まえがき
こんにちは、さつま芋です。
FX界隈で言われている「環境認識」が、どのくらいの効果なのかを数値で見てみます。
短期足の偏り
日足の始値を境界にして、その上側と下側で短期足(執行足)の陽線と陰線の本数を調べてみました。
検証対象はドル円で、検証期間は2016年1月から2025年3月です。
早速、結果を載せていきます。
| 位置 | 陰線 | 陽線 |
|---|---|---|
| 上側 | 185927 (51.43%) | 175595 (48.57%) |
| 下側 | 162931 (50.05%) | 162582 (49.95%) |
| 位置 | 陰線 | 陽線 |
|---|---|---|
| 上側 | 60862 (50.63%) | 59353 (49.37%) |
| 下側 | 53542 (48.76%) | 56267 (51.24%) |
| 位置 | 陰線 | 陽線 |
|---|---|---|
| 上側 | 14752 (50.34%) | 14550 (49.66%) |
| 下側 | 13428 (47.59%) | 14788 (52.41%) |
| 位置 | 陰線 | 陽線 |
|---|---|---|
| 上側 | 3258 (49.48%) | 3327 (50.52%) |
| 下側 | 3850 (46.45%) | 4439 (53.55%) |
感想
今回は日足を基準にしていますが、巷で言われる「環境認識」を裏付けるような関係性は見えませんでした。
むしろ、「環境認識」に対して疑問を投げかける材料だと思います。
「環境認識」の精度を向上させるために追加の基準を設けることは一つの改善方法ですが、市場参加者は常に変化しているため、精度の向上が柔軟性を欠く可能性もあります。
たとえ方向を読み違えても45%の的中率ですから、損益比1.22倍以上のトレードを考慮すれば「環境認識」に固執しなくても済みます。
どうしても有利な条件を探したくなるものですが(確証バイアス)、不利な条件も検討する発想が大切だと思います。
あとがき
価格データは公開されているにもかかわらず、不思議と収支以外を数値化する人は少ないようです。
というか、数値化しない人ほど派手なことを言って注目される傾向があるのかも…
以上、さつま芋でした。