別に、ですよ?
別に、好きな曲なんて沢山あるんですよ。
そりゃあもう、30年生きてますから。
で、大体の人は20代のうちに、それまで聴いてきた曲で満足する、なんて話も聞くし、なんとなくそんな気もするし。なんとなくね、「あ〜あの曲聴きたいなぁ〜」で日々は過ぎていくもの。
だから、新しく好きになる曲、新しく好きになるアーティストってのはそんなにいないと思うんですよ。
ただ、なんの因果か、20代の半ばにしてハロプロに出会って、なんとなくハマって、つばきファクトリーに沼って、で、現在は岸本さんのファンをやってるわけで。
正直な話、推しとはまた違うわけですよ、アーティストのファンになるってのは。どーしたって、楽曲が良くないと残らないみたいなところはある。まぁ、なんというかなぁ…ソロのアーティストになるのは素晴らしいことだけれど、一つ間違えば全然、離れることだってあり得たわけですよ。いや、全然離れてきたし、今までも。
その一方で、これまでつばきファクトリーで短くない期間を見てきたので「始めの何発かは外れても、しばらくは見ておこう」みたいなところはあって、この微妙な間でしばらくは揺れ動いていたわけですよ。
そして、「BLUEMOON BLUES」が配信されて、なんかホッとして。
あー、ちゃんと好きな曲だなぁと。
で、そこから「ユーアーアイ」「心にSUNNY」と続いたわけですよ。
どれもいい曲、どれも好き、とりあえず “好きなアーティスト” の枠には入った感じがしたんですよ。
ただ、問題はここからで、大事にしたいな、追いかけていきたいな、みたいなところまで行けるのかなって言うところがあるんですよ。大事に聴いていきたいな、何回でも聴きたいな、っていうところ。
そんななかの【イチ、ミマン】ですよ。
既発曲、新曲、カバー曲と色々と歌ったのだけれど、ラストの一曲前に自作曲と紹介されたこの曲…「イチ、ミマン」を聴いた時の驚きというか、喜びというか、なんといったものかね…。
ほんっと、この曲が好きすぎてね。
他のどの曲よりも、ほんとに好きなのよ。
岸本さんのリズム、岸本さんのメロディー、岸本さんの言葉、本人が作ったから当たり前なのかもしれないのだけれど、どこを切り取っても岸本ゆめのの曲。嘘偽りのない、等身大のブルース。
それはもう、この頃から地続きな訳ですよ。
正確に言えば、この半年くらい前かな?生たけの最中にぽろっと「曲作りの勉強をしてる」と言っていたのは。その半年後、このバースデーイベントで3曲のオリジナル楽曲を披露したわけですよ。
それは音源に残ってはいないのだけれど、ただ、素晴らしかったのは覚えてて。難しがらない等身大の、本当にオーガニックな作り。
そういう意味では本当に “初” の楽曲ではないのだけれど、でもきちんと繋がってる感じはするんだよな。
そしてその半年後、メンバーに歌詞を届けるという形で進捗が伝わるわけですよ。
本当に “勉強” をしてきて、ちゃんとそれなりの覚悟を持って配信されたところも、岸本さんの真面目さが出ているところではあると思う。
ノートも死ぬほど書くしね。
そして、このインタビューで、少しだけ「イチ、ミマン」のライブ映像が流れるのだけれどその時の感想が以下な感じ…
#イチミマン 好きすぎる…
ライブで聴いて、それとこの映像のたったサビの数十秒だけど、
“良いじゃないか ゼロでも
中途半端な イチミマンでも”
この歌詞しかちゃんと分からないけれど、この曲が好きすぎる。
メロディーに派手さはない。派手さはないけど、それ故に何回聴いても味を噛み締めることができる。地味であり、滋味。ある意味、M-Lineだったら「売れない」とされて世に出ることがない可能性が高い。
でも、だからこそ音符の一音一音が、そして言葉の一音一音が優しく響いてくる。
歌詞もシンプルだけどちゃんと韻を踏んでいるのが心地よい。
僕は一時期「エレウテリア」という曲に狂っていたのだけれど、それに似た中毒性がある。
詩の余情性というべきか、はたまた幽玄とも言うべきか。歌と歌の間にあるバンドアンサンブルのなかにある、“ま” の中にこそマジックがある。
これこそ、“生バンド” の良さというモノだろう。
そしてまた、 “作詞作曲” の美味しいところだと思う。自分の言葉、自分のメロディー、自分のリズム、自分の歌唱、そのどれもに無駄がなく、それでいて全てが充足している。美しい。
それは裏を返せば売れる売れないとはまた別の次元だと思う。いや、まだ始まったばかりなのだから、まずは自分の方向性や作家性を探りながら、見える可能性には全て挑んでいって、次のステージを考えるタイミングなのではないか。
そう考えると、2年3年はじっくり固めて行って、さらにその後になって漸く大成するかもしれない。ただ、流行ってのは水モノで、合う合わないも激しい。
ならば、そんな“流行”に惑わされず、岸本ゆめのにしかできない世界観を作り上げて欲しいし、この“イチミマン” にはその原石がキラキラと光っているように思う。
というわけで、とかの曲も含めて配信してください。てか、早く “ゆめのプレイリスト” を作りたいのよ。あぁ〜!待ちきれない!!!
…改めて読んでも痛々しいのだけれど、感想としてはあんまり変わらないかな。てか、必要なことが全て書いてあって、この後に僕が書くことはあまりないのでは?とも思ってしまう。
(参考程度に。)
(待って、なんか思い出した…そういえば、このブログの記事でこの楽曲のこと書いてたわ…)
メロディーも抑えめ、言葉数も少なめ、だけどもちゃんとグルーヴを感じるし、ブルースがある。
ほんとに好き。
こんなこというのもあれだけど、岸本さんが出してなくても好きになってた可能性が高い曲でもある。ただ、神様はアーティストを選んでこの楽曲を岸本さんに授けたんだろうな…いや、実際に一日で制作したとインスタライブで話してたので、それもあながち間違いでもないような気もする。
そんな「イチ、ミマン」、【イチ、ミマン】【ファンクラブイベントvol.1】【研修生発表会「ホトトギス」】【ファンクラブイベントvol.2】と全てのイベントで行われたのだけれど、面白いのは演奏編成が6人、2人、1人、3人とぜんぶ違うこと。共通しているのはただ一つ、岸本さんがギターの弾き語りでパフォーマンスしていることくらい。あとは全部違う。
個人的には【研修生発表会「ホトトギス」】の時が一番心に残っているなぁ…
あの場で、自分の作詞曲を弾き語りでやる意味の大きさというか、それを後輩に見せる感じとか、明らかにそういう客層ではない人にぶつける感じというか…実際に他の観客の感想が流れてきた訳ではないからわからないけれど、どこか聴き入ってる感じというか…ジーンとくるものがあったんだよなぁ…ほんとに凄かったのよ。
で、いわゆるギターの弾き語りをベースにしたバージョンを聴いてきたので、てっきりそのバージョンで来るかと思ってたんですよ。
録音版、クレジットが「岸本ゆめの…ボーカル、ギター」の可能性高い。なんなら、一発撮りかもしれない。 https://t.co/lhfNOYgUIU
— サネカタ@どりーまー / 花一族 (@syura9B) 2024年9月12日
そしたら、全然違う方向性で来て、ほんとにビックリした。こんなアプローチの仕方があるんだ!!!みたいな。
編曲は毎度お馴染みミチトモさんと田中希さん。今回も至れり尽くせり、ありがとうございます。
【絶賛配信中】岸本ゆめの 配信SG「イチ、ミマン」
— 世界のミチトモ/michitomo 🗺🛣🤝🏻 (@michitomo) 2024年10月14日
楽曲プロデュース・共編曲しております。
作詞・作曲は岸本さん本人
編曲は弊社田中希と僕です。
素敵な世界観の歌詞にも注目です。
宜しくお願い致します!!!!https://t.co/F1nAAkwrla
ギターを中心としたポップスと言った点では「xabón」と同じ手触りなのが意外なところ。「真夜中の鍵」という例外はありつつも、基本的にはバンドアンサンブル志向強かったため、明確な変化が見られるのが面白い。
ここら辺の “ライブバージョンとは違う、録音版のアレンジ” を提供出来ちゃうところが岸本さんの良さだなぁって思うんですよ。どちらも良くて、どちらも正解。そしてその上で、「イチ、ミマン」といえばのギターのエフェクトが残っているのも良い。
そして何よりも、ギターパートに岸本さん本人が入ってるのもカッコいい。本格的に始めてまだ9ヶ月だけれど、こんな風に録音まで持っていったのは驚きしかない。
曲でいうと、構成が結構面白いのよね。具体的に言うと、2番でサビに入らずに間奏に入ってしまうのが好きすぎる。初めての自身の配信曲でこの試みは挑戦的すぎやしないか?
その関係からか、3番まであるのだけれど、楽曲全体の長さとして長くなりすぎないのが面白いんだよなぁ…狙ってるのかどうかわからないのだけれど、基本的に4分行かないのよね、岸本ワークス。
ただ、展開に捻りはあるのだけれど、メロディーや作詞に関してはかなりシンプルで抑えてるのも好印象。奇抜なものを狙いたくなるものなのだけれど、そこらへんもある程度 “勉強” していたからか抑えめになっているのが本当にすごいところ。
で、メロディーも好みなのだけれど、歌詞が好きなんですよ…本人は「なんとか他人から言われそうなポジティブをワンコーラスずつ終わりに入れ込みました」と謙遜をしているのだけれど、間違いなく岸本さんの言葉なんだよなぁ…そもそも、「イチ、ミマン」っていうタイトルセンスから “岸本感” がある。やっぱり、どこを切っても感じる “岸本感” なんだよなぁ…アレンジにしてもだけれど、意外と誰とも被らないのよ、この感じ。強いて言えば、一回聞いた時には吉井和哉さんの「Shine and Eternity」は出てきたのだけれど、この曲も吉井さんの中では珍しいタイプだからなぁ…
(うっすらとした記憶の中で、洋楽の女性アーティストの質感でアレンジしたと話してた記憶があるので、もしかすると「イチ、ミマン」もそちらの方面でインスパイア受けてる可能性はなくはない。)
そんな今回のプレイリストなのだけれど、作って一聴しながら悶えに悶えてた。なんというか、こんなに好きな曲しか入ってなくて良いのか!?という感じ。
地味に「Reason」の位置が良いんですよ…てか、「Reason」ってこんなに良い曲だったか!?
あとね…葬式でかけてもらいたいプレイリストにも暫定的に入れました(笑)なんかもう死んだら、これ掛けといて!みたいなさ。あるんですよ。
(「狼青年」がかぶっているのはご愛嬌。いや、この曲も聴きたくなるのよ)
(あと、あくまで Spotify用で、実際のところは他にも入れたい楽曲はある。カーネーションの「長い休日」とか。)
このどちらにも入ってないけれど、めちゃくちゃBUMP OF CHICKEN も聴きたくなるのよね…不思議と。あと、なぞに Fishmans を聴いてる。まだ反映されてないけれど。
そんな「イチ、ミマン」。末長く、ホントにホントに末長く付き合う楽曲になると思います。ぶっちゃけ、どのハロプロ楽曲よりも好き説あります。これからも、末長く歌っていってもらいたいな。