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2024年05月28日 05:00

★05/14-15 25cm鏡LiveStack ①~新観望地、夜露・光漏れ対策、おまけのNGC5248

天候に恵まれなかった、5月前半の新月期、出撃3回目の模様です。
5月14日、この日は、月没が翌日0時30分過ぎ、薄明開始が翌2時30分と、2時間の観望時間しか取れないので、通常であれば出撃しません。
しかし、この日、東京にいる息子が帰省し、突如「星景動画(タイムラプス)」を撮ってみたいと言い出したことから、急遽、遠征することにしました。息子は以前から、ミラーレス一眼を持っていて、最近は動画を好んで撮っているようです。


 新しい観望スポット 
これまで、県内の遠征地は、「田沢湖高原」、「鳥海高原」の2カ所でしたが、更に暗い場所を求めて、GoogleMapなどで新しい観望地を探していました。
まだ行ったことがないのですが、県内で光害が少ないと高評価なのは、森吉山(スキー場)です。
しかし、そこは、私の居住地から遠い。そこに行く途中に適当な場所が無いか探して、目星を付けたのが「仙北市上桧木内地区」です。3桁国道が通っていますが、仙北市の最北で、一山超えればマタギの里・阿仁という奥地です。
自宅から約60㎞と田沢湖高原に行くのと、さほど距離に変わりがなく、森吉山からは直線距離で15㎞無い位です。標高が500m弱と低いので、熊と遭遇する危険性が幾分高いのですが、夜空には期待が持てます。
ということで、数日前に、下見も済ませていました。

この日、初めて夜に現地を訪れて、空の状況を確認しました。
薄い筋雲が常時かかっている状態ではありましたが、まあまあの空かなと思いました。
ただ、東側低空に何故か光害があります。まさかと思いましたが、山を一つ越えた所に玉川ダムがあり、その周辺で空に向けた灯りがあるのかも知れません。また、東南東約50㎞には盛岡市があり、そちらの光なのかも知れません。
真っ暗を期待していたので、ちょっと残念な気持ちになりました。
息子は、東から登る天の川を狙っていましたが、もろ光害と筋雲にやられて、撃沈していました。


 夜露対策と光漏れ対策(主鏡裏面封鎖) 
これまで、25cm鏡の鏡筒の主鏡側に腹巻を巻き「使い捨てカイロ」を仕込んで、主鏡・斜鏡の曇り止め対策としてきました。加えて、筒先に長めのフードを付けて、夜露を防いできました。
次が、これまでの機材の様子です。
(三脚下の段ボール箱は、発光するポータブルバッテリーの覆いです)
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ご覧の通り、筒先から13㎝先に出っ張る長いフードは風に弱く、ガイドが乱れる原因となっていました。
そこで、思い切って、筒先7.5㎝となるようなフードを新たに作り、この日から装着してみました。
短くしたことで、ガイドの精度が向上するのか、夜露防止の効果がどうなのかは、今後、使っていく中で確認していきたいと思います。

一方の、主鏡・斜鏡の曇り止め対策については、使い捨てカイロの熱で以て、弱い気流を起こせば、曇らないだろうとの思い付きで行ってきました。(カイロの熱は、金属製の鏡筒に吸収されるため、カイロが暖かく感じられることはありませんでした。その程度の微々たる熱です。)
しかし、敢えて筒内気流を起こすのは、どう考えても良いとは思えません。
そこで、カイロを仕込むのを止め、遅ればせながら、多くの方々が、そうしているように、鏡筒を「アルミ(エマージェンシー)シート」で包むことにしました。
ネットで検索すると、一枚ものの方が効果があるような書き込みもありましたが、鏡筒への貼り付け易さを考慮して、柔らかい3層構造(アルミ、塩化ビニル樹脂、不織布)のシートを使い、両面テープで貼り付けました。
効果の程は、フード同様に、今後、見極めていこうと思います。
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もう一つ、光漏れ対策としての主鏡裏面の封鎖です。
観望に使用している機材・機器には、LEDランプが多用されています。天体撮影用の機器でさえLEDランプでしっかり発光しているのには閉口させられます。
各ランプにはテープを貼るなどして、減光させていますが、まだまだ気になります。
SkyWatcher「BKP250/F1000」の主鏡裏面は、開口しているため、これら機器の光や迷光を拾う可能性があります。
ということで、段ボールをサークルカッターで切り、裏面を塞いでみました。
効果の程は、不明ですが、保険の意味合いも込めて、やらないよりは、やった方が良いでしょう。ですね。
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で、この日の成果です。まずは観望一つ目。

 05/14-15のライブスタック① 
秋田県上桧木内地区、標高480m地点。弱風の後、微風。終始、薄い筋雲がかかる空。
望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。

                                                                           
〔NGC5248〕
うしかい座
距離:7,400万光年

ライブスタック画像(ASIAIR画面のスクリーンショット)  10秒×206
スクリーンショット 2024-05-15 012635

画像処理後「画像」
20240515 01NGC5248 (2)
NGC5248 2024.05.15  00:26-01:25 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正)
秋田県仙北市 上桧木内
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(×0.86)  +IDAS NGS1(48mm)  +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:10秒×161=26分50秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide ProRawTherapee(黒レベル,彩度他)DeNoise AIPhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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NGC5248は、うしかい座の南西端(おとめ座との境界際)に位置する、見かけの大きさが6分強の中間棒渦巻銀河です。
棒構造は極端に短いのですが、渦状腕が典型的な棒渦巻銀河の特徴を備えています。
しかし、よく見ると、二本の渦状腕は銀河中心部に巻き付いていて、外周部に伸びた腕は、分岐した腕のようです。
ところで、NGC5248も面白く綺麗な銀河なのですが、私は、上方にあるPGC48114が気になってしょうがありませんでした。
なんと、銀河の中心核をリングが取り囲んでいます。レンズ状銀河のようですが、何とも不思議な形の銀河です。

この領域は、前回(5月3日~4日)、観望していますが、ピントを外して星が肥大気味だったので、再度、観望しました。
常時、薄い筋雲が流れていく空でしたが、そこそこ視ることが出来ました。







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