の続きです。
04/14-15のライブスタック②
秋田県田沢湖高原、標高700m地点。西に傾いた月が赤味を帯びている空。微風。望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
〔IC982,IC983(Arp117),NGC5490(Arp79)〕
うしかい座
距離:IC982(IC983の右下)=2億6,290万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
IC983(中央少し上)=2億6,210万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC5490(中央下の楕円銀河)=2億4,860万光年
IC983(中央少し上)=2億6,210万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC5490(中央下の楕円銀河)=2億4,860万光年
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(×0.86) +IDAS NGS1(48mm) +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:10秒×187=31分10秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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このIC983他は、うしかい座の南部、アルクトゥルスの南西約2°の所に位置しています。
ここに望遠鏡を向けたのは、この日の日中に、「こうちゃん」さんのブログ「みずがきの森から」で、奇妙な形の銀河IC983の画像を見たためです。早速、その日の晩に視てみたという訳です。
この銀河は、観望リストに入れてはいましたが、こんな面白い対象だとは知らず、未観望となっていました。
一番目立つ、IC983は、見かけが4分程のフェースオン棒渦巻銀河で、見かけ上、棒構造が円形のリングで包まれているように見えます。その外側の何本にも分岐した腕も特徴的です。
IC983の右下に見えるIC982は、小さなレンズ銀河でなのですが、IC983と実距離も近く、互いに相互作用を及ぼし合っているようです。
なお、この両銀河は「摂動する渦巻銀河に隣接する楕円銀河」として、アープ・アトラスではArp117と附番されています。
下方に見える2分弱の楕円銀河NGC5490は、かなり大質量らしく、周囲に小さな銀河をたくさん従えています。
ところで、NGC5490の左上に、小さくて青い渦巻銀河が見えますが、これはNGC5490Cと言うらしく、「大きな高表面輝度の伴銀河を持つ渦巻銀河」としてArp79と附番されています。
伴銀河が何処にあるのか、伴銀河が渦巻の一部になっているのか不明ですが、こうなると、もっと高解像度の機器で見たくなります。
この領域は、あまり見る人がいないようですが、同一画角内に特異銀河を2つも収めることができ、かなり興味深い領域でした。
こうちゃんさん、ありがとうございました。


