
「生きている化石図鑑」著者:土屋健、監修:芝原暁彦、イラスト:ACTOW(笠倉出版社)を読みました。
「絶滅」とか「生きている化石」という言葉に強く惹かれます。
絶滅してしまった「種」に悲哀を感じ、また「生きている化石」と言われる現生種が、どのようにして絶滅をまぬがれ、1本の糸のようにかすかな可能性で生き残ってきたのかを知りたくてたまりません。
子供の頃から、シーラカンスやオウムガイが大好きで、アンモナイトの化石も持っていますし(国立科学博物館のミュージアムショップで購入)、数年前には静岡県の沼津港深海水族館(シーラカンス・ミュージアム)まで冷凍されたシーラカンスを見に行ったりもしました 😄 ⬇️
本の話に戻ります。
著者以外に、イラストレーターさんの名前も入っていることからわかるように、大きなイラストが描かれた本です。
だからといって子供向けというわけでもなさそうで、漢字にフリガナもなく、また学名や地質時代も平気で出てきます。
古生物オタクの大人のための絵本といった感じでしょうか。
当然ですが、絵が多くページ数も少ないのでサラリと読めます。
著者は、以前「サピエンス前史」⬇️ でも紹介した土屋健氏です。
内容的には、基本見開き2ページ(一部4ページ)に現生種と絶滅種の大きなイラストがあり、下の方に解説が書かれているという体裁です。
多数の「生きている化石」の生物について取り上げられており、また現生種はもはやいないけれど長期間生存した生物(三葉虫や魚竜、翼竜など)についても1つの章を立てて解説されています。
ただどうしても2ページ程度では解説が物足らないなと思える部分もありました。まあ、その辺は手軽さとのトレードオフで、どこまで書くかは難しいところなんでしょうね。
とはいえ、「生きている化石」や「絶滅」に興味のある方には、
お勧めします! 😄
(2025年2月19日現在、Kindle Unlimited で読むことができます。ただし、この本は ”絵” が中心なので、モノクロの電子書籍リーダー "Kindle" では読みづらいです。タブレットやPCがお勧めです)⬇️
★★★
土屋氏の "X" をフォローしていたら、東京上野の国立科学博物館での特別展「大絶滅展-生命史のビッグファイブ」の情報がありました。
2025年11月1日からと、まだ少し先の話ですが、元気があったら行ってみたいですね ⬇️
ちなみに「ビッグファイブ」とは、過去5回起こっている「大量絶滅」(生物種の75%以上が短期間に絶滅)のことです。⬇️
1、オルドビス紀末 約4億4400万年前
2、デボン紀後期 約3億7200万年前
3、ペルム紀末(古生代末) 約2億5200万年前
4、三畳紀末 約2億100万年前
5、白亜紀末(中生代末) 約6600万年前
この「大絶滅展」も、今回紹介した「生きている化石図鑑」もそうですが、やはり「地質時代」についてある程度の知識はあった方が理解しやすいと思います。
私の過去記事なんかも参照してみてください ⬇️