まえがき
こんにちは、さつま芋です。
とあるFXインフルエンサーが「1日1万円稼ぐ」という動画を出していました。
そのインフルエンサー曰く、勝てるようになれば、約60万円プラスアルファの初期資金を用意して10万通貨で一日10ピプス(10銭)を取れば達成できるという話でした。
今回はFXの難しさを考えたいと思います。
確率的な難しさ
私も含めて多くの人が勝率50%と聞くと、100回の勝負であれば50回ほどは勝てるものだと思うはずです。
しかし、パチンコなどを嗜む人には自明の話ですが、100回程度の試行で確率が収束することはありません。
つまり、勝率50%でも100回程度の勝負では40回ほどしか勝てない下振れは不思議ではないのです。
驚くことに、数千回から数万回もの試行を重ねてようやく収束するのが確率です。
このような確率的な収束を見据えると、1日1万円稼ぐには毎日数百回の取引を繰り返す重労働になるはずです。
技術的な難しさ
先の動画のように1日1万円の利益であれば、初期資金100万円の場合でも月利は約20%になります。
あいにく「勝てるようになれば…」という話ではなく、成績公開サイトのトレードアイランドでは勝ち組の中でも最上位層です。
オアンダラボのデータでも、安定的に勝っている人の月利は平均5%前後です。
このような誇大広告によってFXの技術的な水準を見誤ってしまうところも落とし穴です。
自動車で例えれば、運転競技と安全運転を混同させるような話で溢れています。
ちなみに月利5%から逆算すると、「1日1万円稼ぐ」には400万円以上の初期資金を用意する必要があります。
精神的な難しさ
FXはダイエットと似ているところがあります。
巷には色々なダイエット減量法があるみたいですが、基本的には食事と運動の管理を続ければ体重は減らせるはずです。
むしろ最大の課題は、方法論よりも規律にあります。
つい誘惑に負けて余計なものを食べ過ぎたり、つい億劫になって運動を怠けたり…
同様に、FXも基本的には資金管理しながら勝ち負けを繰り返すしかないと思います。
しかし、「取り返したい」「負けたくない」と考えて、余計な取引をしたり別の手法に乗り換えがちです。
繰り返しになりますが、本当の課題は方法論よりも規律にあると思います。
あとがき
ヘッジファンドのように設備も情報も充実している組織でさえ閉鎖してしまう事実をよく考えてみると、個人が分析力だけで市場に挑むことは危ないと思います。
【FX雑談】勝てなくなること - さつま芋の勉強日記 (hatenablog.com)
もしも個人が為替市場の中で生き残れるとすれば、資金管理の忍耐勝負に持ち込むほかない気がします。
基本的に資金管理とは負け額の想定ですが、連敗期を踏まえて勝負している人は少数派みたいです。
ここで自戒を込めて言うと、「負けそうな勝負なんか最初からしない」という考え方は少し浅はかだと思います。
どんなに勝てそうな場面でも負ける可能性が消えないからFXは難しいのです。
誇大広告をする人は、まぁ…そういうことなのだと思います。
最後に、参考になる動画を紹介します。
朝の独り言、「たいがいの人が勝手に自滅していく」勝つための考え方 (youtube.com)
以上、さつま芋でした。