の続きです。
04/10-11のライブスタック③
秋田県田沢湖高原、標高720m地点。やや靄がかかった空。微風。望遠鏡「SkyWatcher BKP250/F1000」、CMOSカメラ「ZWO ASI585MC」、「有線化ASIAIR」でのライブスタックです。
〔NGC4410A~D,NGC4411,NGC4411B〕
おとめ座
距離:NGC4410A(上段の最も右)=3億6,290万光年(Stellariumにデータなし。赤方偏移からの換算。)
NGC4410B(Aの左),C(A・Bの左),D(Cの左)= NGC4410Aと同等と思われる
NGC4411(下段の右)=6,180万光年
NGC4411B(下段の左)=5,990万光年
NGC4410B(Aの左),C(A・Bの左),D(Cの左)= NGC4410Aと同等と思われる
NGC4411(下段の右)=6,180万光年
NGC4411B(下段の左)=5,990万光年
【NGC4410A~D,NGC4411,NGC4411B】 2024.04.10 23:22-24:23 (ASIAIRライブスタックDark,Flat,Bias補正)
秋田県仙北市 田沢湖高原
SkyWatcher BKP250/F1000
SkyWatcherコマコレクター(F4) +IDAS NGS1(48mm) +ZWO ASI585MC(Gain280 輝度?)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+ZWO ASI120MM-MINI
画像処理:10秒×144=24分00秒,PixInsight(WBPP=Dark・Flat・Bias補正,BXT),FlatAide Pro,RawTherapee(黒レベル,彩度他),DeNoise AI,PhotoshopCC(ハイパス,カラーバランス,彩度)
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この領域は、マルカリアン・チェーンで最も見かけの大きいM86のほぼ真南約4°の所にあります。
上段のNGC4410A~Dは、3億光年ほど先にある銀河の連なりです。
見かけは小さいのですが、四つの銀河が潮汐腕で繋がっているという、超レアな銀河達です。
下段のNGC4411,NGC4411Bは、どちらも見かけが2分弱で、どちらも渦巻銀河で、どちらもフェースオンです。
よくぞ、こちらを向いて並んでくれたものだと、感謝の念に堪えません。(笑)
この領域は、相互作用銀河のサンプルとして貴重であることに加え、美しい渦巻銀河が、それに花を添えています。
こりゃ「宇宙絶景」の一つに数え上げてもよい領域だなと思いました。
因みに、ここに望遠鏡を向けたのは、「UTO」さんのブログで、この領域の画像を見たためです。
この近辺の大き目の対象までは、よく観望をしていたのですが、その近くに、見かけは小さいものの、こんな興味深い銀河連があることに衝撃を受けました。
まだまだ知らない事だらけの私にとって、先達が記した記録は、よい道標となります。この場からお礼いたします。


