の続きです。
観望地に到着
鳥海高原・矢島スキー場に、予定より、少し遅れて19:00過ぎに到着。途中のコンビニに寄り、夜おやつの「パン」、「チップスター」等を買い込んだので、そりゃ遅れます。
おやつは、いずれも油ぽくなくて、食べクズの出ない物。手がベトつくのは嫌だし、パンくずを落として行くのはマナー違反。だから、パイ生地のパンは禁物です(笑)。
赤道儀、望遠鏡のセッテング
到着後、すかさず準備開始!と行きたいところでしたが、雲が空全体に懸かっていて、機材を出すか、出すまいか、かなり迷いました。30分ほど状況を見た後で、意を決してダメもとでいいので準備をすることに。
ところで、不器用を自認している私の場合、赤道儀・望遠鏡のセッテングから、極軸合わせ、Dark等フレーム撮影、PHD2のキャリブレーションまで、だいたい2時間かかります。
簡便なはずのライブスタックで、セットアップに2時間は、「おかしいだろう」と言われても仕方ありませんが・・・
ライブスタックは、スタック画像に、Bias、Dark、Flatフレームを適用させようとすると、当然のことながら、スタック前に前記の各フレームを撮影しておくことが必要になります。
以前のDark等フレームを使い回すということも出来るでしょうが、私は、毎回、撮り直しています。
日々の温度がそもそも違っているし、Flatもその時々で状況が変わっていると思われるためです。
また、ライブスタック用のDark等フレーム撮影後に、画像処理用のDark等フレームも撮ってしまうので、時間が余計にかかります。
言い訳はこれくらいにして、まずは、赤道儀の設置。
三脚に赤道儀を載せ、ロックシャフトで連結固定し、「アクセサリートレイ(三脚の脚間にある、アイピース置き用の穴の開いた白い金属板)」を下からロックノブを回して固定します。
アクセサリートレイは、三脚を押し広げる役目をしており、三脚の脚を何度も浮かせて、きつく締め上げます。
ここを、どれだけ強く締められるかで、架台の安定度が決まるので、とても重要な作業です。
なお、三脚は、脚を伸ばすことができますが、徐々に縮まってくるという経験をしているので、水平が取れない場合を除き、伸ばすことはありません。
ところで、EQ6Rは、延長シャフトを継ぎ足して、シャフトを長くすることで、搭載重量を20kgまで可としています。
下の写真を見てもらえば、シャフトが異常に長いのがお分かりと思います。
大丈夫なのかと思ってしまいますが、重量18㎏程の25㎝反射望遠鏡一式を載せても、バランスさえ良く取っておけば、精度よく追尾してくれます。
EQ6Rは、重さに負けることが無いので、一言でいって、力の強い赤道儀です。
ポータブル電源は、PC用に1個、赤道儀・ASIAIR用に1個です。(どちらも568Wh・153600mAh)
PC用は、夜が長い時期には、残量が20%台まで落ち込みます。
一方の赤道儀・ASIAIR用は、最も電気を使った時でも残量が50%台までしか下がりません。
(機材を出したけど晴れませんなー。でも予報を信じて準備を進めます。)
(この日は、どうせ曇っているんだしと言うことで、記録用の写真・スクショを都度都度撮っていました
なので、セットアップ完了まで3時間程度かかりました)
次に、望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」を赤道儀に載せます。望遠鏡重量約15kg。ここが一番、パワーと神経を使います。
左手でアリガタ、右手で主鏡枠金具を持ち、赤道儀のアリミゾ部分まで持ち上げます。アリミゾに載ったら、主鏡枠部分を胸・腹で支えます。
簡便なはずのライブスタックで、セットアップに2時間は、「おかしいだろう」と言われても仕方ありませんが・・・
ライブスタックは、スタック画像に、Bias、Dark、Flatフレームを適用させようとすると、当然のことながら、スタック前に前記の各フレームを撮影しておくことが必要になります。
以前のDark等フレームを使い回すということも出来るでしょうが、私は、毎回、撮り直しています。
日々の温度がそもそも違っているし、Flatもその時々で状況が変わっていると思われるためです。
また、ライブスタック用のDark等フレーム撮影後に、画像処理用のDark等フレームも撮ってしまうので、時間が余計にかかります。
言い訳はこれくらいにして、まずは、赤道儀の設置。
三脚に赤道儀を載せ、ロックシャフトで連結固定し、「アクセサリートレイ(三脚の脚間にある、アイピース置き用の穴の開いた白い金属板)」を下からロックノブを回して固定します。
アクセサリートレイは、三脚を押し広げる役目をしており、三脚の脚を何度も浮かせて、きつく締め上げます。
ここを、どれだけ強く締められるかで、架台の安定度が決まるので、とても重要な作業です。
なお、三脚は、脚を伸ばすことができますが、徐々に縮まってくるという経験をしているので、水平が取れない場合を除き、伸ばすことはありません。
ところで、EQ6Rは、延長シャフトを継ぎ足して、シャフトを長くすることで、搭載重量を20kgまで可としています。
下の写真を見てもらえば、シャフトが異常に長いのがお分かりと思います。
大丈夫なのかと思ってしまいますが、重量18㎏程の25㎝反射望遠鏡一式を載せても、バランスさえ良く取っておけば、精度よく追尾してくれます。
EQ6Rは、重さに負けることが無いので、一言でいって、力の強い赤道儀です。
ポータブル電源は、PC用に1個、赤道儀・ASIAIR用に1個です。(どちらも568Wh・153600mAh)
PC用は、夜が長い時期には、残量が20%台まで落ち込みます。
一方の赤道儀・ASIAIR用は、最も電気を使った時でも残量が50%台までしか下がりません。
(機材を出したけど晴れませんなー。でも予報を信じて準備を進めます。)
(この日は、どうせ曇っているんだしと言うことで、記録用の写真・スクショを都度都度撮っていました
なので、セットアップ完了まで3時間程度かかりました)
左手でアリガタ、右手で主鏡枠金具を持ち、赤道儀のアリミゾ部分まで持ち上げます。アリミゾに載ったら、主鏡枠部分を胸・腹で支えます。
そして、左手指でアリミゾを探り、水平に押え付けながら、胸・腹で望遠鏡を受け止めつつ、右手でアリミゾの2本のネジを締めます。
今でこそ、慣れて、ポンと載せられるようになりましたが、初めの頃は、載せるのに四苦八苦しました。
私は、赤道儀を極軸方向に向けて載せていますが、西か東に向けてとか、台に望遠鏡を立ててとか、載せ方は色々あるようです。でも、恐くて他の方法は試していません。
次に、写真右。
ガイドカメラUSBケーブル以外の、ケーブル類を、全て結線します。
(※ガイドカメラ・ケーブルは、PCに直結し、SharpCapでの極軸合わせに使うので、この時点では繋ぎません)
今でこそ、慣れて、ポンと載せられるようになりましたが、初めの頃は、載せるのに四苦八苦しました。
私は、赤道儀を極軸方向に向けて載せていますが、西か東に向けてとか、台に望遠鏡を立ててとか、載せ方は色々あるようです。でも、恐くて他の方法は試していません。
次は、中央の写真。
ガイド鏡をファインダー・アリミゾに固定。
冬期間と湿度の高い日は、夜露防止のため、ガイド鏡の対物レンズ辺に「使い捨てカイロ(小)」を仕込み、布で巻きます。
もう一つ、親子亀のASIAIR+Wi-Fiルーターを鏡筒バンドの後上部に固定。
ガイド鏡をファインダー・アリミゾに固定。
冬期間と湿度の高い日は、夜露防止のため、ガイド鏡の対物レンズ辺に「使い捨てカイロ(小)」を仕込み、布で巻きます。
もう一つ、親子亀のASIAIR+Wi-Fiルーターを鏡筒バンドの後上部に固定。
次に、写真右。
ガイドカメラUSBケーブル以外の、ケーブル類を、全て結線します。
(※ガイドカメラ・ケーブルは、PCに直結し、SharpCapでの極軸合わせに使うので、この時点では繋ぎません)
赤道儀電源ケーブル、ASIAIR電源ケーブルを三脚下のポータブル電源に。
赤道儀Wi-Fiアダプターを赤道儀ハンドコントローラー・ポートへ。
赤道儀Wi-Fiアダプターを赤道儀ハンドコントローラー・ポートへ。
メインカメラUSBケーブル、EAF・USBケーブル、赤道儀USBケーブルは、ASIAIRに結線。
LANケーブルは、Wi-Fiルーターに。
メインカメラ、ガイドカメラ、EAFのUSBケーブルは、「鏡筒と鏡筒バンド締め付け金具」に巻き付けて、引っ掛かり事故を防止しています。この時、この後に行うバランス調整でアリガタが前後するので、各接続部分のケーブルに少しだけ遊びを持たせておくのがポイントです。
ここで、よくポカするのが、鏡筒キャップの外し忘れ、フードの付け忘れです。
観望時と同条件となるよう、25cm鏡とガイド鏡の鏡筒キャップを外し、フードを付けて行います。
ここが案外、肝となるタスクで、妥協せず、何度も鏡筒を動かして、最適解を探ります。
ここでの出来、不出来が、観望時のガイド精度に大きく影響します。
(鏡筒とウエイトのバランス取り)
こちらは、ウエイトを動かすだけなので楽
LANケーブルは、Wi-Fiルーターに。
メインカメラ、ガイドカメラ、EAFのUSBケーブルは、「鏡筒と鏡筒バンド締め付け金具」に巻き付けて、引っ掛かり事故を防止しています。この時、この後に行うバランス調整でアリガタが前後するので、各接続部分のケーブルに少しだけ遊びを持たせておくのがポイントです。
バランス取り
次なる儀式は、「鏡筒の前後」、「鏡筒とウエイト」のバランス取りです。ここで、よくポカするのが、鏡筒キャップの外し忘れ、フードの付け忘れです。
観望時と同条件となるよう、25cm鏡とガイド鏡の鏡筒キャップを外し、フードを付けて行います。
ここが案外、肝となるタスクで、妥協せず、何度も鏡筒を動かして、最適解を探ります。
ここでの出来、不出来が、観望時のガイド精度に大きく影響します。
(鏡筒前後のバランス取り)
アリガタを前後させる時は、極軸方向に向けて、アリミゾネジを緩め
得意の腹押し、腹引きで調整します
アリガタを前後させる時は、極軸方向に向けて、アリミゾネジを緩め
得意の腹押し、腹引きで調整します
(鏡筒とウエイトのバランス取り)
こちらは、ウエイトを動かすだけなので楽
赤道儀の極軸合わせ
次なる作業は、極軸合わせです。
初めに赤道儀EQ6Rの内蔵極軸望遠鏡で、ザックリ合わせます。
EQ6Rの電源をONにして、PCのWi-FiをSynScan Wi-Fiに繋ぎ、SynScanアプリを立ち上げ、観測地の経度・緯度を入力、追尾を恒星時にします。
そして、メニューの極軸望遠鏡・画面に表示された時分に北極星が来るように、赤道儀の方位調整ノブ・仰角調整ノブを動かして、合わせます。
その後、「極軸合わせの追い込み」をガイド鏡を使い、「SharpCap」のメニュー・「極軸合わせ」で行います。
ガイドカメラをPCにUSB接続して行います。
なお、「SharpCapでの極軸合わせ」は、メニューの「ツール-極軸合わせ」を選択して、Nextボタンを押してプレートソルブし、もう一回Nextボタンを押して、赤道儀の赤経軸を90°以上任意の方向に動かすという、簡単な操作で行うことが出来ます、
詳細については、その方法がYouTubeで多数公開されているので、そちらを参照してください。
初めに赤道儀EQ6Rの内蔵極軸望遠鏡で、ザックリ合わせます。
EQ6Rの電源をONにして、PCのWi-FiをSynScan Wi-Fiに繋ぎ、SynScanアプリを立ち上げ、観測地の経度・緯度を入力、追尾を恒星時にします。
そして、メニューの極軸望遠鏡・画面に表示された時分に北極星が来るように、赤道儀の方位調整ノブ・仰角調整ノブを動かして、合わせます。
その後、「極軸合わせの追い込み」をガイド鏡を使い、「SharpCap」のメニュー・「極軸合わせ」で行います。
ガイドカメラをPCにUSB接続して行います。
なお、「SharpCapでの極軸合わせ」は、メニューの「ツール-極軸合わせ」を選択して、Nextボタンを押してプレートソルブし、もう一回Nextボタンを押して、赤道儀の赤経軸を90°以上任意の方向に動かすという、簡単な操作で行うことが出来ます、
詳細については、その方法がYouTubeで多数公開されているので、そちらを参照してください。
内蔵極軸望遠鏡で合わせた極軸は、1分ちょっとズレていました
ここから追い込んでいきます
これで良し「Excellent」
これで良し「Excellent」
ASIAIRの立ち上げ・設定
極軸合わせが終わったら、赤道儀を手動でホームポジションに戻し、一旦、赤道儀の電源を切ります。
そして、赤道儀Wi-Fiアダプターを外し、ガイドカメラのUSBケーブルをASIAIRに繋ぎ替えます。(このことで、幾分バランスが崩れるかも知れませんが、そこには目を瞑っています)
ここで、ようやくASIAIRの電源をONにします。赤道儀の電源も同時にONにします。
その後、PCのWi-Fiを、Wi-Fiルーターに繋ぎ、ASIAIRアプリを立ち上げます。
立ち上がったら、アプリ内の設定を確認します。
メインカメラ(ASI585MC)のGainはmiddle(ユニティゲイン?)が252となっていますが
ライブスタックであり、時短を狙って280にしています
ガイドカメラ(ASI120MM-MINI)のGainはHighにしています
キャリブレーションステップを700にしていますが、適当なのかは定かでありません
この後、EQ8-Rを導入しましたが、そちらでは500にしています
ディザリング間隔を2にしています(2フレーム撮ったらディザリング実行)
ディザリングが頻繁なので、整定まで時間が掛かり、時間をロスしますが、画像背景の縞ノイズは確実に少なくなります
また、ディザリングで動かすガイドカメラのピクセル数は、メイン鏡筒の焦点距離が長いので1としています
FRA400等の短い焦点距離の望遠鏡使用時は2ピクセルにしています
Mountは「EQMOD」としています
TrackingをONにして、Guiding Speedは0.9Xにしています
試してみて0.9Xが最もガイドが安定するためです
EAFは、Slowを2、Fastを20にして使っています
ASIAIRのUSB3.0ポートに、64GBのUSBメモリーを差してフレームデータを保存しています
長くなったので、ここで一旦切ります。
「ライブスタックの一夜③」につづく。

そして、赤道儀Wi-Fiアダプターを外し、ガイドカメラのUSBケーブルをASIAIRに繋ぎ替えます。(このことで、幾分バランスが崩れるかも知れませんが、そこには目を瞑っています)
ここで、ようやくASIAIRの電源をONにします。赤道儀の電源も同時にONにします。
その後、PCのWi-Fiを、Wi-Fiルーターに繋ぎ、ASIAIRアプリを立ち上げます。
立ち上がったら、アプリ内の設定を確認します。
電源でONになっているOutput4は、Wi-Fiルーターへの給電用です
メインカメラ(ASI585MC)のGainはmiddle(ユニティゲイン?)が252となっていますが
ライブスタックであり、時短を狙って280にしています
ガイドカメラ(ASI120MM-MINI)のGainはHighにしています
キャリブレーションステップを700にしていますが、適当なのかは定かでありません
この後、EQ8-Rを導入しましたが、そちらでは500にしています
ディザリング間隔を2にしています(2フレーム撮ったらディザリング実行)
ディザリングが頻繁なので、整定まで時間が掛かり、時間をロスしますが、画像背景の縞ノイズは確実に少なくなります
また、ディザリングで動かすガイドカメラのピクセル数は、メイン鏡筒の焦点距離が長いので1としています
FRA400等の短い焦点距離の望遠鏡使用時は2ピクセルにしています
Mountは「EQMOD」としています
TrackingをONにして、Guiding Speedは0.9Xにしています
試してみて0.9Xが最もガイドが安定するためです
EAFは、Slowを2、Fastを20にして使っています
ASIAIRのUSB3.0ポートに、64GBのUSBメモリーを差してフレームデータを保存しています
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ライブスタック・スタートに至るまでのプロセスは長く、セットアップの途中ではありますが、長くなったので、ここで一旦切ります。
「ライブスタックの一夜③」につづく。















