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2024年10月03日 05:00

★09/30-10/01 30cm鏡LiveStack ①~雲にも負けず相互作用銀河を NGC7463他

 遠征空振り からの 振り逃げアウト 
遠征空振りが続き
 9/27=鳥海高原に向かったが、どうにも晴れそうになく、途中から引き返す
 9/29=鳥海高原到着後、前線上の雲が予想外に居座ったままなので、機材を降ろすことなく帰宅
 (※両日とも、午前1時過ぎには晴れたようでした・・・)
それにもメゲず、9月30日、鳥海高原に出掛けました。
この業界は、最近、彗星で超盛り上がりですが、不易?を重んじる私は、あくまでも銀河狙いです。
(あれだけデカい彗星だと、全体を収める短焦点望遠鏡・カメラが無く、お手上げなだけです。)

天気予報は一晩中晴れの予報であり、夕方には前線上の雲が東へ抜けたので、シメシメと思ったのですが、急に北陸沖に線状の雲が湧き北東に流れて来ています。
結局、その雲が除けたのが22時過ぎで、そこから1時間は晴れていたのですが、その後は薄明まで低層の雲が引っ切りなしに来襲し、落ち着いて観望できる天候ではありませんでした。晴れ待ち中に、立ったまま寝てしまったり。
正に、振り逃げで塁に出られると思ったら、一塁送球が思いのほか早く、アウトになった感じです。


 コマコレクター(F4)のバックフォーカス調整 
この日は、「SkyWatcher Quattro300P」と「コマコレ(F4)」の組み合わせでの、バックフォーカスを「57.6mm」にして、スタートしました。
セットアップ終盤に、ベガを導入し、カメラの画角合わせ行い、引き続き、Flatを撮るための、大ざっぱなピント合わせを行いました。ベガを強拡大し、スパイダー光条が収束する所を以て合焦とします。そこで、何か変だなと気付きました。
「ん?ほぼ合焦しているのに、スパイダー光条(南北線)が、細かいピッチの中で2本になっている。ドローチューブを前後させても1本に収束しない。」
「これって、バックフォーカスが合ってないって事じゃないの?」
取り敢えず、最適バックフォーカスは接眼側に来ると予想し、「M48マイクロアジャスター」のストッパーリングを光路が長くなる方に半回転ずつ動かして、光条の収束具合を確認してみました。

※57.625mm = ベガの光条が二本線になっている
58.375mm = ある程度収束
58.75  mm = さらに収束
59.125mm = さらに収束したように見える
59.5 mm  = × ストッパーリングがアジャスターのネジ端まで達してカメラ一式をねじ込めないのでテストできず

光条が最も収束した点と、星像が最もシャープになる点が、イコールなのかは不明ですが、多分そうだろうと考え、この日は「59.125mm」で、ライブスタックすることにしました。
ライブスタック中の星像は、前回の58mmより、良くなったように感じられました。(気のせい?)
((注)バックフォーカスのmm → ベースとしていた55mmは、定規で測ったものなので、多少誤差があると思います)


 09/30-10/01のライブスタック① 
秋田県鳥海高原、標高480m地点。微風。かなり靄った空。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                           
〔NGC7463,NGC7464,NGC7465〕
ペガスス座
距離:NGC7463(中央)=1億3,020万光年
NGC7464(中央下)=9,730万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC7465(中央左下)=8,870万光年

・ライブスタック画像は、雲懸かり画像だったためスクショしませんでした

画像処理後「画像」
20240930 02NGC7463NGC7465
NGC7463,NGC7464,NGC7465 2024.09.30  23:51-25:53 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正) ※雲で中断あり
秋田県由利本荘市 南由利原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4)   +IDAS NGS1(48mm)  +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:15秒×74=18分30秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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このNGC7463他は、ペガススの四辺形の南西側の星「マルカブ」のすぐ近く、北西側約1°の所に位置しています。
中央の
NGC7463は、2本の腕が遠くに放たれた、見かけが約2.5分の渦巻銀河です。
NGC7463の直ぐ南(下)に小さく見えるNGC7464は、楕円銀河です。
中央左下のNGC7465は、見かけが2.0分超の棒渦巻銀河です。私の撮像にも薄っすらと写っていますが、かなり離れた場所に淡い2本の腕が巻いています。
これら3銀河は、赤方偏移データでは、かなり離れていることになっていますが、その腕の乱れ具合からして、実際には近い位置関係にあり、相互作用をしていると思われます。
因みに、中央上に見えている不規則様銀河はUGC12313。中央左上の青いエッジオン銀河はUGC12321です。

この対象は、ライブスタック中に何度も雲が懸かり、中断ありの、雲画像もスタックされて像悪化ありで、現地において観望を諦めたものです。したがって、スタック画像のスクショを撮りませんでした。
が、ダメもとで、雲フレームを除外して
画像処理してみました。
NGC7465の外周にある淡い腕を、もっと明確に捉えたかったな~。心残りです。









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