の続きです。
05/02-03のライブスタック③
秋田県田沢湖高原、標高700m地点。イマイチ抜けの悪い空。前半は微風、後半は風が出て1/3のフレームがボツ。望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
【NGC4236】 2024.05.02 23:50-24:57 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正)
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(×0.86) +IDAS NGS1(48mm) +ZWO ASI585MC(Gain252 輝度?)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:10秒×208=34分40秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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NGC4236は、りゅう座の西端に位置する、見かけの大きさが22分弱の棒渦巻銀河です。
北斗七星の斗の上方約10°と言った方が分かりやすいですね。
大きさが22分と、大きいのですが、ライブスタック画像を見てもらえば分かるとおり、とても淡い銀河です。画像処理で炙り出して、何とか見られる感じになります。
この銀河は、棒渦巻銀河ということですが、横から見る格好になるため、棒構造は良く分かりません。また、渦巻も何となく巻いてるかなと分かる程度です。ただ、星生成の活発な節が各所に見えています。
この銀河の中心核や中心部は、それほど明るくなく、不規則銀河の要素も持ち合わせているので、成長初期段階の銀河なのだと思われます。
それにしても、(淡いが)デカい!壮観!です。
オートガイドの跳ね飛び
NGC4236は、今シーズン3度目のトライです。前の2回は、オートガイドのディザリングの際、数回に一度の頻度でガイドが跳ね飛び、戻ってくるまでに数分かかる、又は戻ってこないという症状が出て、不調に終わっていました。
ケーブルの引っ掛かりや、赤道儀の故障、赤道儀の方角的な不得意などを疑っていたのですが、この銀河に向けた時だけ、この跳ね飛びが起こります。
3度目のこの日、原因がようやく分かりました。
それは、「ガイド星として選択された星の位置が、ガイドカメラ・センサーの端っこ過ぎ」というものでした。
ASIAIRのプレートソルブで中心を決めて、ASIAIR内PHD2でオートガイドをする際に、前2回とも画像の端の、同じ星が自動的に選択されていたことを思い出しました。極端だなと、ちょっと思ってはいましたが・・・
ディザリングでマウントをポンとズラした際に、ガイド星がセンサー範囲から外に出てしまう事が、ディザリングの何回かに一回生じ、ガイド星を見失ったため跳ね飛びが起きたと推測されます。
これか~と思い、画面の中央に近い星を手動で選択したら、問題なくガイドができました。
酷使してきたEQ6Rが、ついに不調を訴え始めたかと、ちょっと暗澹たる気持ちになっていたので、原因がPHD2のソフト的なものだ分かり、ホッとしました。


