普通に生きていてもなかなかアドベンチャーという言葉に縁はないものですが、大都会から気軽に旅立てる冒険の舞台がここにありました。和やかな空気の昔懐かしいテイストで、大会を作って下さる方、応援して下さる方との距離も近いです。総じて参加してよかったと思える時間でした。
コースは、庄内川と矢田川の河川敷を走り、大都会名古屋にありながら自然を感じられるよきものでした。途中噂の階段や一部石畳、不整地があったりもしますが、そこまで無茶なアドベンチャーを強いられるわけではなく、全体にフラットかつ整備されていて走り易かったです。




一日晴れた割にはそこまで暑くはなりませんでしたし、エイドもかなり豊富に設置して下さっていますので、危険を感じることもなく快適に走れました。復路ではフルーツやお菓子もふるまわれますし、元気が出ます。




この大会は、なごやNPO応援事業の関連チャリティイベントということもあり、沢山のNPOの方々がスタッフとして協力して下さっています。走っていても優しい応援で笑顔にしていただき、終了後も普段の活動の話を伺えます。マラソン大会がそういう機会になるというのも、とても意義深く素敵なことだと感じました。参加費の一部がチャリティになるのも気持ちのよいことです。




走りは、無調整かつ全身に負荷をかけない距離走に徹し、後半少し上がって3時間20分台でした。翌日にも左程疲労が残っていないので、うまく走れたと思います(146bpm, 199spm, ストライド1.06m, 上下動比5.0%, 上下動5.5cm, 左右接地時間バランス48.2%:51.8%, 接地時間251ms, エボライドスピード3)。




観光も、全日本大学駅伝のスタート地点である熱田神宮にも行けましたし、観光難易度の高い大都会でありながら、昔からあるパン屋さんや洋食屋さん、お宿、銭湯にお世話になり、老舗巡りで名古屋人気分を味わってきました。テーマを絞ると楽しみも深まります。








日常からちょっと飛び出してみることも、立派な冒険です。全力を尽くすことでも、いつもと違うことをやってみることでも、何だって、その人にとって冒険といえることはあります。それが他人から見て摩訶不思議アドベンチャーといえる程のものであろうとなかろうと、私たちはそれを、各々の冒険の書に記録してゆくのです。大会を支えて下さった名古屋の皆様、温かな大会・応援でランナーを迎えていただきありがとうございました!




階段の上り下りがあるフルマラソンといえば鯨波地下道を通る柏崎潮風マラソンですね。この大会も応援して下さる皆様との距離が近くて大好きです。
大都会と自然とのコラボといえばさいたまマラソンも印象深いです。大会規模の割に給食もすごいです。
ウルトラですが、中規模クラスでの全国一の手作り大会を目指す奥熊野いだ天ウルトラも超おすすめです。来年も参加させていただけることになりましたので、楽しみです。
続きのページには、大会、応援やコースの写真や解説だけでなく、老舗中心の名古屋観光、パン活などについても詳しく記載しています。よろしければ写真スクロールだけでも是非。
コメント、スター、↓のバナークリック、SNSなど何でもよいので読者の存在をお知らせいただけますと、私がヨシヅヤのヨッタンの衣装で走り出します。
次回予告は“滝を見たくて養老へ”です。ショートで上りだけ頑張ります。
前日
大阪から名古屋へ
特に調整する気も無いので普通に起きて60分走りました(11.97km)。得意の歯科検診も虫歯なしでパスし(フロスを数種類使い分けているのが大きいと思います)、サーモン、アボカド、ブリーチーズ、水菜にレタスのサラダに納豆、ヨーグルトという普通の食事をしてから出発です。

いつも東海道新幹線では味気ないので、今回は近鉄にしました。上本町12:33発→近鉄名古屋14:49着のアーバンライナーです(2,860円+特急券 1,930円)。よくわからないなりに特急券はネットで事前決済をすませておきました。

車内は少し懐かしいデザインで、テーブルは肘掛から取り出すタイプでした。靴を脱いで使用するフットレストは、角度もよくて快適。洗面台には紙おしぼりが備え付けられているのが珍しかったです。途中寝不足を補いながら、快適に移動します。
移動中読書は、漱石文明論集の『中身と形式』や『文芸と道徳』でした。中身が無いのに無理やり輪郭だけ作って放り込んでも上手くいくわけではない。輪郭はいつしか自然にできているべきもので、そうでなくては実態を伴わない。浪漫主義は確かに高い理想を求めるものだが、それはそれで無理がある。自然主義は人のあさましさもそのまま描くので高潔なものは望めないが、それはそれとして受け入れるしかない。そんなことが一般聴衆にも理解できる言葉で語られています。
もう一冊、太宰治『人間失格』を久しぶりに再読し始めました。辛いことの多かった中学高校時代に読んであまりに重なる所が多く、なかなかもう一度読む気になれなかったのですが、斜陽館に行くなど自分の中で太宰ブームが再燃している今読むしかないと判断しました。そしてやはり今読んでも重いですが、他の人もそういう苦しみを抱えているのだと思って接することができるようにも思います。
名古屋観光
名古屋からは名鉄に乗り換え、神宮前で下ります。熱田神宮は西口です。外周を歩いていると、めだかの学校があったりもします。そっと覗いて見てみましたが、季節のためか(4月に放つとあった気が)、少し明るさが足りなかったからか、皆でおゆうぎしている様子はよく見えませんでした。




熱田神宮
全日本大学駅伝のスタート地点としておなじみ、といいながら、私はテレビを持っていないのと大抵その時期は別のことをしているので映像を見たことがないのですが、とりあえず西門前のスタート地点とされる場所に立ち、英傑たちが駆け出していく姿を思い浮かべて力をいただきました。



熱田神宮はおよそ1900年前に草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)が奉納されて以来の由緒ある場所で、誰しもが認めるパワースポット中のパワースポットです。荘厳な本宮の社殿の前に立つと、地面から力が伝わってくるような気すらしました。また足もよくなり、きっと速く走れるようになるという確信めいたものも感じながら、お礼と活躍のお祈りをさせていただきました。




神楽殿は見るからに巨大で、西楽所は五代将軍綱吉が以来5月1日の舞楽祭の際に用いられているということですし、佐久間燈籠も日本三大燈籠の一つとのことです。時間が無くてあまり細かくチェックできませんでしたが、至る所に貴重な文化財が存在しています。相当入念な予習をした上で、何度も通わないとなりません。まあ神社は気合を入れて行くのもよいですが、別に日常に溶け込んでいればそれもまたよいものだろうとは思いながら歩いていました。下賀茂神社の糺の森を思い出しつつ。




パン活
- ジャーマン スープレックス.さん
名前だけ聞くとネタ系かなと思ったのですが、とんでもありませんでした。カール・ゴッチこそ出てきませんが(当たり前)、凝ったパンが並んでおり、ものすごく迷います。熱田神宮は西口なので見逃しそうになりますが、東口μPLAT神宮前2階入ってすぐですので、ここに寄っておくことをおすすめします。


青カビとネギのリュスティックは、最近食べていなかったゴルゴンゾーラの濃厚な味とカマンベールのうまみのコラボがたまりませんでした。フィグポワープルもイチジクとクリームチーズの味だけでなく、カリっと焦げた焼き加減も絶妙で、香ばしさを楽しみながら噛み締めました。


- スズメヤさん
古い方の商店街を歩いていくと出会えます。その昭和レトロな佇まいは見逃すわけにはいきません。長年の歴史の中で自然とこの姿に落ち着いたのだと思いますが、この味のある内外装は狙っては作れません。



おばあちゃんがすごく優しい方で、毎日パンを作っておられるのかと温かな気持ちになりました。今年閉店された金沢のボナペティさんを思い出したりもします。パンも最も家庭の味感のある卵サンドを選びましたが、懐かし過ぎる味ですごくよかったです。パン・オ・ショコラも板チョコだけでなく、柔らかくて甘い生地も期待以上のおいしさでした。


- 大須ベーカリーさん
17時頃だったため既にほぼ完売状態でしたが、レーズンブレッドがおいしそうだったので買い求めました。半分は明日に残しておこうと思っていたのですが、ふわふわもっちりの柔らか生地がたまらず、ついつい完食してしまいました。



夕食
とんかつ&ステーキの店とんまさんにしました。高齢のご夫婦が営業されており、その歴史は半世紀以上。お肉が柔らかく地元に愛されるお店という評判に惹かれて是非にと選びました。夜は17時からですので、開店直後にお邪魔したところ待ち時間なしでした。


上味噌カツ定食を注文し、よきお店ならではの、待っている間も楽しみという時間を過ごせます。運ばれてきた味噌カツは正に上品なステーキハウスのようなオーラがあります。そしてお肉は揚げ具合が絶妙で、ものすごく柔らかく、それこそステーキを食べているような感慨がありました。衣も薄めで、よりお肉を味わってほしいというメッセージも伝わってきます。味噌も岡崎八丁味噌の一番よいものとのことで、カツにもごはんにもぴったりでした。

とてもおいしく、大阪から来てよかったこと、明日のマラソンの力になったことなどをお伝えすると喜んでいただけました。他と食べ比べたわけではないのですが、絶対値は間違いありません。超おすすめです。
お宿
大須観音駅近くの白龍旅館さんにしました。この便利過ぎる立地で個室5,800円とは破格です。年季の入った建物でありながら、トイレやお風呂は新しくてきれいですし、和室も落ち着きます。大通りが近いのに案外静かなのも驚きです。冷蔵庫は共用もないということでしたが、牛乳は預かっていただけたのでよかったです。おかみさんが気さくな方で、滞在中も大変快適でした。



お風呂でゆっくり温まってから関牛乳を飲み、23時30分頃に消灯です。



レース当日
レース前
起床は7:20頃。夜中に怖い夢を見て一度目覚めましたが、それ以外はよく眠れました。この街中でも驚く程静かでしたし、布団も快適でしたから、寝坊するなという方が無理です。暖房は使いませんでしたが、金沢のように顔が痛くて起きるといったこともなく、大阪と同じくらいの感覚でした。
手持ちの食べ物は関牛乳とプロテインバーしかないので、おいしくいただき、装備も整えてから出発です。お腹も目覚めてくれて不安なしです。ファミマでゆで卵とパンを買って朝食は完了。普段の週末は何も食べずに二時間以上走るので、これくらいで十分です。パンは甘過ぎましたけど。


大須観音駅8:09発→庄内緑地公園8:22着の地下鉄で移動です。フルの受付は8:30までなので間に合いませんが、とりあえず行ってみることに。駅から出ると大きな公園の入口から感心しますし、紅葉もきれいでよかったです。


駅の出口から仮設コインロッカーまで大体5分、そこから会場まで更に5分くらいでした。遅れたにもかかわらず笑顔でナンバーカードと参加賞を手渡していただき、感謝です。


ナンバーカードは穴が空いていないものの、ボールペンで軽く貫通できます。そこからゼッケンホルダーを通すのに手こずり持ち時間を減らしてからコインロッカーに戻ります。空いているロッカーを探すのにも、何とか荷物を詰め込むのにもまた時間を使い(百円玉五枚は用意していました。ちなみに、両替のスタッフさんも待機していますのでご安心を)、ますますギリギリに。

どうにかスタート地点に辿り着いたのはスタート2分前。急いでシューズの紐を走れる程度に締め直す間にスタート10秒前。走る前から自分史上最も攻めたアドベンチャーになりました。

【ちょっと真面目な内容】
練習
調整一切なし、先週からの流れそのままに臨みました。踵は調子のいい日もあればそうでない日もあるものの、大きな流れとしては回復基調なのだと思います。痛みはありつつも、閾値走も練習として成立するようになってきました。ガーミンさんは大甘なのですが、足底以外は順調に強くなっていると思いたいところです。
日曜:大田原マラソン(3時間6分台)、観光スロージョグ37分(4.1km)
月曜:観光スロージョグ39分(4.7km)、123分(15.1km)
火曜:スロージョグ43分(5.2km ボメロ18)
水曜:有酸素ジョグ64分(11.7km Zone1,2 ハイパースピード4)夜スロージョグ55分(6.7km, ライトレーサー4)
木曜:有酸素ジョグ61分(11.7km Zone2,3 ライトレーサー6)夜スロージョグ50分(6.3km, ライトレーサー4)
金曜:閾値走9km(36:27 ターサーRP3)
土曜:有酸素ジョグ60分(11.98km Zone3 ハイパースピード4)


シューズ
ウルトラにも使えるシューズの有力候補エボライドスピード3です。先週一度ジョグで履いた感じだと軽く進んだので、期待できます。普段のジョグはハイパースピード4とライトレーサー5、6が多いのですが、それらよりは進みます。カーボンは入っていませんが、硬すぎて屈曲しないシューズは多様するとよくない気がしています。


装備
エボライドスピード3が強烈な赤なので、負けずに派手な向津具ダブルフルTシャツにしました。丁度募集も始まったようですし。バックプリントは無いのでアピール力は弱いかもと思いましたが、折り返してからスライド区間も長いので、結果的に正解だったと思います。他はオホーツク網走マラソンキャップ、ミズノマルチポケットパンツ、asicsハイソックス、ニチバンテーピングです。

持ち物
ジェルフラスク一つで、大田原で特売だったジェルを炭酸水に溶かしました。距離走であれば水がいただけるだけで十分ですので、これは糖質を取って元気を出しましょうという程度の位置づけです。
レース
序盤~前半
- 序盤:公園から河川敷へと冒険の始まり
まずは庄内緑地公園の中を一周します。木陰も多く、走っていて気持ちがいいです。勿論この人口密度で速く走れるはずもありませんので、アップがてら走ればそれで十分です。


一周してくるとボート池を左手に、メイン会場を右手に見てから軽く土手を上り、すぐに下りて庄内川沿いのコースに入ります。この辺りまで来れば、大分混雑も緩和されているので走り易くなります。とはいえ左側通行で対面からはマラソン以外の方も来られるので、無茶な追い抜きはできません。



早々に給水もあり、快適に大きな橋(新川中橋)を見ながら進んでいきます。当分川のすぐ傍を行くのかなと思っていたところ、5kmを過ぎてから堤防上の道路に上がります。高い位置から見る庄内川もなかなかよいものです。



7kmで35分ちょいくらいだったと思います。最初の遅れが徐々に埋まっていて、この感じでいけば3時間30分は問題なく切れると思いました。


- 前半:時折の不整地もアドベンチャー
折り返してから戻っていき、歩行者専用のふれあい橋を渡ります。庄内川も矢田川も一本で渡れるお得な橋です。ここからの眺めは気持ちの良いものでした。随分背の高いタワーマンションは、北スポーツセンターの傍にあるようです。急角度で下に下りてからは、矢田川河川敷を折り返し地点までひた走ります。



橋の近くでは給水があったり、応援して下さる方が待っていて下さったりで、川沿いの単調なコースという感じもそれ程なく楽しく走っていけました。YMCAで盛り上げて下さった方も。



時折石畳のような場所や木の根っこ、不整地なども登場しますが、いずれもごく短い時間だけです。“流石はアドベンチャーと自負するだけある。次は何が来るのかな”と結構面白がりながら走ることもできました。淀川のように怪我前提の窪みもありませんし、犀川よりも舗装された道が多く、走り易いコースだと思いました。



中盤
- 中盤①:お待ちかねの階段から折り返しまで
やや急な不整地を上って数分進み、忘れていた頃に不意に前方に小さな階段が。“これが噂に聞く階段か!”という喜びがあります。上に上がる分には数段ですが、すぐに河川敷に下りるために十数段の階段を下ります。




階段を下りてすぐの所には、特撮ヒーローがいてハイタッチしてくれました。全員を迎えて見送られたことと思います。こういう応援は嬉しいですね。復路でも待っていて下さりました。

速い選手も折り返してきて、左に寄りながらカクカクと進みます。概ね順風ですので、それ程無理しなくても気持ちよく進みます。折り返し地点で1時間42分16秒。3時間25分は切れるかもしれません。



- 中盤②:心地よい風と忘れてはならぬ階段
折り返してからは少し向かい風になりますが、涼しくて快適でした。タイムを狙っていれば少しの逆風もご遠慮願いたいところですが、今日は距離走なので何でも来いです。往路もそうでしたが、野球の練習をしている子供達や若者、家族連れの方もエールを送って下さるので、元気をいただけました。
その先もピッチが少し低い気もしましたが、特に失速する様子もなく淡々と走れていました。景色は大きくは変わらないのですが、たまに少し遠くの方まで見える時は“おぉ”と思います。往路のランナーさんも、笑顔の方もいれば苦悶の表情の方もいる、という具合で、マラソンは人それぞれに楽しんでいるのだなと考えていました。

復路になるとエイドでは給食も登場します。最初はコーラをいただき(油断していたためバナナは取れず)、次はおひとり様一つということでぶどうをいただきました。折り返しコースということもあって給水は十分で、一日晴れていたものの、この気温であれば全く危険を感じませんでした。

またも忘れていましたが、(多分)25kmを過ぎてから階段があります。復路は上りの方が長いです。その後は土手の下を走り、次に河川敷に下りる時も階段でした。ここは往路とは違うコースになっているようです。確か往路ではトレイルを上ったように思います。

後半になってから周囲もしんどそうにしている方が増えてきました。エイドと応援から力を借りながら進むしかありません。プチシューもいただき、甘さを楽しみます。私設エイド(たしか”みんなのエイド”だったと思います)でもコーラをいただきました。手元28kmは大体こんな景色でしたが、既に400mはずれていたように思います。



後半~終盤
河川敷では犬の散歩をされている方もおられ、私の大好きなシーズーもいました。30kmを過ぎると鉄橋が見えます。丁度この少し後に電車が通りましたので、どうせならその時に写真を撮ればよかったと思いました。


芝が枯れているエリアは独特のにおいがします。聳え立つタワーマンションも見えて来て、あと10kmくらいで終わりそうだと分かります。橋の上を走っていく人がいるので、行く先にあるのがふれあい橋と認識します。


狭い道を駆け上がりふれあい橋から矢田川、庄内川の順に眺めます。スタッフさんも応援して下さり、もう少しだという気持ちになります。庄内川沿いは右手の紅葉がきれいで、“もしかしたら桜並木なのかも”と考えながら走っていました。すぐに下に下りてしまいますが。


35km地点で手元2時間46分55秒くらい。それよりも距離が550m程ずれていることが気になります。“短く終われそうでラッキー”とかせこいことを考えていましたけど。


- 終盤:
直後の給水でもチョコレートをいただき、糖質を補給しながら変わらずに淡々と進みます。日差しがあってもそう暑くはないのですが、やはり木陰は気持ちいいです。


会場が近づいてきて“ここを上って終わりかな”と思ったのですが、そこからしばらく先の折り返し地点まで直進します。どこまで行くのか感覚的によくわかりませんので、ちょっと不安になるかもしれません。確か折り返してから残り4kmの表示があったと思います。

スライド区間を経て土手を上り、100mくらい進んでからまた折り返しです。結構細かいところまで距離を意識しているものだなと思いました。


折り返して下り、ようやく公園内へ。あと一周すれば終わりですが、40kmの表示はよくわからず、仕方ないので残り2km表示で時計を押しました。しかし今日は別に上げるという程上げるつもりもなく、軽く上がればそれでよしという感じでした。

写真も撮りたいところでしたが、前半から積極的に撮っていたこともありメモリ不足に。今更消しながら進むのも面倒ですし、園内には人も多いので、諦めて直に景色を楽しむことにしました。まあスタート直後にも写真撮ったからいいだろくらいの割り切りもあります。
いくらかは上げたものの頑張ることはせずに、最後はボート池を見てから芝生の上を気持ちよく走ってフィニッシュさせていただきました。

アフター
レース後
ドリンクとなごやんを受け取り、チップを返却すると、即完走証の発行を受けられます。そこから5分歩いてコインロッカーへ。荷物を取り出してアミノ酸、アミノプロテイン、プロテイン、プロテインバー2本と次々に補給して一段落します。更衣室は会場にあるので、正直億劫に感じます。その辺で着替えている人もそれなりにいて気持ちも分かりますが、私は上だけ着替えて続きは更衣室を利用することにしました。

歩いて会場に戻り、更衣室に入ったところ、お世辞にも十分なスペースがあるとは言えない状況で、うーんと思いました。まあ自分はほぼ着替えも完了しているのですぐに終えられましたが、疲弊しているひとが数名いたらもう無理です。コインロッカーの場所は絶対にあそこしかないのだろうと思いますが、更衣室はもう少し工夫の余地がありそうです。
あと、会場のスピーカーから流れる曲の音が大き過ぎて、勿体なかったです。どこぞの大会のようにぶち壊しということはなく我慢できる範囲ですが。もっとMCの方の声がよく聞こえるようにした方が良いとは思います。

会場には屋台も出ており、参加賞の金券が使えるということでカレーをいただきました。特に名古屋の何かが入っているわけではないのですが、お腹が空いているのでスープと米があれば十二分です。

この大会は認定NPO法人の方々のご協力で運営されている部分も大きく、各団体のテントも並んでいます。いい機会ですので端から話を伺っていきました。なごや防災ボラネットさんは能登地震の支援にも行って下さったとのことで、応援のカードはこちらに入れました。まあほとんどの人は最初に会った所で入れるとは思いますが。

街や海岸の清掃活動もありがたいことですし、失語症にしてもいつ自分がなってしまうかは分かりません。子供ホスピスや児童養護施設の支援のような、お互いに支え合うための活動に従事されている方がいて社会が成り立っていることを思いながら話を聞いていました。

女子の表彰式も少し見て和やかな空気を楽しんでいたのですが、右手にいるキャラクターが気になりますよね。かなり突き抜けたデザインのように思います。検索してみるとヨシヅヤのヨッタンということで、何とあの鳥山明先生がバイト時代にデザインしたという都市伝説があるそうです。昭和にはそういった実しやかな話の類があったものですが、公式には特に発表されていないというのもまた奥ゆかしいものです。もし事実なら、それこそ摩訶不思議アドベンチャー(この世はでっかい宝島 そうさ今こそアドベンチャー!♪)ということになり、この大会が一つの高みに達します。そして伝説へ。

エボライドスピード3さんは期待通りの走り易さで、身体への負担も少ない印象でした。次のウルトラはこのシューズで行こうかと思います。2022年のウルトラは全てエボライド初代でうまく走れていましたし。



名古屋市内観光
八千代湯さん
庄内緑地公園駅から浄心駅まで二駅乗って、そこから歩いて10分程だったと思います。日曜は早い時間から営業して下さっているので、調べて行きました。ボディーソープはご持参ください。
まだそこまで混んでいる時間帯ではなく、ランナーでごった返しているわけでもありませんでしたので、身体もゆっくり洗い、湯舟にも長く浸かって全身をほぐせました。二階に露天風呂があるのと、水風呂が冷たいのが印象的です。薬湯や寝湯などもあり、行ってよかったと思える銭湯でした。

お風呂の後は、例によってシェアバイクで移動しました。マラソン後は特に、歩くより自転車の方が気持ちいいです。とにかく楽で。ちょっと気になる景色を見つけても気軽に引き返せますし、行動範囲が一気に広がります。雨だと使えないのが難点ですが。






ル·シュプレーム栄生本店さん
少々遠いのですが、電動アシスト自転車さえあれば余裕で行けます。店内は広くないのものの魅力的なパンがずらりと勢揃いで、密度が違います。ガトー・ブリオッシュ・フリュイはカスタードクリーム、ジャム、フルーツの三層構造でリッチの極みです。西洋すもものパヴェは私の好きなハード系と果実という逸品で、噛めば噛むほどうまいです。




名古屋駅から近鉄特急ひのとりに
少し時間に余裕を持たせて名古屋駅に戻ったものの、地上はお土産が買える状態ではありません。人が多過ぎて店内に入る気になれませんし、商品を選んでからもレジ待ちの列の長いこと。これはお土産なしだなと諦めつつ近鉄の乗り場へ向かうと、割と買える状態の店舗が。当たり前ですが、新幹線に今から乗ろうとする人達は全国に散っていくわけですが、近鉄ならマックス大阪ですから人数は知れています。無事にういろうと大あんまきを仕入れて帰途に就きます。



帰りは近鉄特急ひのとりでした。こちらはアーバンライナーより少し高いだけなのですが、リクライニングシートなどの座席だけでなく、奥のラグジュアリーゾーンとの間の展望スペースに自販機など、旅が楽しくなる工夫の多い車両でした。急ぎでなければ名古屋方面は近鉄を使おうと思います。


スーパーで愛知県産の豚肉(石川さんちのあいぽーく)を購入し、キャベツ、葱、人参、水菜と酒蒸しにして(いしるだしも少々)いただきました。またしっかり回復すると共に、楽しかった旅行の記憶も明日につなげていきたいと思います。

最後に
実は以前から気になってはいたものの、金沢マラソンと被っていてなかなかチャンスに恵まれなかったのですが、日程も合いようやく参加することができました。期待通りの緩やかな空気に楽しく走ることができ、本当によかったです。河川敷の道での応援、MCの方の明るい声、自然を感じられるコース、どれも私の好きなものばかりでした。
社会課題の解決のためにご尽力されているNPOの皆様の活動を知る機会にもなり、何もしていない自分のことを後ろめたくも思いながら、それでも今日をまた一つのきっかけとしていければと思います。自分は各地で元気に走って楽しさを伝えることで、わずかでも力になれればと思いながら遠征している部分もあるのですが、自分なりにこの先どうするかも考えていくべきなのでしょう。
マラソンに限らず、自分の殻を破って一歩を踏み出すことは正に冒険ですので、こういう名前とコンセプトの大会が続いていることはとても嬉しく思います。大会を支えて下さった皆様に、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
ここまでご覧いただきありがとうございます。