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まえがき
こんにちはさつま芋です。
前回に続き、あるFXユーチューバーの取引を分析してみます。
前回のおさらい
年初は230万円だった資金が2月末には150万円まで目減りしたようです。
この2か月間でマイナス80万円の34.78%減です。
4,000回の取引で、平均利益額0.6万円、平均損失額0.5万円として推測すると、勝率は約43.6%です。
経費と売上
商売として見たときの売上と経費を計算します。
まず、約4,000回の取引の勝率は43.6%ですから、勝ったのが1,744回で、負けたのが2,256回です。
4000 × 0.436 = 1744
4000 - 1744 = 2256
勝った分が売上で、負けた分が経費に相当するので、売上は1,046万円で、経費は1,128万円となります。
0.6 × 1744 = 1046.4
0.5 × 2256 = 1128
利益率はマイナス7.83%です。
(1046-1128) ÷ 1046 = -0.0783
また、プロフィットファクターは0.927倍です。
1046 ÷ 1128 = 0.9273
ちなみに、この取引の期待値は -0.0204万円、つまりマイナス204円です。
(0.6×0.436) − (0.5×0.564) = −0.0204
したがって、取引ごとに204円ずつ損していることになります。
感想
取引量を15万通貨と仮定すると、平均的に利確は4ピプス、損切りは3.3ピプスになります。
スプレッドだけでも0.2ピプスを負担していて、スリッページも起こるでしょうから、単純計算で5%以上の劣位性を内包しています。
0.2 ÷ 4 = 0.05
ちなみに販売手数料に相当するスプレッドが0だった場合は120万円が不要となり、利益が40万円も残ります。
15 × 0.002 × 4000 = 120
おそらく取引履歴を反省しなければ、『難しい相場だ』という感覚になると思います。
しかし、実際は僅か0.2ピプスの値幅が大きな壁になっていると見ることもできます。
このスプレッドという販売手数料を上回る利益を出さなければ実務にならないことを考えると、普通であればスキャルピングを見直すべきです。
ただし、FXユーチューバーとしては別の話かもしれませんが…
あとがき
僅か0.2ピプスの値幅とは言え、数千回の取引結果であることは重く受け止めなければなりません。
相場経験者の多くがメンタルの重要性を説くのも、この僅かな差を埋めるのは覚悟だからだと思います。
不合理も人間味の一つですが、実務的には不利かもしれません。
以上、さつま芋でした。