先日、病院協会の一足早い忘年会に出席してきました。
昨年、私は病院長に就任したため、必然的に病院長のテーブルに座ることになりました。
まだ新米病院長の私としては、ベテランの病院長たちに囲まれ、少し居心地の悪さを感じていました。しかも両隣りは、それぞれ500床レベルの大病院の院長です...。
さて、全国的に病院経営はどこも厳しい状況にあります。忘年会では、自然と互いの病院の経営状況が話題になります。
右隣りの院長の病院では、月間の赤字幅が1億円を常時超えているそうで、「もう打つ手がないよ」と苦笑いされていました。
右隣りの院長の病院では、月間の赤字幅が1億円を常時超えているそうで、「もう打つ手がないよ」と苦笑いされていました。
しかし、その病院は某大規模ターミナル駅前に位置しており、インバウンド患者が非常に多いことで有名です。
実際、彼らはインバウンド対策として、12人もの通訳を配置して、大量に受診する外国人患者さんに対応しているそうです。
実際、彼らはインバウンド対策として、12人もの通訳を配置して、大量に受診する外国人患者さんに対応しているそうです。
注目すべきは、その医療報酬体系です。彼らは保険診療外で、これまで1点30円という高額な報酬を受け取っていたとのことです。
これは、日本の交通事故(自賠責保険)でさえありえないほどの高額設定です。もし自賠責保険で同じことをすれば、確実に損保会社からクレームが来るレベルでしょう。
これは、日本の交通事故(自賠責保険)でさえありえないほどの高額設定です。もし自賠責保険で同じことをすれば、確実に損保会社からクレームが来るレベルでしょう。
にもかかわらず、インバウンドの患者さんからは「安い、安い」という声が聞かれるそうです。この「1点30円で安い」と言われる状況に、その病院長もまた苦笑いされていました。
さらに先月から1点50円に値上げしたそうですが、それでも「高い」という声は聞こえてこないとのことです。
さらに先月から1点50円に値上げしたそうですが、それでも「高い」という声は聞こえてこないとのことです。
「1点50円で平気で支払うインバウンド」と、「1点10円」という日本の医療報酬体系を目の当たりにし、日本と諸外国との間に横たわる経済力の差を感じずにはいられませんでした。
私個人の率直な感想としては、日本の現状における「1点10円」は、かなり格安な医療報酬だと思います。
例えば、白内障の手術を考えてみましょう。手術そのものの技術料(手術点数)は格安ですが、眼内レンズを高性能なものにすると、その材料費は年々上昇しています。
つまり、ある一定以上のクオリティの視力を取り戻そうとすると、材料部分の価格が高騰しているため、患者さんの自己負担額は劇的に上がってきているのが実情です。
例えば、白内障の手術を考えてみましょう。手術そのものの技術料(手術点数)は格安ですが、眼内レンズを高性能なものにすると、その材料費は年々上昇しています。
つまり、ある一定以上のクオリティの視力を取り戻そうとすると、材料部分の価格が高騰しているため、患者さんの自己負担額は劇的に上がってきているのが実情です。
一方で、私たち医師が純粋な技術料としていただく報酬は、ほとんど増えていません。医療報酬(技術料)は価格が上がらないのに、材料費だけがどんどん上がってい...。
この状況は、私たち医療従事者にとっても非常に辛いギャップです。同じ手術をしても、日本の国富がどんどん外国に流出しているとも言えるでしょう。
この状況は、私たち医療従事者にとっても非常に辛いギャップです。同じ手術をしても、日本の国富がどんどん外国に流出しているとも言えるでしょう。
「1点10円」の報酬制度に生きる私たち日本人と、「1点50円」を支払うインバウンド旅行客との差を埋めるために、私たちも経済力をつける努力が必要だと痛感しました。
さて、ここからが本題です。「1点50円」が成立するのは、インバウンドが集中するエリアに限られます。端的に言うと、東京、大阪、京都などです。
これらのエリアの更に中心部には、「1点50円」以上の報酬を受け取れる可能性があります。つまり、これらのエリアに位置する医療機関は「世界」とつながっているのです。
日本の中でも、東京、大阪、京都の中心部が突出して地価が高騰している理由は、グローバル市場とリンクしているからです。
一方、医療機関はグローバル市場と完全に切り離されて、国内一律価格で固定されていました。都心も地方も同一価格なので、固定費の高い都心に位置する意味はありません。
しかし、グローバル市場とリンクし始める医療機関が出現すると、必然的にそれ以外の医療機関とは比較にならない収益格差が出現します。
例えば、1点10円の医療機関と1点100円の医療機関では、収益性が天と地の差です。これまでは有り得ない状況でしたが、今後は実現化する可能性が高まってきました。
私たちが生きる近未来は、都心の医療機関だけがグローバルとつながる凄まじい格差社会かもしれません。10年後の自分がどこでポジションを持つか考える必要がありそうです...。
医師のキャリア革命(オンラインサロン)
「経済的自由」を手に入れるために Facebookを利用した非公開のオンラインサロンに参加してみませんか?
本サロンの目標は、参加者全員に生涯途絶えることのない "複数の収入の流れ" を得るための " 学びの場 " を提供することです。
資産形成マニュアルで、医師が効率よく資産形成を実践するノウハウを公開しましたが、本サロンはそのフォローアップの場と位置付けています。
それぞれの参加者たちが得た知識や体験を共有し、集合知を形成する。集合知は、サロンのメンバーが未知の航海に旅立つ際の羅針盤となる
そのような " 学びの場 " を
- 整形外科医のための英語ペラペラ道場
- 整形外科医のブログ
がタッグを組んで運営します!!
参加希望の先生方は、こちらからお願いします
