当日は、晴れ予報にも拘わらず、夕方からずっと雲が懸かっていて、結果として短時間の観望となりました。
当記事は、その日の出発からセットアップ、ライブスタックまでを時系列順に記録したものです。(分割して3記事程度になる予定です)
ご覧いただいた中で、間違っている点や、もっと効率的な方法などがありましたら、是非、お知らせください。
そうしたことについて、情報共有ができれば、私だけでなく、多くの方々が、より充実した天文ライフを送れるのではないかと思います。よろしくお願いします。
光軸調整とカメラ・コマコレの仕込み
遠征は、夕方に出発することが多いので、だいたい、その日の午後に「反射望遠鏡の光軸調整」と「カメラ・コマコレの仕込み」を行っています。光軸をキッチリ合わせると、気合が入り、夜に向けて期待が膨らんできます。光軸調整は、「望遠鏡付属の31.7mmアイピースホルダー」に「AstroStreet ニュートン望遠鏡用ロングタイプ 光軸修正アイピース 31.7mm径 コリメーション・アイピース」を差し込んで行っています。
(2年前にAmazonで買った時は2,900円弱だったのに、今、4,180円になっていてビックリ)
なお、「31.7mmアイピースホルダー」は、時々、中心がズレている物があったりするので、注意が必要です。使っていく中で、光軸調整結果と焦点内外像が一致する物を見つけて、それを固定化して使用しています。
また、ドローチューブの引き出し量を、いつものピント位置の辺りにして、光軸調整することも大事だと思います。引き出し量を合焦位置と甚だしく違えて光軸調整すると、ドローチューブの取付角度がそこまで精度が良くないせいか、観望時に光軸がズレていることが多いです。(各コマコレ等で、ドローチューブの引き出し量が、かなり違うので要注意です)
光軸調整では、斜鏡はネジをきつく締めていることから、いじることが、ほとんどなく、主鏡の軸調整が主です。
自動車で運搬することにより、振動で光軸が狂うことが懸念されますが、「あら?ズレてる」と感じたのは、光軸調整が出来なかった、2泊3日の宮城遠征2日目くらいです。
なお、「SkyWatcher BKP250/F1000」に附属する純正の2インチ・スリーブ止め具は、なぜかバランスが悪くなるネジ2点止めで、更には径の遊びが有り過ぎて、各種2インチ・スリーブ(コマコレクター等)を差し込んで固定しようとすると、スリーブがネジで押し込まれた分だけ、傾いてしまいます。結果として、ある方向の星像が伸びてしまうということが、かなりの頻度で起きます。
このため、私は、保有する「SVBONY SV503」の接眼部の2インチ止め具を外して、「BKP250/F1000」のドローチューブに捻じ込んで使用しています。径の遊びが少なく、直接ネジが当たらない、面での3点締め付け式なので、純正品よりは良い結果が得られています。
「カメラ・コマコレの仕込み」とは、コマコレにフィルター、CMOSカメラを装着することなのですが、私は、自宅で、それを望遠鏡の接眼部に差し込んで、固定し、組み上げてしまいます。
遠征先で、暗い中、望遠鏡にカメラ、コマコレを装着するのは心許ないし、塵・埃が入るのを嫌ってのことです。
なお、組み込み時に、毎回、コマコレ、フィルター、CMOSカメラに埃が付いてないか確認し、必要に応じて、ブロワー・専用クロスで埃を除いています。
写真を見てもらえば分かると思いますが、SkyWatcherコマコレクター(×0.86) のバックフォーカスは、コマコレM48ネジ基部から55㎜となっているので、「M48x0.75 延長チューブ」、「48mm-42mm アダプター リング」を使って調整しています。
また、あまり良くない事と思われますが、フィルターも間に直に捻じ込んで入れています。(メーカー、販売店さんは絶対推奨しないと思います)
SkyWatcherのコマコレの接続は、M48なので、2インチフィルターを入れるとなると、一度、チューブを膨らませて、それにフィルターを装着し、その先で、再びM48に萎めなければなりません。あまりにも煩雑で、そのようなアダプターも持っていないので、直捻じ込みしているという訳です。
少し前まで手動フィルターホイールを使っていましたが、一夜のうちにフィルター交換することがほぼ無く(フィルターを変えることにより再度ピント合わせをしなければならず、加えてフラットを撮り直す必要もあり、面倒なためです)、また、フィルター板を手で回す部分が開口していて、埃が入るので、最近は、ホイールを使わなくなりました。
このことで、フィルターが歪んで、星像が崩れるということは経験していません。
もう一つ、コマコレの斜鏡側にフィルターを装着することもできるのですが、ケラレや変な反射が起きそうで、その方法は採っていません。
(以前、294MCProでライブスタックをしている頃に、周辺減光が気になっていて、そのことが影響しています。現在、主として使っている585MCだと、周辺減光の影響が無いので、実は斜鏡側のネジに捻じ込む方法でいいのかも知れません。)
このようにすると、組み込み後は、開放部分が、コマコレの斜鏡側レンズだけになるので、埃の付着が、かなり軽減されます。
また、あまり良くない事と思われますが、フィルターも間に直に捻じ込んで入れています。(メーカー、販売店さんは絶対推奨しないと思います)
SkyWatcherのコマコレの接続は、M48なので、2インチフィルターを入れるとなると、一度、チューブを膨らませて、それにフィルターを装着し、その先で、再びM48に萎めなければなりません。あまりにも煩雑で、そのようなアダプターも持っていないので、直捻じ込みしているという訳です。
少し前まで手動フィルターホイールを使っていましたが、一夜のうちにフィルター交換することがほぼ無く(フィルターを変えることにより再度ピント合わせをしなければならず、加えてフラットを撮り直す必要もあり、面倒なためです)、また、フィルター板を手で回す部分が開口していて、埃が入るので、最近は、ホイールを使わなくなりました。
このことで、フィルターが歪んで、星像が崩れるということは経験していません。
もう一つ、コマコレの斜鏡側にフィルターを装着することもできるのですが、ケラレや変な反射が起きそうで、その方法は採っていません。
(以前、294MCProでライブスタックをしている頃に、周辺減光が気になっていて、そのことが影響しています。現在、主として使っている585MCだと、周辺減光の影響が無いので、実は斜鏡側のネジに捻じ込む方法でいいのかも知れません。)
このようにすると、組み込み後は、開放部分が、コマコレの斜鏡側レンズだけになるので、埃の付着が、かなり軽減されます。
機材の自動車への積込み
望遠鏡等の機材の積込みに当たっては、出来る限り部品点数を少なくするように心掛けています。使う「かも」、というものは、初めから持って行きません。保有する自動車が、プリウスなので、車内容積が限られるためです。
遠征地では、皆さん、立派な箱・ボックスに機材を格納されているのを目にしますが、私の場合は、機材を、ほぼ「裸」で車に積み込んでいます。ワイルド過ぎますが、箱に入れた途端に積み込みが困難になるためです。
積み込む物は、頭の中でブロックとして捉えている次の6つです。
①赤道儀、バランスウエイト、延長シャフト《トランク》
②赤道儀の三脚、折りたたみテーブル、折りたたみ椅子《後左座席足元》
③ボータブル電源(2個)《後右座席足元》
④ガイド鏡、ASIAIR、ノートPC、各ケーブル、バーティノフマスク、フード、レンチ等が入った段ボール箱《後右座席》
①赤道儀、バランスウエイト、延長シャフト《トランク》
②赤道儀の三脚、折りたたみテーブル、折りたたみ椅子《後左座席足元》
③ボータブル電源(2個)《後右座席足元》
④ガイド鏡、ASIAIR、ノートPC、各ケーブル、バーティノフマスク、フード、レンチ等が入った段ボール箱《後右座席》
⑤フラット板(LEDトレース板)《後中央足元》
⑥25㎝反射望遠鏡(下に緩衝材を敷いています)《後左座席》
⑥25㎝反射望遠鏡(下に緩衝材を敷いています)《後左座席》
ちょっと、夜逃げ様ですが、仕方なし。
出 発
積込み完了後、早めに夕食を摂り、17:30に出発です。振動で望遠鏡の光軸が狂ってしまうのが一番恐いので、道路の穴に嵌らないよう、ソロリ、ソロリと車を走らせます。
それにしても、予報に反して、なかなか晴れてこんな~。
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出発までで1記事って、おかしいだろうと突っ込まれそうですが夜のライブスタックに至るプロセスは長いのです。
それと、あまりに記事が長くなりそうなので、分割しました。
「ライブスタックの一夜②」につづく。




