Macは重い
研究生活を初めた2000年から、ずっとMacを使ってきました。
初めてのパソコンとして1999年の卒論執筆時に、iMac98年モデルを新古品で買い、その後杏仁豆腐みたいなiBookも使っていました。
だいぶ前に、どの論文をどのパソコンで書いていたのかをまとめていました。↓
schlossbaerental.hatenablog.com
2003年から2008年くらいまでソニーのバイオを使っていた時期もありましたが、美術系の大学で働き始めたことをきっかけにMacに戻りました。
VAIOの思い出をまとめていました。↓
schlossbaerental.hatenablog.com
20年前から気づいていたことですが、アップル製品に軽量性を求めるのは間違いです。だいぶ軽くなったとはいえMacBookAirは1.2kgもあるし、iPad Air 11インチも500g近くあります。
月曜日は非常勤で2コマ授業があるので、一日外出しています。毎週授業用のiPadと、仕事用のMacを両方持ち歩いています。さいわい車通勤できる大学なので、荷物は車で運びますが、それでもカバンは重く、肩が抜けそうになります。
出張の時にもノートPCとタブレットは両方持ち歩くことがあります。また最近は動画を撮るのでカメラや機材を持ち歩くこともあります。そう考えるとMacbookではないPCを使うのも一つの方法ではないかと思えてきました。
ちょうどガジェット系ユーチューバーのどりきんさんが、日本に一時帰国した際に富士通の世界最軽量PCを購入された動画を見ていたので、富士通にしようかなと考え始めました。
最軽量モデルが売ってない
どりきんさんは実店舗で購入されたとのことでしたが、梅田のヨドバシには実機が展示されていませんでした。一度くらい600g台の軽量さとキーボードや本体全体の剛性を確認したいと思っていたのですが、もう少し重い800~900gの機種しか触ることはできませんでした。しかしそれでも普段持ち歩いているMacbookAirの金属の塊感に比べればはるかに軽いことがわかりました。
これが最軽量のWU5/J3モデル。なかなか売ってないし、直販サイトから注文してもけっこう時間がかかります。
最軽量モデルは割高だが、二番目のランクならけっこう安い
当初はどりきんさんと同様、最軽量のWU5/J3モデルから選ぶつもりでしたが、やはり最軽量だしCPUも新しいので他のモデルより割高だと気づきました。私はちょっと出先で仕事する程度の用途しか想定していなかったのでメモリ16GB、SSD256~512程度で十分だったのですが、私の予算では最低限の構成(8GB、256GB)しか買えそうにないのであきらめました。
ふだんMacを使っている私にとって、ウィンドウズ機の選択肢の多さにはいつもうんざりしてしまいますが、富士通のサイトやアマゾンの商品ページを比較して、値段と重さを考えたら738gのWU2/Jがちょうどいいことがわかりました。
びっくりする軽さ、723g!

14インチのモニタなので狭さは感じません。
注文したところすぐに届いたので先月末頃から使い始めました。
MacBookの約半分近い重量で、最初は模型かと思うほど軽く感じました。
メーカー公式サイトでは738gと書いてありましたが、家で測ってみたところ実測で723gでした。

たしかに最軽量モデルの639gより100g近く重たいけど、MacBookに比べればおもちゃみたいな軽さです。
また、723gということはiPad Proに純正キーボードをつけたより軽いです。
授業で使用しているiPadもiPad Pro(444g)からiPad mini(293g)に変更すれば、さらに150gくらい軽量化して、合計で1000gちょっとに収まります。MacBook Airよりも軽くなります。
組み合わせを比較するとかなりの差になることが分かります。
iPad Pro+MacBook Air=1644g
iPad mini + Lifebook WU2/J= 1016g
ペットボトルの麦茶くらいの差ができることになります。
Macとの互換性への不安はおおむね問題なし
GoogleやiCloudで同期作業をして使っていますが、今のところ処理速度などは不自由を感じません。SSD容量も256GBしかありませんが、Lightroomによる写真の現像作業などはしないのでおそらく不足はないでしょう。(もし不足であればDIYでSSDの換装はできるそうです。そのうちやります)。
Macを使っているとWindowsとの互換性が心配と私も思っていましたが、MacにあってWindowsにないものとして気になるのはAirDropくらいです。
仕事で使うファイル類はMicrosoft365でOneDriveに保存すればいいし、あまり困ることはありません。
軽量ということは剛性が足りないのかもしれないという不安がありましたが、タイピングしてみても筐体がたわむような感じはまったくないし、驚くほど使いやすいです。

ひらがなが入っていないのですっきりした印象のキーボードです。MacBookと同じ正方形のキーもいいですね。
MacBookのアルミ製の筐体になれているとLifebookはなんだかプラモデルみたいで壊れそうな感じがしますが、少なくとも私は満員電車でもみくちゃにされるような機会はほぼないので、壊れることはなさそうです。
それから、地味に感動したのが、研究仲間や学部の事務室から送られてくるファイルがMacと違って文字化けすることがないという点です。学部事務から来るファイルはたいていファイル名が文字化けしており何のことか分からない場合が多く、もはや推測で返信することが当然のようになっていたので、これは非常に便利だと思いました。
いくつかのデメリット
Lifebook導入のメリットはこれまで書いてきたとおりです。いっぽうでいくつかデメリットも当然あるのでそれらを以下にまとめます。
1)Airdropがない
ファイルをちょっと送りたいとか、写真を取ってPCで加工してSNSにうpしたいときとかどうすればいいのでしょう。何か代替手段があればいいのですが。
2)ドイツ語入力がちょっと不便
Wordの場合であればアルファベット入力にしてショートカットでドイツ語の文字を出すことができます。しかし、他のアプリではドイツ語キーボードに切り替えないといけません。ドイツ語で論文やメールを書くという人ならべつに困らないのでしょうが、私は日常的に日本語・ドイツ語まじりの文章を書くことが多いので、やや不便です。
具体的には、たとえばグーグルクラスルームで授業後の問題を作るときなどです。Wordを立ち上げるのもめんどうだし、できたらショートカットでドイツ語まじりの日本語をかければ良いのですが。
3)低電圧の充電器やモバイルバッテリーから給電できない
これはまったく事前に予想していなかった不便な点でした。バッテリーの減りが早いし、それは軽量性と引き換えなので受け入れていたのですが、充電はどこでもなんでもできるわけではないというのがちょっと不便です。MacBookやiPadは、ふだん自宅の4ポートくらいある充電器につないでいましたが、Lifebookはある程度電圧のある充電器やモバイルバッテリーでないと給電できません。手持ちのバッテリーや充電器を見直そうかと思っています。
とはいえおおむね満足
いくつか予想された、そして予想外のデメリットもありましたが、とりあえず出先でメールを書いたり、原稿の手直しをしたり、ウェブサイトを見たりといった用途にはまったく不便を感じることはないし、やはり買ってよかったと思っております。
しばらく使ってみてもう少し慣れたら、長期レビューをまた書こうと思います。