以下の内容はhttps://seiyasi.blog.jp/archives/26724555.htmlより取得しました。


2024年09月12日 05:00

★09/03-04 30cm鏡LiveStack ①~HCG92=ステファンの五つ子

9月3日に鳥海高原に出向き、銀河の観望を行いました。
この日と、翌4日は、1年半前に宮城・神割崎でお会いして以降、懇意にさせてもらっている宮城県の「かずさん(Blog「かずの星の喫茶室」を書かれています)」が秋田まで遠征してこられ、ご一緒することができました。
久し振りにお会いでき、親交を深めるとともに、接眼部周りのパーツの件でアドバイスをしていただきました。秋田の暗い空の下で、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。


さて、この日、「SkyWatcher Quattro300P」を初投入しました。
重さ22㎏超の鏡筒を赤道儀に載せるのは何とか出来たのですが、バランス取りで鏡筒を前後に動かすのに四苦八苦しました。鏡筒を天の北極に向け、左手で3本のネジを上から順番に緩め、アリガタ・アリミゾ部分を左手で押えながら、右手と胸・腹で押したり引いたりするのですが、重力でズルズルと南方向にずり落ちてきてしまいます。何度かトライして、気合でようやく釣り合う点に固定することが出来ました。
また、ぶっつけ本番なので、鏡筒バンドの位置が不味かったり、急遽作ってきたフードが、きつくて鏡筒に装着するのに難儀したりと、トラブル満載でした。

さらに、
・「主鏡セル部の背面をまだ塞いでない」ために、画像の背景に赤っぽいもやもやしたノイズが現れてしまいました。塞ぐ、塞がないで、覿面に違います。
また、
・「LEDトレース板を使用したフラット板の減光板が光を透過し過ぎて明るい」ため、何かフラットが合っておらず、細い帯状のノイズが数本見られました。
自宅近くのホームセンターで、白いアクリル板や塩ビ板を探したのですが、適当な大きさ・厚さの物が見つからず、やむなく厚さ1㎜の低発泡の塩ビ板を買って付けたのですが、やはり明る過ぎてダメでした。1~2秒の露光時間となるような減光板でないとダメですね。要改善。
もう一つ、
・この日は「コマコレ(F4)」を使用したのですが、Quattro300P・焦点距離1200mmでは、いつものBKP250/F1000・焦点距離1000mmと、バックフォーカスが違ってくるはずです。この日は、取り敢えずいつもの通りのバックフォーカス55mmでやってみました。
しかし、輝星が肥大して、しっくりきません。焦点距離がいつもより長くなっているので、その性もありますが、主鏡が大きくなった分、星像が小さくなって然るべきです。
期待値が大き過ぎたこともありますが、思い描いた星像には程遠かったので、幾分ガッカリしました。
今後、バックフォーカスを変えて、最適値を探っていくしかないようです。


 09/03-04のライブスタック① 
秋田県鳥海高原、標高450m地点。無風後、微風。まあまあ透明度の高い空。
望遠鏡「SkyWatcher Quattro300P」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                           
〔ステファンの五つ子(NGC7317-20)(Arp319)(HCG92)〕
ペガスス座
距離:ステファンの五つ子(中央の銀河群・附番は右下から反時計回り)
NGC7317=3億5,230万光年
NGC7318B=3億2,230万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC7318A=2億8,070万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC7319=3億0,330万光年
NGC7320=2億3,380万光年

ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット)  15秒×147
スクリーンショット 2024-09-04 010236
「ステファンの五つ子」は、ペガスス座の北端辺に位置する相互作用銀河です。
左下のNGC7320は、近接し合っている他の四つの銀河より5,000万光年から9,000万光年ほど手前にあり、四兄弟(銀河)とは血?の繋がり(相互作用の関係性)が無いとのことです。
また、四つの銀河は、我々から遠ざかるスピードが速いために、光の波長が伸びて赤味を帯びています。一方、NGC7320は、手前にあって相対的にドップラー効果が弱いので、青味を帯びています。
なお、ステファンの五つ子は、特異銀河カタログのアープ・アトラスでは、「Arp319」、ヒクソン・コンパクト銀河群カタログでは、「HCG92」と附番されています。

画像処理後「画像」
20240904 01HGC92NGC7317-20
ステファンの五つ子(NGC7317-20)(Arp319)(HCG92) 2024.09.04  00:10-01:01 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正
秋田県由利本荘市 南由利原
SkyWatcher Quattro300P
SkyWatcherコマコレクター(F4)   +IDAS NGS1(48mm)  +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:15秒×124=31分00秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide ProRawTherapee(黒レベル,彩度他)DeNoise AIPhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
========================================

Quattro300Pは、「ASI585MC」といったセンサーサイズの小さなカメラを使った場合、星が肥大気味となり、シビアなピント合わせが必要となりますが、やはり光量は豊富です。銀河の淡い部分が、案外た易く出てきます。

ところで、30cm鏡を購入したのは、見かけが総じて小さい「HCG(ヒクソン・コンパクト・グループ)」を一つ一つ見ていきたいと思ったためです。
HCGは、確か100番まであるので、全制覇を目指して、観望に出掛けたら、「一日1HCG」という風に、時間をかけて見ていきたいと思っています。確認していませんが、まさか、南半球でしか見られないものが含まれていませんよね・・・
まずは、30㎝鏡の調整からですが。







以上の内容はhttps://seiyasi.blog.jp/archives/26724555.htmlより取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14