも、色合いなどの「香り」だけは感じられました。
高度60°超まで昇ってくる対象なので。次回は、条件の良い時期に見たいと思います。

画像処理後
20250528 02NGC4568(シャム双生児銀河)-99
NGC4564,NGC4567NGC4568,IC3578  2025.05.28  23:27-24:19 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正) 
秋田県由利本荘市 南由利原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4)   +IDAS HEUIB-Ⅱ(48mm)  +ZWO ASI585MCPro(Gain280 輝度? -10℃)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:20秒×92=30分40秒,PixInsight(WBPP,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度,明度)
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ところで、中央の2銀河は、別名「シャム双生児銀河」と呼ばれています。
Wikipediaには、「NASAが2020年8月5日、「シャム双生児星雲」の名称を「エスキモー星雲」とともに使用しないと明らかにした。」とありました。
時代が変われば価値基準・判断基準も変わるので、差別的な名称を付けたことを批判はしません。が、そもそも、名前など無い銀河等に、何かの形に似ているからその名前を付けるというのが、私は、あまり好きではありません。イメージの固定化を招くからです。
憶え易いというのはあるでしょうが、識別番号で呼ぶのがクールかな。







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