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2023年07月06日 05:00

「ASIAIR Plus」の導入 (ライブスタック・道半ば!) その2

「ASIAIR Plus」の導入 (ライブスタック・道半ば!) その1 の続きです。

前記事で、「素のままのASIAIR(Wi-Fiベース)のライブスタックは、オートガイドを噛ませると、Wi-Fiでの画像データ送信中にガイドが途切れて、ガイドが跳ねる。」
「結果として、オートガイドでのライブスタックは星像が却って悪化するため出来ず、ノータッチガイドでしかライブスタックができない。」と、私なりに結論付けました。


この状況を踏まえ、せっかく購入したASIAIRを活かすために、取り敢えず、ノートPCの接続を有線LAN化することにしました。
有線化は、私の以前の記事 「教えて!ASIAIRを安定動作させるために最適なAndroidエミュレータ」 で、Wi-Fiルーターを使い、LANを有線化することで爆速になるとのコメントをいただいていたことがヒントになりました。
また、改めてネットを検索してみると、同様の対応をしておられる方が多数見受けられ、それらの記事を参考にシステムを組んでみることにしました。

それにしても、工場出荷状態ではうまく動作しない機能があり、購入者が各自銘々にオプションで機器を追加しなければ正常に動作しないというのは、どうなんだろうと思ってしまいます。
ASIAIRは先進的な機能が満載の魅力的な製品ですが、メーカーさんには、せめて買ってすぐ、全機能が問題なく使えるというレベルの物を販売してほしいと切に願います。


Ⅰ 「 LANポートの無い薄型ノートPC」に有線LANを繋ぐ
有線LAN化するに当たり、初めは、中古ノートPCの購入を考えました。
なにせ、私の観望専用ノートPCは、薄型ノートPCで有線LANポートが無く、LANケーブルを繋ぐことができないのです。
でも、使い物になるか  ならないか分からない物(ASIAIR)に、中古とはいえ数万円の出費をするのは痛いということで、思い付いたのが、「有線LANアダプター」です。
LANをUSBに変換して、PCのUSBコネクター・メスに差し込むものです。
USB変換により、速度は幾分犠牲になるかもしれませんが、高速GigaLANアダプターといった高速を宣伝文句にしている製品が多数あるので、まずは購入して試してみることにしました。
IMG_1217

IMG_1215
ノートPCでのセットアップは、ドライバを入れるとか、設定をするとかは全く無く、ただ差し込むだけで、あっさり済みました。(Windows10、11では、差し込むだけでEthernetと認識されるとのことでした。)


Ⅱ 「Wi-Fiルーター」をステーションモードの「ステーション」にする
次に必要な物は「Wi-Fiルーター」です。
観望専用の物を購入するため、家電量販店へ行き、コンパクトで、そこそこ性能のよい物を探したのですが、一般家庭用の物は、高規格・高速を売りにしたものがほとんどで、コンパクトな物がありません。
小さく纏った物をネットで購入するには時間がかかるし、ここで方針転換。
Wi-Fi6とか言う新し目の規格のWi-Fiルーターを買って、新たに家庭内用とし、現在、家庭内で使用している数年前に購入したWi-Fiルーターを観望専用にお下がりにすることにしました。

この、少し古めのWi-FiルーターとASIAIRを、チープに輪ゴムで連結したのが次の画像です。
IMG_1218

この後、室内で架台、望遠鏡、CMOSカメラ、ASIAIR、Wi-Fiルーター等を実際に組み上げて、各種設定、動作確認を行いました。

まずは、PCのネットワークをASIAIRのWi-Fiに繋ぎ、ASIAIRのWi-Fiメニューで、Wi-FiルーターをStation ModeのStationに設定します。
スクリーンショット 2023-06-30 212812

次にPCのネットワークをSynScanのWi-Fiに繋ぎ、SynScanアプリの「メニュー・設定」-「SynScan Wi-Fi」で、Wi-FiルーターをStationに指定して、ステーションモードを有効にします。
スクリーンショット 2023-07-01 203857

続いて、PCのネットワークをStation ModeのStation「Wi-Fiルーター」のWi-Fiに繋ぎ、ASIAIRの〔望遠鏡マーク:Mount〕で、Mountを「skywatcher AZ-GTi/SynScan Wi-Fi」にします。
また、この画面ではSynScanWi-FiのIPの入力もしなければなりません。
SynScanWi-FiのIPは、SynScanアプリのWi-Fi接続時に一瞬表示されるIPの4連の数字を控えておき、それを入力します。

最後に動作確認。
ASIAIRで天体を指定して、Goto。無事に架台(EQ6R)が動いてくれました。
プレビュー画像も高速でPCに転送されてきます。やれやれ。


Ⅲ 「Wi-Fi」と「有線LAN」の画像データ転送速度の比較
最後に「Wi-Fi」と「有線LAN」の画像転送スピードを比較してみました。
画像転送時の画面をビデオ・キャプチャーしたものが、以下2件の動画です。

Wi-Fiでの画像データ転送画面

有線LANでの画像データ転送画面

有線LAN化したことで、画像転送が相当に速くなりました。
これで、オートガイドが正常に作動してくれればいいのですが・・・
さらに、画質のクオリティが自分の許容範囲内であることを願うばかりです。

これまで使ってきたSharpCap(Windowsベース)のシステムは、PCと架台がWi-fi(無線)接続、メイン・ガイドカメラはUSB接続と、非常にシンプルな構成でした。
対して、ASIAIRをベースにしたシステムは、機器点数が増え、それに伴い、ケーブル等の配線数も多くなり複雑化しました。(設置、撤収の手数が増えました。)
これで、画像のクオリティが低かったりしたら割に合わないな~と思っています。

まずは、システムを組み上げたので、近々に実地でのテストを行いたいと思います。








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