まだ春と呼ぶには程遠い寒さのような気がしますが、毎年2〜3月ってなんか服が気になってしまうんですよねえ。防寒第一の冬服に飽きてくるのと同時に、春服を潤沢にラインナップしたアパレル企業がほほえみながら手まねきしてくる季節。というわけでわたしもさっそく、暖かくならないと着られないブラウスを2着も買いました。


在宅勤務メインでオフィスに出向くことなどほとんど皆無の生活に、長袖ブラウスが無用の長物であることは、3年ほど前に育休から復帰したころから気づいていました…。それでもここ3年程のクローゼット見つめ直しを経て、やっぱりブラウスが欲しくなった。
ニットの下に重ねて首元からちらっと見せる着方がやりたいし、寒くても春服が着たい気分の日には薄手のタートルネックの上に重ねて着るのもよいでしょう。いよいよ暖かくなればマイ定番のジャンパースカート重ね。時折ふいに訪れる出社の機会には、パンツやニットジャケットを合わせてかっちり感を出すなど。そのためにフリルもドットも大きすぎず目立ちすぎないものをと心掛けて選びました。フリルはともかくドットは我ながら結構似合う気がしてるし、定番さとポップさと可愛さを併せ持っているところが本当に好き。例によって試着せずにポチったのですが、こういう前ボタンだったり丈が長めのものだと自分でボタンを開けたり閉めたり、インしたりしなかったりで微調整ができるのは助かります。

そしてグリーンのカーディガンはもはやわたしにとっては定番。去年一昨年の春と秋にほぼ毎日着ていたグリーンのユニクロのカーディガンが、着すぎてすりきれそうだったので新調しました。わたしは茶色やベージュのズボンを履きがちなので、グリーンのトップスを合わせて木になったようなコーディネートをすると、本当に心が落ち着きます。

さらに定番のバリエーションを増やすこころみ、茶色のジャンパースカート。こういうVあきのAラインのジャンパースカート、さっと着られてなんにでも合って、本当に便利。既に手持ちにあるプチプラの黒いジャンスカも気に入ってよく着ているのですが、布地の質感がやはりお値段なりだったのでもう一息おしゃれなのがほしいな〜と思っていたところ、トゥモローランドのセールで発見。秋冬っぽい質感なので春を前にした今買うのはどうかな〜と思いつつ、素材や肩ボタンのクラシカルな雰囲気が絶対にわたしの好みだと確信。先述のブラウスたちのような明るい色のインナーと合わせれば4月頃まで着てもそこまで不自然じゃない(と思う)。どうしても春にそぐわなければ今年の秋も来年の秋もまた着ればよろしい。
このようにかわいい~と思った服はぱっと買いがちだが、防寒に対する意識が低めになるのがわたしの春の特徴でもある。なので上着についても思い出しておくと、5年前くらいに買ったGUのマウンテンパーカを保育園送迎用に、お出かけ時には2~3年前に買ったデニムジャケット(ボタンがかわいい)。出社時にはニットジャケットに数年前に買ったシトラスのストールなどを巻いてなんとかする予定。
あとは新しく買った服ではないが、去年の春服ブログに載ってるこのライムグリーンの服も着るの楽しみだな~。
去年の記事を見返してみると、今年の春は自分の定番を固めたい方向性かもしれない。最近SNSでロマンティックおばさんという言葉がはやっていたが、わたしはクラシカルおばさんになりたいのだ。結局10年前からずっとドット柄の服が好きだし、木みたいな色の服が落ち着く。
好きな要素は以前はもっとたくさんあったはずで、フルリモートになったのに着たい服が多すぎることに悩んでいたこともあった……というか、今も生活スタイルに対して服が多めだとは思う。だけど毎年失敗を重ねるうちに、好みの方は収斂されてきた気がする。
たとえば何度となくわたしが春服でやりがちな失敗は、ラベンダー色やギンガムチェックの服だった(去年もラベンダーのパンツを買っていたが、結局あまり着なくて売ってしまった)。20代の頃はなんとなく若さで似合っていたのに、30代になってから違和感がまさるようになった。ラベンダーはパーソナルカラー的には決してアウトではないはずなのだけど、色の醸しだす可愛らしく清楚な雰囲気と、自己認識してるキャラクターに違和感があるのだと思う。ギンガムチェックは少女っぽいイメージをもってかわいい!と買うのだが、着てみると柄の直線要素が強めなためか、わたしが着るとクール寄りになってしまい、これもまたしっくりこない。
自分が服を着て外に出たときにどんな人と過ごすかということを考える。きらびやかに丹精込めて着飾った姿を讃えあう女戦士のような人たちは、いくら憧れたとしても周りにはいない。実際にいるのは、というより、いてほしいのは、陽だまりのあたたかさを分かちあうような関係の人だ。友人も、家族も。職場でさえも。というか、職場だとすればなおさら、木のような落ち着きや安心感、知識や考えを分配する存在をイメージしたい気がする。せめて見た目だけでも。