『猫語辞典 にゃんこのキモチがわかっちゃう!』を再読して思ったこと
我が家には五猫います。
彼らの気まぐれな行動や、急に甘えてきたり、ツンとした態度をとったりする姿を見ながら、
「いま何を考えてるんだろう?」
と思うことがしょっちゅうです。そんな時に手に取った一冊が、『猫語辞典 にゃんこのキモチがわかっちゃう!』。
実はこの本、数年前に購入して一度感想ブログも書いたのですが、改めて読み返してみて「やっぱりいいな」と再確認したので、今回はその再読レビューを書いてみたいと思います。
目次
- 1. にゃんこの「鳴き声」に隠された真意がわかる
- 2. 表情や耳の角度で気分が読めるようになる
- 3. しっぽの動きで感情を見抜ける
- 4. 「してほしくないこと」への理解が深まる
- 5. 多頭飼いの観察にも役立つ豆知識が満載
- まとめ:もっと猫に寄り添いたくなる一冊
1. にゃんこの「鳴き声」に隠された真意がわかる
本書でまず感心したのが、「鳴き声」に関する細かな分類とその意味です。
にゃーん
みゃっ
うにゃ
ぐるるる……
と、同じようでいて全く異なる猫の鳴き方。
それぞれが実はきちんとした「意味」を持っていることが丁寧に解説されており、
「なるほど、うちの子はこういうつもりで鳴いてたのか!」
と何度も膝を打ちました。
特に興味深かったのは、「人間に対してだけ鳴く声」と「猫同士で使う鳴き方」があるという点。
猫が私たちに鳴きかけるのは、信頼や甘えのサインでもあるんですね。言葉を持たない猫たちの“会話”を理解するヒントとして、とても実用的な内容です。
2. 表情や耳の角度で気分が読めるようになる
猫の顔の変化は一見わかりづらいですが、実は耳や目、ヒゲの動きなどにしっかりと気持ちが表れています。
例えば、
耳がぴたっと寝ていたら警戒
目が細くなるのはリラックス
逆にヒゲが前に出ていたら好奇心いっぱい
そんな風に猫の“顔”を読み解く知識が、まるで観察図鑑のように分かりやすくまとめられています。
我が家の黒猫クロはよく“流し目”をしてくるのですが、本書を読むと
「あれはツンデレのサイン」
なのだとか。
猫とのアイコンタクトの取り方ひとつでも、理解が深まるだけで信頼関係がぐっと深くなります。
3. しっぽの動きで感情を見抜ける
猫のしっぽは“感情のアンテナ”ともいえる重要な部位。
本書ではその動き方によって猫の気分がどう変化しているかを、豊富なイラスト付きで丁寧に説明してくれます。
ぴんと立ったしっぽは嬉しい気分、ぴくぴく震えるのは少しイライラ、だらんと垂れていたらリラックス中……など、まさに猫の「心の状態メーター」。
特に、しっぽをゆっくり巻きつける仕草が“親愛”のサインというのは感動的で、思わず「ああ、愛されてるんだな」と感じられる瞬間も増えました。
猫が無言で何かを訴えている時、この知識はとても役に立ちます。
4. 「してほしくないこと」への理解が深まる
本書では「猫が嫌がること」や「やってはいけない接し方」にもしっかり触れられています。
たとえば、撫でてほしい時とそうでない時の違いや、しつこく構いすぎることのストレス、香水や大きな音に対する猫の嫌悪感など──猫を尊重するために知っておくべきことが網羅されています。
これを読むことで、うっかり猫の機嫌を損ねてしまう行動を避けることができ、より快適な共生生活が実現できます。
我が家でも、猫がイカ耳になった時はそっと距離を取るようにしてから、信頼関係がさらに安定してきたように感じます。
5. 多頭飼いの観察にも役立つ豆知識が満載
我が家のように多頭飼いをしている場合、猫同士の微妙な関係性に気づくことはとても大切です。
本書では
「上下関係の見極め方」
「けんかと遊びの違い」
「相性が悪い時のサイン」
など、複数の猫を観察するうえで役立つ情報が多数紹介されています。
たとえば、
「お互いに鼻をくっつける仕草は挨拶」
「お尻の匂いを嗅がせるのは信頼の証」
といった内容は、見ているだけではわからない“猫同士のルール”を理解する手助けになります。
これを知ってから、我が家の猫たちの関係をより客観的に見守れるようになりました。
まとめ:もっと猫に寄り添いたくなる一冊
『猫語辞典 にゃんこのキモチがわかっちゃう!』
は、ただの“可愛い猫本”ではなく、猫と深く付き合っていきたいと願う飼い主にとっての「必携のガイドブック」です。
猫たちは言葉を話しませんが、その仕草や表情、鳴き声の一つひとつに、豊かな感情やメッセージを込めています。
この本を読むことで、そのサインを見逃さずにキャッチできるようになり、より猫との関係が豊かになります。
再読して改めて思うのは、猫たちが「伝えようとしていること」に私たちがもっと敏感になるべきだということ。
日々の暮らしの中で、そっと寄り添ってくれる彼らの気持ちに応えるためにも、本書のような一冊は心強い味方です。
猫をもっと理解したい、もっと仲良くなりたいと思っている方には、ぜひ手に取ってもらいたい一冊です。
猫語辞典 にゃんこのキモチがわかっちゃう!