【要点】
◎電力・冷却問題を解決するため、データセンターを宇宙に設置する構想が進展。低軌道や月での即時処理や高い耐侵害性が利点だが、打ち上げコストや環境影響など課題も残る。
【要約】
AI普及で膨大な電力と水を消費する地上データセンターの課題に対し、宇宙に設置する構想が現実味を帯びてきた。スタートアップのStarcloudは11月に低軌道へAI向けデータセンターを打ち上げる計画で、衛星データを宇宙上で即時処理し、災害対応などの遅延を大幅に短縮する狙いがある。Lonestar Data Holdingsは月やラグランジュ点でのデータ保管を目指し、ハッキング耐性向上を重視する。宇宙では太陽光による事実上の無償電力と放射冷却が期待できる一方、打ち上げコストや環境負荷、規制、夜空の光害といった課題も大きい。技術革新と規制緩和が進めば、2030年代に実用化が見込まれるとされる。
【ニュース】
◆膨大なエネルギーを消費するデータセンター。だったら宇宙に作ればいいよね (Gizmode, 2025/09/01 23:00)
https://www.gizmodo.jp/2025/09/plans-to-build-data-center-in-space.html