が、8月1日には明けてましたよ。確実に。 明らかに、性質の違う晴れでしたから。
ということで、早速、鳥海高原に出掛けました。
一晩中、晴れが保証されていると思い、何の懸念も抱いていなかった私。
ところが、19:00頃に、低層に雲が湧き、空を覆ってしまいました。地表近くに梅雨の湿気が残っていたので、それが低空で霧状になったのかも知れません。なんてこった。
晴れ待ちをすること2時間。
21:00になって、俄かに晴れ上がり、ようやく、極軸合わせを開始できました。
月出が翌1:45だったので、この日は、3対象の観望に留まりました。
主にマイナー銀河を狙ったのですが、メージャーも一つ入れたので、まずはメジャー銀河からアップします。
08/01-02のライブスタック①
秋田県鳥海高原、標高450m地点。微風。梅雨明け直後の、透明度の高い凄い空。望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
〔NGC7331(Deer Lick Group)〕
ペガスス座
距離:距離:5,320万光年
距離:距離:5,320万光年
ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット) 15秒×136
(NGC7331の紹介文~以前に観望しているため、その記事から転載)
NGC7331は、ペガススの四辺形の右上隅から8°程北西に位置しています。ステファンの五つ子と同一視野で撮られることの多い、大きさ10.5分の、あの大き目の渦巻銀河です。
CMOSカメラが1/1.2インチセンサーのASI585MCなので、単体でのクローズアップです。
ところで、この銀河は、絶妙な斜め角度で地球に向いており、その佇まいは、女性的で、とても美しいです。でも、暗黒帯が太くクッキリとしていて、荒々しさも感じられます。
大方の人は、メジャーな銀河というと、「M31,M33」あたりのことを言うと思うのですが、小さく暗い銀河を好んで視る私からすれば、これだけ大きく明るい銀河は、完全に「メジャー天体」です。
周囲に見かけの小さな銀河(NGC7325,NGC7335~7337等)が群れており、NGC7331を含めて「Deer Lick Group(群)」と呼称されています。しかし、赤方偏移から換算すると小さな銀河達は3億光年から4億光年先にあるので、5,300万光年離れた所にあるNGC7331と力学的な連関は無いようです。
また、Wikipediaを見たら、この銀河は、中心のバルジの回転方向が、腕の回転方向と逆だと書かれていました。(そんなこと、あるんでしょうか?不思議です。)
画像処理後「画像」
秋田県由利本荘市 南由利原
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(F4) +IDAS NGS1(48mm) +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:15秒×122=30分30秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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NGC7331は、見かけが大きく、腕がしっかりと巻き付いていて、ダストレーンもクッキリしているので、画像処理のし甲斐があります。
また、処理を進めていくにしたがい、どんどん綺麗になっていくので、惚れ惚れしてしまいます。
正に、化粧映え?のする銀河です。
この日は、見かけの小さな対象を視る予定だったので、コマコレは「SkyWatcherコマコレクター(F4)」を使いました。
また、赤道儀EQ8-Rの安定性、風への耐性が、なかなか良いように感じられるので、1フレームの露光時間を 15秒にしてみました。
最近、8秒、10秒、12秒、15秒と色々な露光時間を試しています。
「精細さが失われず、淡い部分が良く出ること」を満たしつつ、ディザリング時のタイムロスを、できるだけ少なくできる、最適な露光時間を追求しています。
あと、露光時間を長くすると、フレーム数が少なくなり、スタックによるノイズ低減効果が低下するので、そこら辺も勘案しなければなりませんね。


