“僕らはこの街がまだジャングルだった頃から変わらない暮らしやすさ感じてる”、とまで言ってよいかはともかく、野々市市といえば、石川県でも最大級の縄文時代後期中葉~晩期(約3,700~2,500年前)の遺跡、御経塚遺跡がある街です。そして令和の世でも住み易さランキング上位の常連という、百世代以上に渡って人々を引き寄せる場所なのです。アポロ11号なんて目じゃありません。
白山からの湧水のお陰で、狩猟時代にも植物や動物などの食物が豊富で、稲作が普及した後も生育に適した土地となりました。大量の土器や石器、土偶に建物跡などが出土しており、その質・量は群を抜いています。




ちなみに市のキャラクター“のっティ”さんも、公式プロフィールが「いつの間にか野々市市に住み着いていた不思議ないきもの。どこで生まれたのか、どこから来たのかは謎に包まれています」という強者。とりあえず住みよさについては縄文人と意見が一致するものと思われます。

大会自体は参加者がほぼ石川県民という超ローカルなもの(参加申し込みもランネットではなくJTBスポーツステーション)で、こまつマラソン勧進帳(現こまつ勧進帳マラソン)を上回る石川県民率でした。遠来賞があったとすれば、私が該当したのではないでしょうか。我ながらよく見つけたものです。


そして観光客の混入を全く想定していないので、表彰式も全部門超丁寧な上、お楽しみ抽選会の商品がじゃがいも5kg、玉ねぎ5kg、米5kgといった、“地元の人が家族みんなで車で来る”ことのみを考えた豪華なものになっています(超褒めています)。地下を巡る情報に振りまわされるのはビジョンが曖昧なんデショウが、こちらは一切ブレがなく素敵です。まあもし私に何かが当たったら、縄文人のようにその場で火を起こして調理すると共に備蓄するための手立てを講じることになったでしょうが。

じょんから踊りを目にする機会はありませんでしたが、多分地元の方には当たり前過ぎてわざわざやる必要なしという感じなのでしょう。それもまたよかったです。じょんから鍋は野菜たっぷりで温まりました。分かる人には分かる、北陸の味です(と書いておきながら、日本海味噌だったかどうかは不明です)。ごちそうさまでした。

そして何を隠そう貴重な陸連公認コース、かつ超フラットというのも魅力です。こまつ勧進帳マラソンの場合、中盤に歩道を走る場所と少し上る橋があり苦しくなるのですが、野々市は安心安全の平坦コース、急にしんどくなる場面がありません。10kmで40分を切ったことのなかった私ですら、39分台前半で走れてしまいました。“100kmの翌週にハーフは辛過ぎるが、10kmなら何とかなるかも”という目論見は一応当たりました。(164bpm, 196spm, ストライド1.30m, 上下動比4.1%, 上下動5.8cm, 左右接地時間バランス46.7%:53.3%(バグか付ける位置がずれた?), 接地時間234ms, タクミセン9)




観光目的で参加する人はほぼいないはずですが、実は見所もおいしいものも沢山あります。御経塚遺跡以外にも(金沢市ですが)上荒屋横江荘遺跡は歴史好きなら必見ですし、日本でも指折りのおいしさを誇るNiORさんのパン、世界一の称号輝くマルガーラボさんのジェラートも外せませんね。江戸時代の旧北国街道の面影も、北鉄石川線も味があります。





金沢のお隣にありながらなかなか訪れる機会のなかった野々市でしたが、今回行きたかった場所にも沢山行け、走りも好調でしたので、野々市でいい思い出ができました。野々市の皆様、伝統の大会を開催していただきありがとうございました!
石川県の10kmといえばこまつマラソン勧進帳もいい大会です。こちらも抽選会が豪華です。
鯖江つつじマラソンも観光含めてお勧めです。眼鏡もレッサーパンダも。
南越前花はす早朝マラソンは上りと花はす素麺が行く手を阻みます。武生では金色の紫式部を凝視できます。
椿つながりということで五島つばきマラソンも是非。驚きの連続でマラソンとは思えないくらいです。
続きのページには、大会の魅力だけでなく野々市で行くべきところなどの観光情報も詳しく書いています。コメント、スター、↓のバナークリック、SNSなど、何でもよいのでリアクションをいただけますと、私が竪穴住居をリフォームします。
来週はいよいよ金沢マラソンです。金沢にお越しいただける皆様は、是非楽しい思い出を作ってください!頑張りましょう!
前日
雨予報でしたが、昼前は曇りで留まっていたため、受付がてら観光ジョグで巡ってみました。途中土砂降りになって前が見えなくなったりしたものの、雨宿りしつつ何とかご迷惑をおかけしない程度の濡れ具合で回ってきました。160分で26kmはよいとして、雨宿りや施設見学で5時間以上外にいたのはややどうかとは思います。翌日に特段の影響はなかったようですが。

前日受付(行っておくと当日余裕)
会場は野々市市民体育館です。当日でもよいのですが、7:45受付終了は少し早いので、前日に行っておきます。特に出店などがあるわけではなかったのですが、係の方が優しく笑顔で迎えて下さったのが印象的でした。

大会冊子もコンパクトでよいです。マフラータオル(肌触りがソフトでよいです)には市の花木である椿と、公式キャラクターののっティさんがあしらわれています。

御経塚遺跡、野々市市埋蔵文化財収蔵庫(親切な係員さんと豊富な史料)
埋蔵文化財収蔵庫に着く前に雨が強まり、館内を歩くにはご迷惑かなと思っていたのですが、係の男性が大変親切なお方で、タオルも貸して下さったので助かりました。

二階は縄文時代の土器や土偶などの出土品がずらりと並んでいます。祭祀や呪術に関するものも多いので、写真を上げにくいものも勿論あります。これだけ長い期間に渡って人が暮らしてきたことに驚きます。







一階では地域の方が楽しそうに土器を作っておられました。ちらっと見ただけですが、単なる陶芸ではなかったはずです。その奥には弥生時代以降の野々市の歴史についての展示があり、弥生式土器から末松廃寺に守護の富樫氏(金沢検定でおなじみ)の書状まで、貴重な史料が見られます。





御経塚遺跡には復元された竪穴式住居もあり、展示を見学してからだと一層想像力をかき立てられます。



東大寺領横江荘遺跡(上荒屋史跡公園)
上荒屋遺跡では、弥生・古墳・奈良・平安・鎌倉の各時代に及ぶ生活跡が見つかっており、特に奈良から平安時代の荘園跡は貴重とのことです。庄家や船着き場、墨書土器・木簡といった文字資料から、当時の姿を推定でき、庄家の推定復元も可能となっています。

こちらも金沢検定で知識のみ得ていたので、一度行ってみたかったのです。ちなみに上荒屋は金沢市です。


日々のパンaicocoさん
金沢と野々市の境くらいで、意外と近くにあります。外観も内装もお洒落です。お店の方も満面の笑みで対応して下さりました。間違いなくよいパン屋さんです。



レーズンバターフランスパンは、一切出し惜しみなく分厚いレーズンバターがサンドされていて、間違いなく笑顔になります。チョコブレッドも欠片程の躊躇なくたっぷりのチョコチップが入っていて、チョコ好きに歓喜の時をもたらします。


夕食(四十萬谷さんに感謝)
能登もち豚バラの塩こうじ鍋です。四十萬谷さんの生きている塩麴に一晩漬けておいたのですが、これだけでお店の味、もっと言うなら金沢のお店の味になる素晴らしいアイテムです。金沢の冬と言えばかぶら寿司ですが、四十萬谷さんの商品は大変美味しいです。


銭湯(Z項はここから)
Zささのゆさんです。金沢の偉人、Z項の木村栄博士生誕の地にある昔ながらの銭湯で、水風呂もあって重宝します。木村栄博士が所長を務めた水沢緯度観測所にも行けた、いわて奥州きらめきマラソンも楽しい思い出です。

レース当日
レース前(寝坊するもアップしつつ移動)
二度寝を決めて気づけば7時。なかなかの度胸です。しかし今回は完全に練習のノリで臨むため、食事もほぼ不要、ジェルなんて当然なしです。テーピングと着替えだけささっと済ませて問題なくバスに乗りました。直江津名物継続団子と、aicocoさんのチョコブレッドをおいしくいただきました。卵とチーズすらなしです。起床時66.0kgで、良い感じです。

いつも10kmでこてんぱんにやられている理由の一つとして、明らかなアップ不足があることから、今回は程よい位置までバスで移動し、そこからスロージョグで移動するというプランを採用しました。荷物も少ないですし、涼しくて汗もかかないので、丁度よいです。スロージョグは20分程、距離にして2km強で会場に着きました。まあ温まった身体はすぐに冷えるのですが、一度動かしておくこと自体は意味があったと思います。




荷物預かりは特にないので、体育館の中に置いている方が大半だと思います。私は、短時間での盗難リスクはほぼないと見て屋外の端の方に置いておきました。

【ちょっと真面目な話】
練習
えちご・くびき野100kmの後は、腿前の筋肉痛が強めで、正座が楽になるまでに少々時間を要しました。回復のためにはフルより一日余分に必要な感じです。
月曜:観光スロージョグ
火曜:オフ
水曜:スロージョグ
木曜:有酸素ジョグ47分(8km)
金曜:有酸素ジョグ50分(9.6km)
土曜:観光有酸素ジョグ160分(休み多し)
シューズ
タクミセン9さんです。最近は5kmの閾値走で使っています。夏は暑過ぎてダレるので、楽してタイムを出すために使い始めてやめられなくなってきました。閾値走は薄底に戻そうか検討中です。


装備
黒部名水マラソン2024Tシャツ(ピンク)にランパン、普段の練習と変わりません。ソックスは気合を入れて、南越前花はす早朝と同じくタビオの五本指です。今回は何も考えておらずマルチポケットパンツを忘れたため、ランパンのポケットにスマホを入れることになりました。まあ練習では普通のことです。テーピングも10kmなのでニチバンでいいのに、やはり失念したので実家に常備してあるニューハレ踵を使いました。
レース
1周目(最初は混むけどすぐに広々)
1周5kmのコースを二周するわかり易い展開です。北東からの風はやや強いですが、コースの半分は順風になるわけですから、差し引きゼロでしょう。ワンウェイだったらこうはいきませんが。動的ストレッチは大体こなせて、落ち着いて整列します。

整列はタイム順ではないため、最初の折り返しに至るまでに結構接触します。本当はもっとタイム順に並ぶようにした方がよいだろうとは思いますが、ゲスト参加なので気にしないことにします。ガーミンさん的に1kmは4:11と出ましたが、“今日はこんなもんかもしれないな。でも流石にもうちょいは出るだろう”と思っているうちに大分周囲との間隔が取れるようになり走り易くなりました。

“珍しく序盤から私に抜かれる人が割といるな”と思いつつ左折、逆風になりました。しかし割と辛くもなくキロ4を切っていたので、今日はいけそうな気がしました。ここで早くも給水があり、“10kmなのに給水があるのか”と感心します。100kmの翌週の割には身体が動いてくれて嬉しかったですし、タクミセン9の威力と涼しさの恩恵も感じまくる立ち上がりでした。

東へ進む時間は短く、すぐ北上する展開になります。凝ったデザインの市役所を右手に見ながら進むとまた給水。この気温では必要ないと判断してパスしましたが、手厚いです。応援の方も多く、気持ちよく走れます。前に集団がいたので、”多分キロ4くらいかな”と思っていたのですが、もう少し速かったようです。

左折すれば順風。この辺りで前の集団が崩れてきたので、構わず前に出ました。左折して少し行けばスタート地点ですので、次の周回のイメージもできました。余力もあるので写真を撮っておきます。大体19分30秒台だったと思います。呼吸も苦しくなく、自分にしては上出来です。多少落ちても40分は切れそうです。

2周目(フラットコースは走り易い(当然))
早々に折り返しも済ませ、風に乗って南下していきます。ここは休むところですが、普通にキロ4は切っていますので、この先も大丈夫そうです。左折してからの逆風も、“いい練習になるから”と特に怯むことなく前に出て、逆風でもそれ程落ちないことに手応えを感じていました。
北上しながら、一周目で確認したランドマークを回収していきます。何といっても縄文人も驚く程のフラットコースですから、あの辺の信号まで行けば左折するといったこともよくわかりますし、急に負荷が上がってゼーハーなるといったこともありません。足を地面から離す意識を時々思い出しながら、淡々と進みます。タイム狙いで上げていく人は無理に追わず、絶対に崩れないペースで進んでいきます。逆風で多少落ちるだろうと思っていましたが、キロ3:59までで留まってくれたようです。

左折してからは順風ですから終わったようなもんです。頑張っている方二人くらいに抜かれましたが別に気にしません。今日は余力があるまま終わることが大事です。ラスト1kmの表示も余裕を持って通過できました。

最後の角を曲がり、余裕を持ちつつ風に乗って加速し、特に危なげもなく自己ベストを出せました。同じくらいのフルの走力の方からすれば全然大したことないタイムですし、登録の部の順位も後ろの方ですが、私にとっては出したことのないタイムですので、自分の成長が嬉しかったです。

アフター
会場(地元大会のよさが凝縮)
フィニッシュ後の流れそのままに記録証の発行を受けられ、ドリンクも二ついただけます。とりあえずプロテインバー2本を摂取してリカバリーです。汗はそれほどかかなかったので、上だけ着替えて下はそのまま短パンを穿いて問題なしでした。

タクミセン9さんは特にダメージはなく、まだまだ頑張ってくれそうです。身体にも特に痛みや異常はなく、普通に練習した時と変わらない感じです。


じょんから鍋は長蛇の列ですが、地方大会らしくてむしろ待つ時間すら楽しいです。お椀を受け取ると、ずっしりと重く、人参、大根、じゃがいも、玉ねぎ、ごぼう、豚肉がどっさりと入っていて嬉しい限りです。今日は寒いので、温かい豚汁がよりおいしく感じます。こういう炊き出しこそ、昔ながらの大会の醍醐味です。


そしてここから表彰式とお楽しみ抽選会に入るのですが、これがとにかく丁寧で時間がかかります。観光も考えている方は、ここで一時間はバッファを見ておかなくてはなりません。まあほぼいないはずですが。
各部門の入賞者をしっかり表彰し、きっちり整列しての礼まで行うという徹底ぶり。そういえばこの大会は仮装すら禁止ですし、妙にガチな空気もあるんですよね。それはともかく、こうして表彰されることは若者にとっては励みになりますし、ベテランにとっても嬉しいことです。きめ細やかな対応ができるのも、地域に根差した大会のよいところだなと感じました。
そして冒頭にも書きましたが、お楽しみ抽選会の商品が豪華です。一発目がキッチンペーパーで、これは便利で活用できる場面は多いのですが、何分体積的に度が過ぎます。じゃがいも、玉ねぎ、お米は5kg、持ち運ぶには重過ぎますし、単身者には食べきるにも多過ぎます。どう考えても車でやって来る家族連れ向けのラインナップですが、それでよいのです。何故ならほぼ車でやってくる家族連れしかいないのですから。

他にも飲み切れなさそうなお酒や、職場・ご近所で配るしかない量のお菓子まであり、相当豪華です。最後の方では商品券や旅行券などポータブルなものも登場しましたが、総じて気合の入りまくった景品が揃っていました。野々市市の気合の入り具合が分かります。最後の旅行券で外れた瞬間、帰り始める人がどっと増えるのも何か人情味を感じて可笑しかったです。だからこそ表彰式を先にしているのでしょうけど。
野々市中央公園は、市の木花である椿の展示もあります。今はシーズンではないのですが、育成している所は見られます。椿山からは白山連峰が望めますし、アスレチックもあり、ここでのびのびと過ごした記憶を持つ子供たちは幸せだと思います。









パン活・スイーツ活
NiOR(二オール)さん
多分ですが、日本でもトップクラスのおいしさを誇るパン屋さんです。どこのデパートに入っても圧勝できる程の上質な材料と熟練の技術で焼き上げられたパンは、全国のパン好きを魅了してやみません。私も久々にいただき、口が自分の身体の一部ではなくなったかと思うくらいおいしかったです。その分お値段もトップクラスといいますかダントツです(二つで1,500円超えてますので毎日は絶対無理です……。)が、それだけの価値は間違いなくあります。



コトレッタなんて“トンカツ、トマト、グリーンリーフ、ピーナッツ、素揚げズッキーニ、マヨネーズソース、ハニーマスタード”のサンドですよ。この組み合わせは天才ではないでしょうか。そしてどの素材もとてつもなくおいしいのです。


マルガーラボ野々市さん
石川県民なら知らぬ人はいないマルガージェラート。国際大会で優勝したジェラートマエストロ・柴野大造さんが生み出す珠玉のデザートが味わえるのですから、行くしかありません。県外ナンバーの車も次々やって来ました。


ジェラートは種類が多過ぎて迷いますが、やはりお店の発祥の地である能登の材料を使ったものは外せないところです。能登の塩チョコチップと、3種のナッツとリコッタ(2024年ジェラートマエストロコンテスト日本1位)のダブルでいただきました。

“これぞジェラート専門店に期待する味わい!”という未体験の驚きがあり、またしても口から全身に幸福感が広がります。まだまだ食べてみたい味も沢山ありますし、そりゃリピーターになりますよ。

温泉
実は金沢との境付近という立地にあり気になっていた源泉掛け流し温泉しあわせの湯さんへ行ってきました。浴室に入った瞬間、“あっ、温泉の匂いだ!”と鼻がぴくっとします。温泉は大桑層ほどぬるっとしておらず、比較的癖は強くないと思います。飲用のお湯もあり、塩味が利いていることを確かめつつリラックスできます。

お風呂は広いですし、水風呂も15℃台で交替浴に最適です。露天もあり、今日のように気温が低い日には一段と気持ちよさが増します。750円でボディソープなどがないのはやや強気の価格設定な気もしますが、私くらいの遠征マニアになると常に携帯しているので追加購入は不要でした(買うと余るので避けたいです)。

野々市歴史探訪(旧北国街道の今昔)
喜多家住宅(国指定重要文化財)
元々は福井藩の武士だったところ、1686年に野々市に移り住み、菜種油商人を経て明治からは酒造りを営んでいたそうです。元の建物は火災で焼失したため、金沢の醤油屋の建物を移築したそうですが、加賀の町家の典型的な建物の中を歩ける素敵スポットです。




畳に座って庭を眺めることもでき、吹き抜けていく少し冷たい風がまた心地よかったです。今週はアート週間で「喜多家を活ける」ということで建物の中に華が飾られていました。



二階に行けるのも面白く、花嫁のれんに加えて大聖寺藩祖前田利治の書もあったのが驚きでした。貴重な建物をかなり自由に歩き回り、間近で見ることができましたので、行った甲斐がありました。



野々市市郷土資料館
喜多家住宅とは旧北国街道を挟んで斜向かいにあります。江戸時代末期の町家風農家風の典型で、旧北国街道筋ではこのような建物が多いそうです。


奥の部屋では、かつて存在した松金(しょうきん)線(松任・野町間で運行)の展示があったり、珠洲焼の企画展・販売もありました。徳利と御猪口くらい買える度量があればよかったのですが、残念ながら鑑賞のみに終わりました。






北鉄石川線で金沢へ
1の1NONOICHIで野々市煎餅を購入し、旅行気分を盛り上げるために北陸鉄道石川線で帰ることにしました。野々市工大前駅には富樫館跡の石碑があり、最後まで野々市の歴史を感じられました。




北鉄は本当のローカル線で、経営も厳しい部分があるので、今回ささやかながら利用できたのはよかったです(行きのバスも含めて)。住宅地のすぐ傍を結構な揺れ具合で進んでいくのも、何と言うか昔からの音や振動を感じられる気がしてよかったです。多くの方がこの電車に揺られてきたのだなと。





にし茶屋街(金沢の隠れおすすめスポット)
野町駅から近いので、寄り道しておきます。ひがし茶屋街程大きくはないのですが、その分快適に観光できますし、忍者寺や片町からも近いので、ちょとした金沢通の方にはお勧めです。本気の人は料亭に通うのでしょうが、おそらく紹介が必要だと思います。






KuriSaroさん
にし茶屋街は最近急にお洒落なパン屋さんもでき、個人的には注目のエリアだったりします。こちらのお店はお気に入りです。お店は16時までなのでお急ぎください。



ゴーダと生ハムのパンは、チーズがたっぷりと入っていて、チーズ好きには最高の逸品でした。大きくてしっかり詰まっていて、かつ味がよいのです。あんバターサンドマフィン(柚子マフィン)は柚子の実も入っていて、“おぉ”という喜びがあります。お洒落なだけではなく、おいしさもハイレベルで、おすすめのパン屋さんです。金沢マラソンの応援もしていただけましたので、よい報告ができるように頑張りたいと思います。


別所のチーズかすていらを食べ、金沢マラソンへの思いを確かめてから帰宅しました。

最後に
個人的には金沢と松任には縁があるものの、間にある野々市は通り過ぎてばかりという関係が長年続いていましたが、ようやくご縁に恵まれました。今回思う存分観光させていただいたことで、また興味も湧きましたし、金沢とのつながりも再確認できました。今年は、”タイムは二の次でよいので気になる北陸の大会にどんどん出場する”方針で予定を組みましたが、大正解だったと思います。
応援も大会全体の空気も温かく、また出たいと思えるような良さに溢れています。そして公認コースで記録も狙えるというのがまた魅力的です。石川県民以外でも自己ベストを目指して集まる人が沢山いてもよさそうなものですが、何となくちょっと内緒にしておきたい気もする素敵な大会です。
今年伝統の大会に参加させていただいたお陰で、野々市で楽しい思い出ができました。応援して下さった野々市の皆様、本当にありがとうございました!
ここまでご覧いただきありがとうございます。