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まえがき
こんにちは、さつま芋です。
FXの世界では、依然としてチャート分析が広く用いられています。
しかし、もしチャート分析が本当に有効であるならば、その効果は統計的なデータとしても現れるはずです。
ところが実際には、客観的なデータに基づいた検証事例はほとんど見当たらず、目立つのは自己申告による成功談ばかりです。
今回は客観的なデータを共有したいと思います。
ローソク足
値動きを表す1時間のローソク足を使って、実際の値動きを調べました。
調査対象と期間はドル円の2025/07/28 - 2025/08/23です。
時間帯ごとに陽線(Bullish)・陰線(Bearish)の本数(Count)と平均変動幅(Average Range)を図示しています。

| Hour | Bullish_Count | Bearish_Count | Bullish_AvgRange | Bearish_AvgRange |
|---|---|---|---|---|
| 0 | 10 | 10 | 0.266600 | 0.297900 |
| 1 | 9 | 11 | 0.171667 | 0.181182 |
| 2 | 11 | 9 | 0.140636 | 0.170333 |
| 3 | 12 | 8 | 0.214667 | 0.150375 |
| 4 | 14 | 5 | 0.127571 | 0.275600 |
| 5 | 7 | 13 | 0.190000 | 0.116231 |
| 6 | 7 | 13 | 0.144571 | 0.113846 |
| 7 | 13 | 7 | 0.136538 | 0.138714 |
| 8 | 6 | 14 | 0.191500 | 0.149857 |
| 9 | 13 | 7 | 0.287462 | 0.317714 |
| 10 | 10 | 10 | 0.260000 | 0.275300 |
| 11 | 7 | 13 | 0.193000 | 0.180538 |
| 12 | 6 | 14 | 0.168667 | 0.190786 |
| 13 | 7 | 13 | 0.150571 | 0.160077 |
| 14 | 10 | 10 | 0.165300 | 0.192500 |
| 15 | 9 | 11 | 0.284333 | 0.262727 |
| 16 | 13 | 7 | 0.338769 | 0.257429 |
| 17 | 11 | 9 | 0.274909 | 0.194333 |
| 18 | 15 | 5 | 0.198000 | 0.174000 |
| 19 | 8 | 12 | 0.182750 | 0.186833 |
| 20 | 11 | 9 | 0.179727 | 0.232333 |
| 21 | 8 | 12 | 0.374000 | 0.457000 |
| 22 | 11 | 9 | 0.338000 | 0.315778 |
| 23 | 8 | 12 | 0.283875 | 0.431583 |
感想
調査期間が短いため、偏りが顕著に現れているものの、これはれっきとした実際の統計データです。
あまり注目されないデータ分析ですが、時系列のチャート分析とは異なる側面から実態を捉えることができると思います。
ちなみに、圧倒的に主流のチャート分析には、懐疑的な見方をする声もあるようです。
チャートは相場の「全てを語る」のか?それともチャートは「オカルト」なのか?(1) | 投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について | ダイヤモンド・オンライン
チャートは相場の「全てを語る」のか?それともチャートは「オカルト」なのか?(2) | 投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について | ダイヤモンド・オンライン
チャートは相場の「全てを語る」のか?それともチャートは「オカルト」なのか?(3) | 投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について | ダイヤモンド・オンライン
とは言え、データ分析にも落とし穴がないわけでもありません。
【FX雑談】統計の盲点(シンプソンのパラドクス) - さつま芋の勉強日記
あとがき
雲の形が動物に見えたり、自動車事故よりも飛行機事故のほうが鮮烈に記憶に残ったり、人間の認知は必ずしも客観的ではありません。
それにもかかわらず、数値的な裏付けを持たないまま、経験則だけで相場を渡り歩けるのは、ごくわずかな天才だけです。
データに基づく発信は驚くほど少ないのが現状ですが、数字でFXに取り組む人がもっと増えることを願っています。
以上、さつま芋でした。