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2023年05月14日 09:30

(天体電視観望) ★5/10 気になる銀河を田沢湖高原にて

5月10日に田沢湖高原で電視観望を行いました。
当日は、高気圧に覆われ、雲の心配を一切することなく、観望ができました。
ただし、薄明終了が20:20頃で、月出が23:20頃なので、約3時間限りの電視となります。

当日のターゲットは「気になる銀河」です。
私は前から、観望したい(だいたい3分角以上の)銀河をリスト化していますが、その中から、これはと思う銀河の幾つかに望遠鏡を向けました。
小さなセンサーの「(ZWO)ASI678MC(1/1.8インチ)」、「(ZWO)ASI585MC(1/1.2インチ)」といったCMOSカメラを入手して以降、見かけの小さな銀河も観望対象となり、全てを見るには千年かかりそうです。
なぜならば、見て面白そうな銀河は夥しくたくさん有るのに対して、晴れの日は限られ、季節の移ろいで対象が観望可能な時期が限られ、見られたとしても電視観望で銀河を炙り出すのに最低でも20分位の時間がかかるからです。

さて、電視。
(5/8  天体電視観望) ★5/8 M94(Croc's Eye Galaxy)を自宅から視る に引き続き、ダークフレームの適用が誤ったままなので、ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット)のRGBが狂っていて、緑色に偏っています。御了承ください。)


                                                                          
〔NGC3344(スライス・オニオン銀河)〕
こじし座、距離:1,990万光年
大きさが4.5分角の綺麗な渦巻銀河です。約2千万光年先なので、私たちの銀河からは近い方なのですが、見かけが4.5分角しかないということは、小さな銀河の部類になると思われます。
しし座の「ししの背中」の北側に位置しています。

ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット)
スクリーンショット 2023-05-10 214935

コンポジット処理画像
20230510 01NGC3344(スライス オニオン銀河)
【NGC3344(スライス・オニオン銀河)】2023.05.10  21:28-21:50 秋田県仙北市 田沢湖高原
笠井トレーディングGINJI-200FN
SkyWatcherコマコレクター(F4)+ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) +ZWO ASI678MC(Gain320 輝度100)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM+PHD2
SharpCapライブスタック(15秒×53=13分15秒,Dark補正)
画像処理:PixInsight(コンポジット),FlatAide Pro,DeNoise AI
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〔NGC3359〕
おおぐま座、距離:7,500万光年
2本の腕+微細な何本かの腕が外に飛び出た「Sの字形」をした棒渦巻銀河です。形が珍しく印象的です。7,500万光年離れているのにこの大きさなので、結構大きな銀河と言えます。
北斗七星の「ひしゃくの先端の星(ドゥベー
)」の直ぐ近くにあります。

ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット~拡大しています)
スクリーンショット 2023-05-10 221631

コンポジット処理画像
20230510 02NGC3359
【NGC3359】2023.05.10  21:53-22:22 秋田県仙北市 田沢湖高原
笠井トレーディングGINJI-200FN
SkyWatcherコマコレクター(F4)+ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) +ZWO ASI678MC(Gain320 輝度100)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM+PHD2
SharpCapライブスタック(15秒×57=14分15秒,Dark補正)
画像処理:PixInsight(コンポジット),FlatAide Pro,DeNoise AI
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〔NGC3169,NGC3166,NGC3165〕
ろくぶんぎ座
距離:NGC3169(画面左側の銀河)=1億7,640万光年
NGC3166(画面ほぼ中央の銀河)=7,170万光年
NGC3165(NGC3166の右下の銀河)=データを見つけられないがNGC3166の少し手前
しし座の1等星レグルスから南に9°ほどの所に位置している3連の銀河です。
左側のNGC3169は、マクドナルドのハンバーガーにそっくりな活動銀河です。
NGC3166とNGC3165は、だいたい7千万光年先にある銀河で、案外近い位置関係となっています。
見かけ上、三つ並んで見えますが、左側のNGC3169は、右側の二つの銀河より、さらに1億光年先に位置しています。

ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット~拡大しています)
スクリーンショット 2023-05-10 224801
ライブスタック画像(ShrpCap画面の全画面スクリーンショット(南北逆さまになっています))
スクリーンショット 2023-05-10 224821

コンポジット処理画像
20230510 03NGC3166
【NGC3169,NGC3166,NGC3165】2023.05.10  22:24-22:49 秋田県仙北市 田沢湖高原
笠井トレーディングGINJI-200FN
SkyWatcherコマコレクター(F4)+ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) +ZWO ASI678MC(Gain320 輝度100)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM+PHD2
SharpCapライブスタック(15秒×70=17分30秒,Dark補正)
画像処理:PixInsight(コンポジット),FlatAide Pro,DeNoise AI
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3対象を観望したところで、月出までの残りの時間は、メジャーな対象を視ることにしました。

                                                                          
〔M65,M66〕
しし座
距離:M65(画面右側の銀河)=参照できるデータなし。約3,500万光年だがM66より少しだけ遠い。
M66(画面左側の銀河)=3,580万光年
ししの後ろ脚部分にある「しし座三重銀河」のうちの2銀河です。M66の北側約40分の所に、残るNGC3628(ハンバーガー銀河)があります。
M65、M66は、どちらも渦巻銀河なのですが、M66は、ディスク状の銀河平面軸に対して、腕が上下に少し捻じれていて面白い形をしています。この2銀河は非常に近くにあって、相互作用を及ぼし合っています。M66の腕の捻じれも、その作用の結果と考えられます。・・が、M66だけ腕が波打っていて、M65は、ほぼ平坦な銀河平面軸を保っているので、M66の近傍にカメラで捉えきれない矮小銀河が別に在るのかも知れません。

ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット)
スクリーンショット 2023-05-10 231829

コンポジット処理画像
20230510 04M65M66
【M65,M66】2023.05.10  22:52-23:23 秋田県仙北市 田沢湖高原
笠井トレーディングGINJI-200FN
SkyWatcherコマコレクター(F4)+ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) +ZWO ASI678MC(Gain320 輝度100)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM+PHD2
SharpCapライブスタック(15秒×59=14分45秒,Dark補正)
画像処理:PixInsight(コンポジット),FlatAide Pro,DeNoise AI
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〔M64(黒眼銀河)〕
かみのけ座
距離:2,400万光年
かみのけ座の銀河密集域とおとめ座の銀河密集域の間に位置する渦巻銀河です。
核の部分に暗黒帯があり、黒く見えるので、「黒眼銀河」と呼ばれています。
渦巻の腕は暗黒帯を伴っていないので、くっきりとしませんが、何層かに分かれていて、腕であることが見て取れます。

ライブスタック画像(SharpCap画面のスクリーンショット~拡大しています)
スクリーンショット 2023-05-10 235547

コンポジット処理画像
20230510 05M64(黒眼銀河)

【M64(黒眼銀河)】2023.05.10  23:31-24:01 秋田県仙北市 田沢湖高原
笠井トレーディングGINJI-200FN
SkyWatcherコマコレクター(F4)+ZWO IR/UVカットフィルター(48mm) +ZWO ASI678MC(Gain320 輝度100)
SkyWatcher EQ6R,オートガイドSkyWatcher EVOGUIDE 50EDII+QHY5L-IIM+PHD2
SharpCapライブスタック(15秒×49=12分15秒,Dark補正)
画像処理:PixInsight(コンポジット),FlatAide Pro,DeNoise AI
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プレートソルブが出来ないとか、色が変とかの、よくあるアクシデントに見舞われ、5対象しか観望できませんでしたが、「今日は、これ位にしてやる。」か・・・









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