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まえがき
こんにちは、さつま芋です。
今回のテーマは過去検証です。
しかし、勝ち筋を見つけるための手段ではなく、不都合を指摘することになります。
ゼロサム市場を考えるきっかけにはなりますが、少し耳の痛い話をすることになるかもしれません。
ウォークフォワードテスト
先月分の検証結果が翌月の取引に活用できるかどうかを調べてみました。
詳しい説明は省きますが、2025年のドル円1分足データをもとに、時間帯と値幅ごとに分類した12か月分の期待値を図にまとめています。
市場構造の季節性・時間帯特性が一目でわかるヒートマップです。
緑が利益、赤が損失です。

左から1月、2月、3月、…と並び、上から8時台、9時台、10時台、…と並んでいます。
さらに拡大すれば、利確と損切りの値幅も分けています。
この図からも明らかですが、ほぼ毎月のように市場の特性は不規則に変わります。
先月に通用した手法が翌月も通用するほうが珍しいくらいです。
あとがき
過去のチャートから規則性を見つけようとする――これは多くのトレーダーが抱く、ごく自然な動機だと思います。
ところが、実際に検証を重ねていくと、目に入ってくるのはむしろ“不規則性”の方が圧倒的に多いという現実です。
さらに厄介なのは、人間には「確証バイアス」という思い込みの癖があること。
どれだけ不規則なデータが積み上がっても、「いつか規則性が見つかるはずだ」という期待を手放すのは簡単ではありません。
一方で、もし本当に“規則性”を語るのであれば、FXにはひとつだけ確実な構造があります。
それは、手数料によって必ずマイナスサムになる市場だということです。
スプレッドやスリッページといったコストを正確に把握しなければ、そもそも勝負の土俵に立てません。
にもかかわらず、この数字の部分を曖昧にしたまま、相場観だけで勝ち越しているように見えるのは……正直、FX系ユーチューバーくらいでしょう。
以上、さつま芋でした。