薄明終了が21:09、月出が23:47なので、2時間30分しか時間が取れませんが、銀河を巡りました。
月の時期に仕方なく星雲を視ましたが、本当は、やっぱり、どうしても銀河が見たいのです。
時間がない中、予定では、3対象を視るつもりでしたが、Dark・Flatフレームのキャプチャなど、セットアップにいつも通り時間がかかり、加えて、よくあるアクシデント等の穴に嵌り、2対象の観望に留まりました。
アクシデント 「三脚がLANケーブルを踏んでいて、極軸合わせを再度行う」
極軸合わせ前に、赤道儀EQ8-Rを、ザックリ北極星方向に向けるため、三脚をずらしたのですが、この時、三脚がLANケーブルを噛んでしまっていました。
SharpCapの「ツール-極軸合わせ」を二度行い、極軸合わせをエクセレントにして、さて、ASIAIRを立ち上げようとした所で、LANケーブルが三脚に踏まれているのを発見。
LANケーブルは、引っ張って抜ける感じではありません。何せ三脚・赤道儀・望遠鏡の合計90㎏超の重さで圧されているのですから。
結局、脚を少し持ち上げて、ケーブルを脱出させました。
といことで、念のため、もう一度極軸合わせを実行。大してズレてはいませんでしたがね。
ところで、LANケーブルは、被覆が破れていたので、断線が懸念されました。が、ASIAIRを起動して、プレビューを実行したら、無事、画像が転送されてきました。ほっ(なお、ケーブルの予備はいつも携行しています)
ポカ 「オートガイドのキャリブレーションをフードを付け忘れたまま行ってしまう」
これは、よくやるヤツですね。
Flatフレームのキャプチャ、その後のバーティノフマスクでのピント追い込みで、筒先のフードを外すため、しょっちゅう、これをやらかします。
でも、フードなしの時のガイドが凄く安定していたりするので、フードは必要?と、いつも思ってしまいます。
25cm鏡のフードは、大きく嵩があるため、重いのに加え、風の影響を諸に受けます。
ガイドの安定と迷光・夜露対策のどちらを優先させるか?どうせ山奥に行ってるんだし、乾燥した夜には、フードなしでもいいのかもしれません。
こうして、タイムロスしたので、スタート時点から、もう2対象止まりが確定していました。
と、ここで、もう一つ痛恨のミス。
この日は、21時、22時、23時台と、時間で視る対象を決めていました。
が、スタートが22時近くになったにも関わらず、最初の対象を21時台のものにしてしまったのです。
当然、高度が低くなり、精細さが失われ、ノイズも増えたという結末です。あちゃ~
06/29のライブスタック①
秋田県鳥海高原、標高450m地点。微風。星が瞬いているが、結構いい空。望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
〔NGC5560,NGC5566,NGC5569=(Arp286)〕
おとめ座
距離:NGC5560(右上)=8,090万光年
NGC5566(中央の銀河)=7,670万光年
NGC5569(左上)=5,680万光年
ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット) 12秒×176
この三連銀河は、おとめ座の東部、アルクトゥルスの南約15°辺に位置しており、アープ・アトラスでは、3つでArp286と附番されています。
上のNGC5560と中央のNGC5566は、相互作用により、どちらも腕が銀河面の垂直方向に歪んでいるように見えます。
一方、左上のNGC5569は、Stellariumのデータでは、かなり手前にある銀河となっており、相互作用による乱れが見られません。
よって、「相互作用する三つ子の銀河」としてArp286となってはいますが、NGC5569は、見かけ上、近くに見えているだけと思われます。
(銀河までの距離データは、不正確なことが多いので、確定的なことは言えませんが)
中央のNGC5566は、見かけが4分弱であり、中心部の環と鍵状の腕が特徴的です。
あと、波打った腕を持つエッジオンのNGC5560、青味を帯びたNGC5569が、同一画角内に収まるので、人気のある領域です。
今回は、時期を失してからの観望で、高度40°から30°間でのライブスタックとなり、かなりノイズが酷かったです。
でも渇望していた銀河を視られたし、画像処理で綺麗になったので、結果オーライというところですね。
上のNGC5560と中央のNGC5566は、相互作用により、どちらも腕が銀河面の垂直方向に歪んでいるように見えます。
一方、左上のNGC5569は、Stellariumのデータでは、かなり手前にある銀河となっており、相互作用による乱れが見られません。
よって、「相互作用する三つ子の銀河」としてArp286となってはいますが、NGC5569は、見かけ上、近くに見えているだけと思われます。
(銀河までの距離データは、不正確なことが多いので、確定的なことは言えませんが)
中央のNGC5566は、見かけが4分弱であり、中心部の環と鍵状の腕が特徴的です。
あと、波打った腕を持つエッジオンのNGC5560、青味を帯びたNGC5569が、同一画角内に収まるので、人気のある領域です。
今回は、時期を失してからの観望で、高度40°から30°間でのライブスタックとなり、かなりノイズが酷かったです。
でも渇望していた銀河を視られたし、画像処理で綺麗になったので、結果オーライというところですね。
画像処理後「画像」
秋田県由利本荘市 南由利原
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(×0.86) +IDAS NGS1(48mm) +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ8-R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:12秒×141=28分12秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)


