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2024年09月18日 05:00

★09/08-09 30cm鏡LiveStack ①~コマコレ(F4)BFテスト+小ソンブレロ銀河

9月8日、「SkyWatcher Quattro300P」を車に積んで田沢湖高原に出掛けました。

 コマコレクター(F4)のバックフォーカス・テスト 
この日は、観望前に「SkyWatcher Quattro300P」と「コマコレ(F4)」の組み合わせでの、バックフォーカス・テストを行いました。
前の観望時、9月3日、4日の時点では、M48の5mmの延長筒しかなく、55mmと60mmしか試せなかったので、宮城のかずさんに教えてもらった「笠井トレーディング M48マイクロアジャスター」を、すかさず購入しました。
このアジャスターは、ストッパーリングを動かすことにより、無段階で調整を行うことができます。
因みに、ストッパーリング1回転で光路長が0.75mm前後します。

BKP250でバチピンだったバックフォーカス55㎜は、9月3日と4日に試しているので、55.00mmを起点として、バックフォーカスを0.75㎜ずつ長くなるように変えてテストしてみました。
BKP250より光路の長いQuattro300Pでは、当然、バックフォーカスが長くなるだろうと考えてのことです。
確認は、ASIAIRアプリのEAFで、オートフォーカスを実施し、その最小スターサイズを読み取ることで行いました。加えて、二重星をターゲットにして、星の分離・間隔の具合を目視で確認しました。

結果は、次のとおりでした。
ストッパーリング1回転 55.75mm  スターサイズ 5.79
ストッパーリング2回転 56.50mm  スターサイズ 5.34
ストッパーリング3回転 57.25mm  スターサイズ 5.2(途中4台出たが瞬間的で信憑性に乏しい)
ストッパーリング4回転 58.00mm  スターサイズ 4.87
ストッパーリング5回転 58.75mm  スターサイズ 4.8中盤
二重星の目視では、58.00mmか58.75mmが一番星像が小さいように感じられました。

ということで、この日の観望は、取り敢えず、ストッパーリング4回転 58.00mmで行うことにしました。今思えば、念のため、ストッパーリング6回転 59.50mmも試しておくべきでした。(反省)


※(後日譚1) この日は、3対象をライブスタックしたのですが、バックフォーカス58mmの撮像を画像処理して、3つの画像を並べて見比べました。
1対象目は、輝星の面積も小さく、微光星もポツポツと綺麗に出ています。
ところが、2対象目、3対象目と進むに従い、星が少しずつ肥大していました。
ピントは、各対象ごとに合わせていたので、そんなに外していないはずです。
考えられるのは、鏡・レンズといった光学系の温度変化による最適バックフォーカス位置の移動ですが、確証はありません。
まだまだ夏ということで、夕方と夜中の気温差が大きいことが影響しているのかも知れません。また、ASI585MCといったセンサーサイズの小さいカメラで、強拡大しているため、その変化に敏感なのかも知れません。
「ええ~、ピント位置だけでなく、バックフォーカス最適位置も動く~?」
といことで、結局、最適バックフォーカス位置(値)は、分からず仕舞いとなりました。
今後、58.00㎜前後をターゲットにして、何度も撮影してみて、平均的な最適値を掴むしかないようです。
585MCだと、ピントを少し外しただけでも星は肥大するし、薄雲や靄でも星は肥大します。何か長い迷路に入りそうな予感がします。


※(後日譚2) この日、帰宅してから、各焦点距離によるコマコレ(F4)のバックフォーカス値について情報がないか、念のためネットを検索してみました。
有りました!
Blog「頭上のお宝」さん、Blog「宇宙(そら)を見上げて」さんの記事の中に次のとおり書かれています。ネタ元は海外のBlogでしょうか?
なお、コマコレ(F4)は、BKP250(F4)をターゲットにして開発されたとも書かれていました。なるほど、それで25㎝鏡の像がシャープなのか。(納得)

The optimal back focus depends on the telescope’s focal length:
 F= 600mm, working distance = 51.66mm
 F= 800mm, working distance = 53.66mm
 F=1000mm, working distance = 55.0mm
 F=1200mm, working distance = 54.66mm
 F=1500mm, working distance = 54.60mm

なんと、F1200mmは54.66mm。
1000mmのBKP250より短い。マジすか?
ということで、早速、9月9日に、鳥海高原に出向き54.6mmで試写してみました。
結果は、「星が肥大し(許容できない程の面積を持っていて)、これは合ってないな」となりました。残念。

こうなると、実使用例のデータが欲しくなります。

ついては、「焦点距離1200mm」に「SkyWatcherコマコレクター(F4)」の組み合わせでの最適バックフォーカス値について、経験則や情報をお持ちの方がおられましたら、是非、お知らせください。よろしくお願いいたします。


 09/08-09のライブスタック① 
秋田県田沢湖高原、標高720m地点。微風後、弱風。透明度のあまり良くない空。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                           
〔NGC7814(小ソンブレロ銀河)〕
ペガスス座
距離:1億1,320万光年

ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット)  15秒×160
スクリーンショット 2024-09-09 020530
NGC7814は、「ペガススの四辺形内」の南東隅部分に位置しています。見かけの大きさが5.5分のエッジオン銀河で、エッジの細い暗黒帯が印象的です。
銀河の種類は、SA(S)abとなっていて、中間棒渦巻銀河ないしは渦巻銀河で、abと腕が密なので、フェースオンで見たとしても、レンズ状銀河に近く、あまり特徴がないのかも知れません。
この銀河について言えば、エッジオンでいてくれて正解という感じでしょうか。
因みに、南(下)側のエッジオン銀河は、IC5381(UGC7)です。それ以外にも、小さな銀河がたくさん見えています。

ところで、この撮像は、最も星が肥大したこの日の3対象目です。画像処理過程でBXTを使い、何とか見られる程度に抑えることができていますが、ライブスタック画像は、星がデカくて、ガックリしました。
30㎝鏡を使う多くの方は、APS-C以上のカメラを組み合わせているようであり、私のように1/1.2インチセンサーのカメラを組み合わせているのは、かなりレアです。(小さな対象をクローズアップしたいので如何ともし難い)
そもそもが、無理のある組み合わせかも知れませんが、30cm鏡には、もう少し口径に見合った性能を発揮してもらいたいなと、ちょっと悶々としています。

画像処理後「画像」
20240909 01NGC7814
NGC7814(小ソンブレロ銀河) 2024.09.09  01:07-02:03 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4)   +IDAS NGS1(48mm)  +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:15秒×106=26分30秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide ProRawTherapee(黒レベル,彩度他)DeNoise AIPhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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