以下の内容はhttps://savarun.hatenablog.com/entry/2025/01/21/001106より取得しました。


第22回石垣島マラソン(2025/1/19) 日本最南端のフルマラソン!限りなく美しい海と温かな大歓迎!

日本最南端のフルマラソン大会に挑戦する日が来るとは、走り始めた頃はおろか割と最近まで思ってもいませんでした。しかし、“行ける時に無理してでも行かないと、その時は永久に失われるかもしれない”という現実を直視し、今年の参加を決めました。トライアスリートの友人が見た景色を見たいという思いもありましたし。初めての石垣島は、マラソン大会に限らずとっても心地よく楽しい場所で、早くもまた行きたくなりました。

www.ishigakijima-marathon.jp

フルマラソンは、美しい海に緑に空気にと、石垣島の自然にとことん浸れる楽しい旅路でした。応援も多く、力をお借りして終始笑顔で走り切れます。序盤の太鼓だけでなく、途中もよく小太鼓の音が聞こえて来て、すれ違う車からの応援横断幕と共に、前に進む力になりました。やはりその土地の魅力を感じるには、実際に走るのが一番ですね。

公設私設のエイドも面白く、スタートから2kmも行かない地点ではいなり寿司がふるまわれ、開始後給食の最短記録を更新しました。サーターアンダギーも、黒糖ミカンバナナもおいしかったですし、ドリンクがいずれもよく冷えているのがまたありがたかったです。

コースはアップダウンがあり、そこそこタフではありますが、その分高い所からもすぐ近くでも石垣の美しい海を眺めることができ、非日常の空間で我をも忘れる体験ができます。海と海の間には逞しい緑の山々や南国特有の木々も見られ、空気も含めて、ここでしか感じられないものに充ちています。

この時期に暑い気候でフルを走ることは、暑さ耐性の強化にはつながる反面、遅い動きに慣れてしまいかねないので迷ったのですが、結果的には曇りのお陰で(最低気温18℃の割には)秋レースくらいの体感で、別大に向けてのいい準備ができました。最後は上げませんでしたが、昨年、一昨年より強くなっていると確認できたので十分です。なお、土曜や月曜のように日差しがあると、5月の黒部くらいの暑さを感じました。(3時間9分台。前半1時間35分45秒、後半1時間33分51秒。157bpm, 189spm, ストライド1.14m, 上下動比5.1%, 上下動6.1cm, 左右接地時間バランス47.6%:52.4%, 接地時間245ms, マジックスピード3)

観光も、宿の自転車を活用して、大浜の方に行ったり、南ぬ島から限りなく美しい海を眺めたりできました。フルマラソン自体が観光地巡りも兼ねており、それだけでも楽しいのですが、まだまだ気になる場所もあるので、次は他の名所も行ってみたいですね。

食べ物も、さよこのサーターアンダギーさんとうふの比嘉さん来夏世さんお食事処はるちゃんさん味処岩さん、と地元の名店を巡ることができました。石垣牛こそ手が出せませんでしたが、私が求めていたお店には沢山出会うことができ、大満足です。お土産が揃うユーグレナモールも楽しめました。

石垣島の皆様、素敵な最南端のフルマラソン大会で歓迎していただきありがとうございました!尽きぬことのない石垣島の魅力を体感しに、また遊びに行きたいと思います!

北の大地、オホーツク網走マラソンでは4kmで蟹汁が登場しました。ご当地マラソンの最高峰の一つです。

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坂の多さや海の美しさには、五島つばきマラソンを思い出します。島の大会はどこも素晴らしいですね。

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先週参加したいぶすき菜の花マラソンも、尋常ではない大歓迎が展開されるお勧めの大会です。毎年の初ランはいぶすきです。

savarun.hatenablog.com

続きのページには、コースやエイドの写真などレースの様子が分かる情報や、二泊三日の遠征の諸々を存分に残しています。関わって下さった方に、伝わるものがあればとても嬉しいです。

コメント、スター、↓のバナークリック、SNSなど何でもよいので読者の存在をお知らせいただけますと、私が別の端まで出掛けます。

次はいよいよ別大です。信じて走るのみです。一緒に頑張りましょう。

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前日

初めての石垣島

6時過ぎには無事に起床し、納豆、チーズ、ヨーグルト、牛乳、プロテインバーを食べて満足です。関空09:30発→石垣空港12:20着ですので、7:15くらいには出発しました。前日のうちに荷造りを終え、掃除・洗濯も済ませておき、気持ちよく出発です。

関空はやはり遠く、着くまでが楽しくありません。備忘を兼ねて文句ばかり書いておくと、サザンの自由席があまりに混んでいたので見送り、10分後の快速に乗るしかなかった(こちらはそこまでは混んでおらず、荷物を棚の上に乗せれば楽なものでした。途中からは座れましたし)、朝日が眩しくて本が読みにくい、駅でもでかいスーツケースの旅行者が多くて進まない、といったことがあります。伊丹や神戸は、長い時間の乗車時は基本座れるので、そこが快適度の差なのかと思いました。到着が8:45と家から1時間半というのは、単純に遠いですけど。

全てが遠いですが、第1ターミナルならまだ何とか。

今回はANAで駅直結の第1ターミナルですので、この時間でも間に合います。LCCだと地の果ての第2ターミナルなので、ここからバスに乗る必要がありますが。自分にしては長時間のフライトなのでトイレにも行って万全の状態で乗り込み、いつもより立派な飛行機にご機嫌です(現金な)。右隣が空席で広かったというのも大きいです。

しかしながらこういう機内サービスを使ったことなし。

高級な便ですので、スーパーバリュー75を以てしても往復29,610円となりました。タイムセールも狙いましたが、おそらく席数が少ないのか全く勝てる気配がなかったことから割と早く諦めました。

沖縄の海を上空から眺められるようになると、これだけでも来てよかったという気持ちになります。この先の旅路も楽しみです。

地球には沢山きれいな景色があるものです。

移動中読書は、100分で名著の『存在と時間』がメインでした。最近、後輩が読んでみたいと言っていたことに触発され、十数年前に読んだちくま学芸文庫版を書架から取り出したものの、全くに近い程理解できず……。まずは案内書からやり直すことにしました。人間はとにかく存在しているが、自らを理解するには日本来的な存在の側からしか考えるしかなく、世人のせいにして責任を引き受けない、しかし死だけは誰にも代わってもらえないことを正面から見据えると、違った生き方もできる、というような話だと思います。ハイデガーナチスに加担した事実への考察もあって、読み応えがありました。

『新もう一度読む山川日本史』も買ってみました。マラソンで国内各地に行く際に、歴史の知識があるのとないのとでは楽しさや当事者意識に格段の差がでますので。遺跡も古墳も寺社仏閣も城跡も工場も戦争の過ちも。試験のための勉強はすぐに忘れますが、自由になってからの勉強は能動的になれ、記憶にも残り易いです。

石垣での一日目

空港では石垣島ラソンを応援するメッセージが掲げられており、準備して下さっていることに喜びを感じます。空港から市街地へはバスですが、タッチ決済が使えるので大変便利です。

はるばる来たぜ石垣へ!

施設の割引券とバス時刻表まで手渡していただけるご親切ぶり。

バスは30分程で中心部に到着です。街を歩いていると、シーサー作りを体験できるお店もあったりで、何かいいなと感じました。このカエルが可愛かったからかもしれません。

子供の頃にもっとこういう体験をしておいた方がよかったです。

それにしても、ある程度覚悟はしていたものの、日差しがあると驚く程暑いです。今は夏なのかと。曇りで風があれば割と快適なのですが、本州の冬に慣れ切った身体には堪えます。実際の気温より、落差がどれだけあるかで感じ方が変わるのだと思います。背中も汗をかくため、早い段階で半袖短パンに着替えました。

宿では自転車も借りられましたので、受付や軽い観光に大活躍でした。コースの表示も確認でき、序盤の予習もできたのはよかったです。なお、プレミアム過ぎる石垣牛には手が出ませんでした。

八重山支庁もごついですね。

惣菜屋さんが多かったように思います。

この先は下りなのでペダルを漕がなくても進みます。

希少なお肉ということは承知しておるのですが……。
前日受付

フィニッシュ地点のある運動公園から道路を渡った先にある体育館で受付です。ナンバーカード、Tシャツ、プログラムなどの入った大会バッグをいただきました。この色のTシャツは持っていませんね。レア度に磨きがかかります。

敷地が広いので、運動公園の方で迷ったりもしました。

丁度いい感じの参加賞です。

過去大会Tシャツも販売しており、唯一Lサイズが残っていた第20回大会のものを購入しました。亀につられて買ってしまった部分もありますが、どこかしらメモリアルな大会で着用したいところです。なお、家に大量にあるTシャツのことは考慮しないものとします。

色といい亀といい、隙がありません。即買いでしょう。

サンゴ礁を守る募金もあったので、ごく少しですが協力したところ、リストバンドをいただけました。“シールもありますよ”と勧められ、“貼るとこないんで”とお断りしたのですが、今思えばナンバーカードに貼れますね。次は受け取ることにします。サンゴ礁再生のための赤土流出の取り組みを解説したハンドブックは分かり易くてよかったです。

何の対応もしないと全滅してしまう可能性もあるとのことです。

スタート地点とフィニッシュ会場も確認して、明日のイメージを高めておきます。タイムを狙うかにかかわらず、特に最後の景色を見ておくことはプラスに働きますので。

ここから伸び伸びとした気持ちで一歩を踏み出すのです。

最後はこっちから入るのか、その前は折り返しかと予習します。

フィニッシュゾーンはどの大会でも胸躍るものです。
大原海岸

繁華街からは離れていることもあり、静かに海を見つめることができます。潮が引いていた時間帯だったため、波打ち際までは結構あり、足元からもぷつぷつと、空気が漏れてくる音がしました。

こういう海の様子も貴重なように思います。

分け入る感のある生い茂りぶりです。

船着き場と思しき場所もありました。
オヤケアカハチ之像

琉球王国八重山に伝わる祭祀を禁じたところ、島民は信仰に対する弾圧だと反旗を翻したのですが、そのリーダーとして奮戦したのがオヤケアカハチとのことです。1500年に命を落としたとされていますが、島民のためにやむにやまれぬ正義感を持って戦ったことが、今でもこの地で語り継がれています。

時代は違いますが、アテルイを思い出しました。
津波大石(ツナミウフイシ)

1771年の明和大津波(死者・行方不明者9,313名)により運ばれてきたと考えられていましたが、表面に付着しているサンゴの年代測定の結果、約2,000年前の先島津波によって打ち上げられたものと分かってきたそうです。

推定75トン。これが大量に運ばれてくる津波の恐ろしさ。

この津波大石の他にも明和大津波による4つの津波石があり、合わせて石垣島東海岸津波石群として国の天然記念物に指定されています。海に囲まれた日本の中でも、特に波の脅威に近い場所にありますので、命を守る行動は常に意識していただきたいです。

確かに海中生物の痕跡が。
石垣名物巡り
  • さよこのサーターアンダギーさん

飛行機が予定より少し早く着いてくれたお陰で12:30発のバスに乗れたので、博物館前で下りて直行しました。丁度13時頃に着き、数分待って揚げたての黒糖サーターアンダギーを3つとプレーンを2ついただきました。やはり揚げたては温かさも柔らかさも香ばしさも際立っているので、後に残しておくということができずに食べきってしまいました。

この楽しそうなイラストはコース上でも目立ちます。

当然のように行列ですが回転も早いです。

黒糖がジュワッと。

冷めてもおいしいサーターアンダギー。
  • ゆらてぃく市場

こちらは地元のスーパーで、直売所もあるので、普段見かけない野菜や果物がどどんと並んでいたりします。

日差しが気になるわね。

紅イモは持ち出し禁止なのですね。植生とか違い過ぎるのでしょう。

ピーチパインとは、どんな味なのでしょうか。

沖縄パインとさんぴん茶香る石垣島スコーンは、パインに気を取られてさんぴん茶の香りを楽しむ余裕がなかったのかもしれませんが、気づくと食べ終えていました。島の食材に惹かれます。

さんぴん茶リテラシーが不足していましたが、普通においしいです。

宮城のくんぺんは、ピーナッツバターと胡麻が香ばしく、流石は伝統銘菓だと思い知りました。こちらは気に入りましたし、自信を持ってお勧めできるため、お土産に選定しました。

こちらは大サイズ。食べ応えもバッチリです。
  • ニッコー製菓さん

7km地点の少し手前にあるお菓子屋さんで、色々な味の華風や、名物と思われるいちふく(苺が入っているそう)が並んでしました。いちふくも欲しかったのですが、流石にボリューミーだったため、華風(たいもあん)にしました。しっとりとしたお芋の味がなかなかよかったです。少し遠いですが、自転車で来る価値はあります。

暑い時期は、かき氷のイートインが人気だったと思います。

割ってみると見ただけでおいしいとわかります。
  • 島そば一番地さん

石垣といえば島そばということで、入ってみました。店員さんがちょっと個性強めな気もしましたが、あっさりしたスープと細麺で食べ易かったです。成程これが島そばなのかと、新たな出会いがありました。

ご家族で来られる方も多いようで、結構混んでいました。
夕食

地元の定食屋に行きたい気分だったので、繁華街からは少し離れたところにあるお食事処はるちゃんさんへ。私が到着した18時頃はまだ空きがあったのですが、その後ランナーだらけですぐに埋まりました。

これぞ地元に愛されるお店です。

店内に飾ってある置物も何かいいですよね。

注文も迷いますが、珍しいイノシシチャンプルーをチョイス。予想以上に猪肉が沢山入っていて、箸でつまんだどの一手にも肉が含まれているくらいです。お味もよく、ご主人夫婦も明るく応援して下さり、いいお店に巡り合えたなという嬉しさがありました。

良質のたんぱく質も摂れましたし、力になってくれました。
お宿

ゲストハウスおり姫さんです。二泊11,000円と相当お得感があります。先述の通りレンタサイクル貸しだし付きプランを選択したお陰で、受付や観光、食事も楽々でした。変速機はついていませんが、急な坂を上ることもなければものすごく遠くまで行くわけでもありませんので、困ることはありませんでした。

バスターミナルからは少し歩きますが、便利な場所です。

お部屋もきれいで快適。トイレは共用ですが、こちらも清潔でした。

鍵の番号を忘れておられたのも面白かったです。

キッチンも使えるので、プロテインシェーカーをその日のうちに洗剤で洗えて快適でした。部屋には冷蔵庫もあるので、サンエーさんではご当地牛乳を二種類買えて楽しめました。

遠征の楽しみ、それはご当地牛乳です。

夜もよく眠れましたし、宿の方も気さくでご親切で、これ以上望むことはありません。次に石垣に行く際もお世話になれればと思います。

飛行機は疲れるのか、眠すぎたので22:30頃には就寝しました。

レース当日

レース前

無事に6時過ぎに起床できました。8時スタートということでDNSリスクがあり、夜中ちょくちょく目覚めましたが、トータルではかなり眠れて心拍数も普通です。

朝食は、ゆで卵、チーズ、牛乳に先週買ったいぶすき路です。見た目も色もお芋そのもので、シナモンの香りもよく合ったとても美味しいお菓子です。

ゆで卵は沖縄のメーカーのものでした。勿論沖縄の鶏卵です。

久々に食べましたが、やはりそのおいしさは確かなものでした。

テーピングやワセリンも含めた装備を整え、トイレも快適に済ませてから自転車で出発です。明け方雨が降ったようでサドルが濡れていましたが、どうせ汗をかくので気にしません。10分強くらいで体育館の駐輪場に到着します。

手荷物預け場所はスタート地点横の野球場内野スタンドです。荷物袋がありますので、雨でも大丈夫です。奥の方は結構遅い時間でも空きがありました。

バックネット裏の特等席です。

今日に限っては、席を埋めているのは観客ではなく荷物です。

スタート整列も緩やかなので、かなり前の方に陣取れました。別に速く走るつもりはないのですが、走り慣れていない方の後ろだと結構危ないので、そういう場所だけは避けるようにしています。

市長さんが北上市とのつながり(平成5年の大冷害に見舞われた北上市を救うべく、種もみを石垣島で1月に育てて間に合わせた「かけはし交流」)などについて話をされたり、岩出玲亜選手や石垣出身のアイドルの方が登壇され、和やかな空気の中でスタートを待ちます。

岩出選手もスイーツ情報をご所望でした。

昨日もらったサンゴ礁基金のリストバンドも装着しました。

【ちょっと真面目な話】

シューズ

富士山、湘南国際、いぶすきに続いてマジックスピード3さんです。別に速く走る必要もないため薄底も考えたのですが、別大でMETA SPEED EDGE+を履くことを考えると、ここは厚底でいった方がよいだろうという判断です。一昨年はズームフライ4(瀬戸内海タートル)→ヴェイパーNEXT%2、昨年はマジックスピード初代(にしお)→META SPEED EDGE+でしたし、同じ流れで調整することとしました。

マジックスピード3は名作だと思います。4も速く走れそうですが、厚さがアレなので。
装備

日本最南端のフルマラソン大会ですから、自分的に現時点で最北端のオホーツク網走マラソンTシャツキャップを選びました。こんな機会もそうそうありませんので、一度やってみたかったのです。他はミズノマルチポケットパンツ、asicsソックス、ニューハレ踵二重です。ハーフタイツはなしで。

この網走マラソンTシャツは薄くて軽いので、結構いけると思います。
持ち物

アミノ酸を水で溶かしたジェルフラスコ一つのみです。エイドが多かったことと、曇りで予想外に暑くなかったことが幸いし、特に脱水にはなりませんでしたが、晴天だともう少し対策が要ると思います。後は勿論回復用のアミノバイタル粉とアミノプロテインも持っています。

練習

いぶすき後の筋肉痛は、翌日の腿前と腹筋がそこそこ強めでしたが、二日後以降も重くならずに回復していきました。ジョグのペースも何故か速くなり、いよいよ体調も上がって来たと感じます。

日曜:いぶすき菜の花マラソン(3時間7分台)
月曜:観光スロージョグ10.3km
火曜:オフ
水曜:有酸素ジョグ43分(Zone2,3 Hanzo r)
木曜:有酸素ジョグ62分(Zone3 ライトレーサー4)
金曜:有酸素ジョグ38分(Zone3,4 ターサーRP3)
土曜:オフ

ガーミンさんもこの時期は甘い評価をくれます。

レース

序盤~前半
  • 序盤(いきなりいなり寿司)

スタートロスはたったの4秒。前の方にいただけのことはあります。しかしこの後はやはり走りにくく、結局随分な数の人に抜かれます。“こんなことならもっと後ろから出るべきだったのだろうか”と思わないではありませんが、最終順位からしてもそう間違っていなかった気もします。どのみち最初はアップなので、とにかくピッチを刻みつつ身体を温めていきます。

早々に知念商会さんの前を通り、下りに入ったかと思えばさよこのサーターアンダギーさんも見えて来て、“そうか、ここを通るのか”と思いました。

1km程行けば走り易くなるのはいつものことです。

走る姿を見てより元気になっていただけたら嬉しいです。

左折するといきなりいなり寿司の看板が。“お店の宣伝なのかな”と思いつつよく見ると、いなり寿司を持った方が手を伸ばして下さっているではありませんか。遠慮なくいただき、甘みに感謝します。これまでのスタート直後給食最短記録はオホーツク網走マラソンの蟹汁(4km)でしたが、最南端の地で大幅に記録を塗り替えました

もぐもぐタイム」とありますが、早過ぎでしょう笑

一番最初の使命を果たすことができました。食べ易いサイズでよかったです。

宿の裏のドラッグイレブンさんを通過し、走り易い直線を進みます。応援も沢山で早くも楽しみです。大きな横断幕や、琉球國祭り太鼓八重山支部さんの演奏もあり、楽しく出発できます。

ドラッグイレブンの店員さんにも応援していただけました。

応援が多くて休む間もありません。ありがとうございます。

沢山のメンバーが並んで下さり、壮観でした。

音は遠くまで届いています。この先の道も楽しみです。

左にカーブしながら進んでいくと、またしても私設エイドが。こちらではサーターアンダギーをいただいてしまいました。やはり沖縄のサーターアンダギーはおいしいです。水分が欲しくなったところで5kmの最初の公設エイドという配置も素晴らしいです。

幟がはためいていると走る際の目標になるので助かります。

ここは何としてもゲットしたいところです。

6km地点はニトリです。ドン・キホーテの前でも目を引くフォントの「ガンバッテー」メッセージが。昨日おいしい華風をいただいたニッコー製菓さんの前を通ると、お店の方も応援していて下さりました。

この直線も走り易いです。

笑顔も絶好調ですね。コースからはよく見えています。

日曜がお休みだと知っていれば、昨日いちふくを買ったのに……。

ご家族で応援していただきありがとうございます。

7kmで32分。スロースターターにしては悪くありません。折角オホーツク網走マラソンキャップを持ってきたものの、完全に曇っているため、この時点で既に腰に差して走っていました。

昨日下見しておいた場所です。
  • 前半(坂はあれども意外と走れる)

昨日予習した通り、この先はそこそこの下りです。大浜のファミマを通過し、南国の樹木の間を走っていきます。それ程強くない向かい風が身体を冷やしてくれて、意外と暑さを感じません。

振動と光の関係で上手く撮れておらずすみません。

ファミマの前には目立つシーサーがいます。

9km地点では一瞬集団走みたいになっていました。

9km過ぎでは宮良橋を渡り、左手の緑と右手の海を見るために目が忙しいです。橋の上は大抵眺めがよいので、写真は適当に撮りつつ、しっかり見届ける必要があります。

気持ち的にもアクセントになっていいですね。

橋の先にもめちゃめちゃノリのいい女性陣が。

10kmの先、エイドまではそこそこ上ります。エイドが10.2kmにあるらしいので、200mで20m程上っていることになります。気温といい、展開といい、おきなわマラソンを思い出す場面でもありました。

最初に“うっ”となるポイントかと思います。

坂の上にはエイドがありますので、ここを心の支えに頑張りましょう。

こちらのエイドからコーラも登場し、奥の方で受け取ったのですが、流石に走りながらだとゴミ箱に間に合わなかったため、潰して持ったまま走りました。プログラムの注意書きの記載だと、“歩道に捨てるのはギリセーフ”と読めなくはないのですが、私はここにはこだわりがあるので、次のエイドまで持って走るのみです。

12km地点も下り基調で走り易いです。

白保小学校も伝統的な沖縄建築です。

13kmを過ぎてからも緩やかながら長めの上りがあります。木々の間を抜けていくので、貴重な体験でもあります。坂の途中だとなかなかうまく撮影できないのが惜しいところですが、声援は力になります。

この眺めも南国を走っている感じがして楽しかったです。

「チバリヨ~」にはどうお応えするべきなのでしょうか。“チバル!”ではない気が。

14kmは手元1:03:31でした。意外とどうにかなっています。

中盤
  • 中盤①(これが噂のピーゴロの坂)

さて、コース高低図を見れば一目瞭然、15km過ぎには何やら60mくらいの上り+10mのおかわりがあるではありませんか。“まあそうだろうな”と左折すると、“やっぱあれだよな”と遠くに伸びている坂が見えます。離れていてもなかなかの迫力ですが、榛名湖マラソンだとこれを5本ですから、それよりはましだろうという推測も立ちます。14.8kmで力水を付けていただき、上りに突入します。下って来る車の窓から、小さな子供が声援を送ってくれたのを励みにします。

何やら坂としか思えないものが見えてきました。

こんなおじさんのことも応援していただきありがとうございます。

無理しないことが何よりかと思います。

見た目の割に近づいてみると短く見えるのはよくある話ですので、怯まずに上っていきます。大体2分くらいでワンクッションあったと思います。しかしこの程度の時間で上り切れるはずもなく、もう一段階丘の上を目指して走ることになります。平地以上に蹴らずに脚を回し、リズムに気を付けるようにします。腕を振り回したりもしません。

ちょっと落ち着いたと見せかけて、まだ坂の途中です。

まだ上ってますね。

スタート前に“15kmの坂を上った所では、是非後ろを振り返って下さい!海がきれいに見えます!”とアナウンスがあったので、ここは何としても見なくてはとチラリと後ろを見ると、確かに美しい海が広がっています。しかし上りも落ち着いてはいないため、肩を外さんばかりの勢いでノールック撮影を試みました。まあまあ上手く撮れていますが、後ろに正面に背後のランナーさんを捉えるという、見たことのない一枚になっています。

まるで先導車から撮ったかのようなショットに。

一旦は上りも落ち着きを見せ、自衛隊の皆様に見守られながら緩めの上りを進みます。この2kmは4:46と4:53でしたので、やはり甘くはありませんね。

前方には山々が待ち構えています。

後方は気持ちの良い海です。(ノールック撮影で肩が変な角度に)

1km強はそのまま進み、右折した後は急に下りになります。ここは畑も山も遠くまで見渡せて、高い所に上ったのだと実感します。スピードも出易くて気持ちよく走れます。私ですら4:13/kmになっていました。ただ、実は19.6kmエイドの前に地味な上り返しがありますので、下りでノリノリだというつもりでいると、ショックを受けるかもしれません。

コーナーでも大きな声での応援があり、嬉しかったです。

ここは誰でも速く走れるようです。しかし後でツケを払わされることも。

遠くの海も、肉眼ならもっと近くに見えます。

”ここは友人も見た景色なのかな”と考えていました。

エイドの前の上りは、そう長くはありません。

ここまでのエイドの内容的に、“この先の黒糖とみかんを取るにはエイドで止まった方がよい”と理解していましたので、ここからはしっかり止まっていただくことにしました。勿論、後ろの方の邪魔にならないようにコースアウトしています。落ち着いて黒糖を味わい、お水もおかわりして、お礼をお伝えできるという何よりの時間です。

当たり前ですが、止まった方が味わえます。黒糖最高。

20kmで右折するとまた急な下りです。そんなつもりもないのにやはりスピードが出ます。さっきエイドで置き去りにされた方にも少しずつ近づいていきます。ずっと一緒にいるわけではないので、あまり気にしていませんけど。

下りで取り戻そうという発想はかなり危険です。

上りでは鍋を叩く応援もありました。

21kmは手元1:35:27ですから、7kmで31:54とまずまずです。中間点はグロス1:35:45でした。普通にいけば3時間10分は超えそうです。

中間点をエレガントに通過します。
  • 中盤②

中間点を過ぎたところで上りの貯金(位置エネルギー)を使い果たしてしまうため、もう一度上ることになります。ここは高低図もギザギザしている通り、少し行くと上り、また下るという感じです。公設エイドは概ね5km置きなのですが、23km台には私設エイドでアクエリアスを提供して下さっていた方々がおられ、その先4分程の長めの上りに向かう力をいただけました。

実際下りも多いんですけどね。

要所要所で私設エイドが助けて下さります。

距離的に区切りのいいところで頂上だったと思います。

またも気持ちのいい下りを駆けていくと、24.6kmエイドに到着です。こちらにもピットインし、みかん黒糖を存分にいただきました。下りボーナスもあり、止まっている割にこの1kmは4:47でした。

休める時は休んでおきましょう。時計は適当で。

走りながらでも取り易いように差し出して下さります。手が疲れそうです。

みかんが咲くかのように積み重なっています。

名蔵の方へと進む道では、何やら煙突から煙が出ています。一体何の工場だろうと見てみると製糖工場で、ものすごく納得しました。ここでおいしい砂糖が作られているのかと。

コースマップにも確かに「製糖工場」と記載されていました。

写真ではわかりませんが、この辺りでは虹がうっすらと架かっていました。27kmを過ぎてからやや唐突感のある上りが出現し、心拍数も上がります。このくらいになると思わず歩いてしまっている方もおられました。28kmでは下りに切り替わるのですが、初見だと先が分からず疲れやすいです。

特に誰に話しかけるわけでもなく、独り喜んでいました。

ここの坂も楽ではないです。温存具合と慣れ次第ですが。

28kmは手元2:06:20でした。7kmのラップが30:53と上がってきました。

一応ここで一休みできます。
後半~終盤
  • 後半(石垣の美しい海の隣を)

下りは走り易く、ペースも上がっていきます。沿道応援もにこやかな方が多いので、こちらも笑顔でお応えしながら走れました。“川平には行かないのだな”と思いながら獅子森交差点を左折すると、右手には美しい海岸線が広がっています。

石垣やいま村を過ぎていきます。

こちらでも笑顔で応援していただけました。家具が気になります。

この曲がり角はハイライトの一つです。

もう写真を撮っている場合ではないので、遠くを見るともなく見ながら、淡々と進んでいきました。五島つばきマラソンの最終盤を思い出しながら。

ここの記述はこれくらいで十分です。あとは記憶で。

ちょっとした上りでもあまり落とさずに走れているなと思っていたところで29.2kmエイドが登場です。記録よりも記憶を優先するため、こちらでもテーブルの内側に闖入してゆっくりとバナナ黒糖をいただきました。なお、この1kmは5:05を要していたようです。

ここの上りはその辺によくあるレベルのもんです。

エイドが見えてくると安心します。

バナナも写真映えを意識してか、花のように並べられています。

このエイドの直後にある名蔵大橋は、石垣の透明な海のすぐ横を走れる絶景スポットです。“こんなにきれいな海があるものなのか”と感じ入りながら走りましたが、誰しもこの眺めには我を忘れたことと思います。是非一度走ってみて下さい。

石垣の海を存分に感じましょう。

30km地点も木々に守られるかのように自然の中を走っていきます。あと12kmちょいなので、キロ4分30秒ならどれくらいかなと考えていました。でも大体計算の途中で疲れてやめるか、計算間違いをする結果になっている気がします。

記録計測は中間点のみです。距離表示は目安になるので十分です。

海が見えそうで見えない区間ですが、林の向こうに時折姿を見せます。

この橋は低い位置なので、見晴らしはそこまで期待できません。

32km辺りも軽い上りがあったと思いますが、沿道の応援が多く、あまり苦しく感じませんでした。応援が何よりの力です。余裕を見せながら走ることで、自分の中の余力を確認できる部分もあります。

ご家族での長時間に渡る応援、ありがとうございます。

ここに来ても下りも挟むので、休める時間は結構あります。

この7kmでは、33km過ぎの上りが地味に苦しかったです。そこまで長くはないのですが、体重を感じ、スピードが落ちていることが焦りを生むからかもしれません。しかし後で見てみるとそこまで遅くなっていないこともありますし、あまり落ちなかった場合は勇気百倍ですので、ポジティブにいきます。4:30/kmくらいだったので、“このまま行けば3時間10分も可能かも”と考えるようになりました。

その時にできる動きで黙々と進むしかありません。

35km直前は、高低図によると下っているはずですが、写真だけ見ると上っているようにも見えます。まあ私の記憶なんていい加減なものです。エイドが近づく頃には小太鼓の音が聞こえて来て、横断幕が見えた時も嬉しかったです。

満面の笑みで太鼓を鳴らしていただきました。ありがとうございます!

35kmは手元2:37:36でした。今日の調子なら残り31分ちょいでいけそうです。しかしすぐそこにはエイドがあるので、どうでしょうね。

いよいよ終盤戦に突入です。

35.0kmエイドでは、最高の笑顔で迎えていただきましたので、当然のようにピットインして黒糖みかんをいただきます。石垣中学校のバスケットボール部の子達が給食と水を担当して下さっていました。“このおじさんは真面目に走らないのかな”という疑問を抱いた方もおられたかもしれませんが、世の中には色々なおじさんがいるものなのです。おいしくいただき、お礼を言いまくって再出発です。ちなみにこの1kmは5:04です。

スマホにも思い切り明るく反応していただけました。

黒糖もみかんもおいしいです。マラソンにぴったり。

終盤でこそクエン酸、ビタミンC、糖質です。

ここからしばらくは基本フラットだったと思います。終盤戦ですので、応援も力がこもります。36km過ぎくらいでも私設エイドがあり、冷たいお水をいただきました。更にを用意して下さる方もおられたので、ありがたく頂戴して最後への活力を得ます。ここに来てまた応援が増えてきました。

終盤でのこの給水はありがたい限りです。

できるだけ笑顔で余裕を見せたいところです。

あめちゃんももらっとかんとな(突然の関西人気取り)。

38km付近でも海の見える公園があり、この温暖な空の下で大きくなれたら素敵だなと思いました。なお、前日に行った大浜の方も似たような眺めがありましたが、冷静に考えると全然別の場所でした。

冬でも自由に屋外を駆けまわれる環境が素敵です。

沿道では、ご家族揃っての太鼓応援まで。嬉しいことです。

39kmを過ぎてからは見通しのよい道路に出て、左右からも応援が受けられます。“今31番!”といった声も飛びます。余力もあり、淡々と走っていて、落ちるでも上がるでもなかったので、何事もなく終われそうだと思いました。

私はまさゆきさんではありませんが、めっちゃ応援していただけました。

40kmの通過時に時計を押し、ここからスパートに入りたいところでしたが、目の前にはだらだらと坂が続いています。ほんの少しの上りなのですが、走って来た距離が距離だけに、脳が今一つ反応してくれませんでした。

ここで頑張れたら自分の中でカッコいいと思えるでしょうが。

この時点で3時間と数秒で、3時間10分は切れると分かったことも甘えを生んだ一因だろうとは思います。ただ、ここでキロ4に上げて成功すれば自信にはなるだろうが、力を貯めておいた方がより別大で確かな自信を与えてくれるはず”と判断し、このまま4:20/kmの体感で進むことにしました。それでも多少ピッチは上げましたので、何もしなければもっと落ちていたと思います。

最後のエイドは流石に給水だけに留めて、“なかなか終わらないぞ”と思いつつ右折を迎え、ようやく会場に戻ってきました。ゲートを潜ってスタート地点を進み、右折して微妙な距離調整の折り返しであともう少しです。

最後ということで、エイドの応援も力がこもっています。

競技場直行ではないのが少々堪えますが、そういうものです。

折り返しは思ったより一つ手前だったので、何か得した気分です。

競技場に入る前には「ゆとり」の石碑があるので、ここは余程苦しい展開にならない限りは撮ることに決めていました。無事に撮影し、競技場へと入ります。最後の直線では、“フルの選手が帰ってきました~!”という司会の方の声と拍手、声援に、“石垣島に走りに来て本当によかったな”と思いながら、フィニッシュラインを駆け抜けました。

どんなに文章で取り繕うと、これを撮れずに余力があったとは言えません。

最南端の街での楽しい時間をありがとうございました!

アフター

レース後

会場

今日は指もかじかんでいないので、計測チップは余裕で外せました。40km以降9:27という無理のないペースで締めたのもあるでしょう。完走メダルは、沖縄県内で最上質の石垣島フサキ粘土を原料としており、何と一つ一つ手作りということです。ここまでしていただきありがとうございます。いい記念になります。

重みもあり、また手に取りたくなるメダルです。

黒糖もいただき、ドリンクもおかわりを重ねて4杯は飲みました。アミノプロテインアミノバイタル粉も摂取しておきます。少し応援しながら野球場に向かい、荷物を引き取り次第プロテインプロテインバー2本、水たっぷりとリカバリーに勤しみます。

好きなだけ食べられますが、自重して一つにしておきました。

充実のフィニッシュシーンを見届けます。

8時スタートなので、まだ午前中というのがいいですね。

マジックスピード3さんは相変わらず元気です。せこい話ですが、確実に元が取れるシューズだと思います。厚底過ぎない感覚も好みです。

ウルトラマラソンもいけそうなシューズです。

体育館に入って左手の男子更衣室で着替えました。10kmの部は終わって大分経っているからか、かなり空いていて着替えスペースは十分でした。

10kmの部の方は、既に交流会と抽選会に切り替えていました。

折角なのでいつも辛辣な判定を受けるベジチェック血管年齢測定もやってみたところ、前者はいつも通り“もっともっと野菜を摂れ”でしたが、後者は36歳と初めて低い数字が出ました。食生活に気を付けて、マラソンを走れる身体を作っていきたいと思います。

発熱はここ20年程なく、まあまあ元気な方なのですが。

屋台も数があり、ゼッケンに付いている500円券が使えますので、自分で食べたいものが選べるふるまいという感じです。私はガーリックチキン八重山そばにしました。ガーリックチキンはお肉も多いですし、かなり回復に役立ってくれるメニューだったのでお勧めです。

肉、フライからおはぎまで、幅広い品揃えでした。

この組み合わせは大正解でした。

牛そばを始めとして結構売り切れているものが多く、フルマラソンで制限時間に近い方は、食べるものがないかもしれません。広島ベイマラソンだと最後まで牡蠣雑炊テントだけは粘ってくれていましたが、短い距離と併催の場合のフルはそういうものだという心の準備が必要です。

シャワーも用意していただき、すごい対応だと思いますが、こちらも案の定順番待ちが相当ありそうでしたので、最初から諦めていました。発汗量は多く、塩も顔や腕に付着している状態でしたが、ボディペーパーをたっぷり使うことで乗り切りました。

接地していただけるだけでも偉業だと思います。

珍しいサービスとして、有料(500円)でラミネート加工した完走証を作って下さります。ナンバーカードも一緒に挟めます。12時頃は大行列でしたが、15時の締切直前は割と空いていたこともあり、記念に作っていただきました。最近はウェブでデータを見るだけという大会も多いですが、紙を通り越してこうした形で残せるのもいいなと思いました。

これは特別感があっていいですね。

体育館では、交流会のステージ抽選会が行われています。各部門ごとに実施されるので、ステージ自体は演者が入れ替わりながらずっとやっています。私はフルの部の最後の方だけしか見られなかったのですが、石垣出身のバンドの方の演奏に、観客も一緒になって踊ったりするのがとてもよかったです。

やはり観客を巻き込んでこそですね。

抽選会は、当然のように掠りもしませんでしたが、羽田・石垣往復航空券が当たっても申し訳ないので、これでよかったです。石垣の方が当選していてベストな結果となりました。石垣牛は私には高級すぎます。黒糖プロテインバーは欲しくなったので、後でお土産に購入しました。

自主打ち上げ

フルの部の抽選は15:25からということで、随分と先のことになります。交流会のステージも気になる所ですが、流石に3時間以上座りっぱなしはきついので、一旦自転車で食べ物探しに出かけることにしました。途中雨が降り、石垣の寒さを感じる時間もありましたが、木の下で雨宿りをしているうちにまた青空も覗くようになりました。

  • 手作りお菓子のあんさん

店内には魅力的な洋菓子が沢山あり、迷いますが、コロネと焼きドーナツショコラをいただきました。

大きな通りに面しているので見つけやすいです。

やたらとかわいいケーキもありました。

カスタードクリームも、冷えたチョコも実にうまいです。

シークワーサーケーキと紅芋の花もお土産に。
  • 知念商会さん

会場から程近い場所にあり、スタート直後に通ったことから気になっていた方も多いと思います。“最初っからここに直行すればよかった!”と思える充実のお惣菜で、食べたいものは全て揃います。地域密着のお店ならではですね。魚フライ揚げ豆腐はいずれもお安くかつおいしい、蒸しパンももちもちしていてみかんも入っている、という満足度の高過ぎるお店でした。

次々と地元の方が訪れていました。

その気になればあと3種類くらい買ってしまいそうでした。

地域密着の素晴らしさが今ここに。

め~りぃ家のサーターアンダギーも購入しました。
サザンゲートブリッジ~南ぬ島

宿のすぐ傍ですし、明日朝にもう一度行くとしても、夕方にも見ておきたいところです。橋の上からも、透明過ぎる水と浅いサンゴ礁の色がよくわかります。橋の先は公園になっており、すぐ近くでも、展望台からも、いくらでも見ていたくなる、本当にきれいな海を見ていました。自分にも必ず訪れる死のことも思いつつ。

漁港で既に、見たことのないくらい透き通った海に接します。

橋の上からの景色です。

おきなわ100kmのニライカナイ橋を思い出す眺めです。

近くで見ても。

高いところから見ても。

展望台の下にはイラスト入りの滑り台もあります。
夕食

アルコールなど以ての外ですので、飲み屋以外で、良い食材を用いた地元のお店を探したいところです(あと、禁煙必須)。いくつか見た末に、味処岩さんへ。二階にあって見落としがちですが、お店に入ると、恒例のご主人夫婦が優しく出迎えて下さりました。常連さんとも楽しく会話されている空気も、歴史あるお店の様子も、何もかもが探し求めていたものでした。

こういうお店に来たくて仕方がなかったのです。

刺身定食は、新鮮なマグロ、タコ、イカ、サーモンに、とろとろで超うまい煮豚と、練り物と野菜の煮物、もっちり感のある八重山そばという完璧な内容で、ここに来て本当によかったと心から思いました。ご夫妻のお人柄も素敵でしたし、次に石垣に来た際には是非再訪したいと思いました。どうかお元気で。

超おすすめです。また必ず行きたいお店が増えました。

お土産屋さんもご親切で、くんぺんと黒糖プロテインバーを買ったところ、完走メダル提示でちんすこうもいただきました。

お土産屋さんは多いので、どこで何を買うかは迷いどころです。

21:30には洗濯乾燥も完了し、可能な限りの振り返りを済ませて23:30には消灯です。

翌日

6時過ぎに起きました。日の出前ではありますが、観光プランを考えるとこれしかありません。途中時計を押し忘れましたが、トータルでは70分を10kmちょいでした。ナイキフリーで走りましたが、何か狙いがあってのことではなく、単に着脱が簡単でマラソン直後や観光の際に便利だから履いているに過ぎません。

途中でマラソン最終盤(40km以降の坂)の景色や大会の会場をもう一度見に行ったり、晴れた空の下での南ぬ島にも行きました。後悔の多い人生だと思いつつ、独り美しい海の前に立っていました。

会場も片づけられており、関係者の皆様に改めて感謝です。

こうして見ると結構な上りですね。その分下りの眺望は素晴らしいです。

特攻隊の歴史は、重過ぎます。

空が明るいとより海が美しい色に見えます。

透き通り過ぎじゃありません?

突端の方まで行くことができました。

チェックアウトの際には、宿の方から新聞に全選手の記録が載っていると教えていただき、まあまあのタイムと順位だったことを喜んでいただけました。10番以内の方も泊まっていたそうで、何となく今後にご利益がある気がしました。

とうふの比嘉さん

朝6時半の開店直後から行列という有名店ですので、行ってみることにしました。宿からは回り道をしても3km程度なので近いものです。7:03に到着しましたが、豈はからんや行列(予想せえよ)。辺りはまだ暗いのに流石です。“まあ30分も待てば回って来るだろう”と甘くみていましたが、結局50分以上の時が過ぎていきました。

こんな暗い時間から豆腐を求めて行動します。

看板を左折するとオフロードになります。

どう見ても並んでますね。

ようやく日が昇ってきました。

卵黄、とろろ、海苔とゆし豆腐をごはんにかけていただくという何ともロマン溢れるぶっかけゆし豆腐をチョイス。とろろの味と食感がゆしどうふによく合って大変おいしかったです。そしてサービスの豆乳がまた濃厚で、本物の味わいに大喜びです。

この歓びのためなら待ちますとも。

店内も60年の歴史を体現しています。

8時過ぎに行った方が待ち時間は短そうです。
来夏世(くなつゆ)さん

石垣島に詳しい後輩一押しのお店ということで何としても行きたいところです。10:30に到着し、待ち時間なしで座れました。

お店の構えからして間違いありません。

おそばはすぐに出てくるのですが、一口食べて“こんなにうまいのか”と驚きました。あっさり味のスープに、麺の弾力も味も、ソーキのうまみも全てが完璧で、絶品という言葉がぴったりでした。高級過ぎず、奇も衒わない正統派の八重山そばを味わうならここでしょう。店員さんもにこやかで、いい方ばかりでした。

これこそ食べておくべき味だと思います。
さよこのサーターアンダギーさん

11時少し前に再訪し、今回は揚げたてのプレーンを二ついただきました。やはり揚げたてこそ至高です。もう少し待てば紫いもの揚げあがり時間でしたが、プレーンもとてもおいしかったので満足です。

もう何と言うか説得力が違います。
ユーグレナモール

石垣市特産品販売センターさんで、シークワーサー胡椒、黒糖ミックスナッツ、クリアファイルを購入し、完走メダルで黒糖プロテインもつけていただけました。“お疲れさまでした”と労っていただけたのもよかったです。

ユーグレナモールに来れば大抵のものは揃います。

照明の感じといい、懐かしさの漂う場所です。

シーサーや織物など、食べ物以外も幅広く揃っていました。

楽しい記憶を思い出したいので、色々買ってしまいます。

公設市場のフードコートでも色々食べられるので、次は狙ってみてもよいかもしれません。

気になる場所が多過ぎます。

チェックアウト後の観光は、短時間でしたがバスターミナルの300円のものを使いました。着ない上着とかが邪魔ですので。

終盤は特に荷物も増えますので。

石垣島ゆるキャラ、ぱいーぐるさん。イーグルは緩くないのでは。

バスターミナル11:30発の便で空港へと向かいます。フルマラソンコースの前半を走行し、15kmのピーゴロ坂へは左折せずに直進しました。“昨日はあの坂を上ったのか”と思った方も多かったのではないでしょうか。

八重山毎日新聞も記念に購入しました。

空港では保安検査の列が長かったので、早めに出発口に向かいました。保安検査後にしか買えない新ぱち農弁当はとてもおいしいらしいので迷いましたが、食べている時間がないことに加えて流石に食べ過ぎだと感じたため、見送ることにしました。次にチャンスがあれば、何とか食べてみたいところです。

次回以降のお楽しみにとっておきます。

ロイズ石垣島の塩チョコを購入して締めました。

石垣島12:55発→関空15:05で帰ります。行きより飛行時間が大分短いですね。本当はもっとゆっくりしたかったのですが、確か飛行機代が限界を超えるレベルだったため断念したはずです。サンゴ礁の輝きを目に焼き付けて、日常へ帰りました。

石垣島に来られてよかったです!ありがとうございました!

最後に

今回ご縁に恵まれて初めての石垣島旅行が叶いましたが、やはり行ってみると、風景も空気も出会う方々も全てが想像以上に素敵で、楽しい思い出が生まれました。忙しない時代だからこそ、現地に実際に身を置いてみないと感じられないものが沢山あると常々思っていますが、その思いをまた新たにした三日間になりました。

コースはアップダウンも多いですし、例年であればもっと暑くてきついでしょうが、それでもまた、あの応援を受けて走りたくなる大会です。22回も継続されている伝統の大会で、地域に根付いているからこそですね。私はこうした温かな大会が大好きです。

こうしてまた得難い経験ができたのも、全ては石垣島の皆様がランナーを温かく迎えて下さるからです。今後もこうしたつながりが続いていくといいなと感じています。またお邪魔したいと思いますので、その時はよろしくお願いいたします。今大会も支えていただき、本当にありがとうございました!

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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