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The Last of Us Part Iがやっぱり傑作だった話

この年末年始、おれはずっとラスアスをやっていた。

おれが撮った数々のスクショとともに、改めてこの名作を振り返りたい。

なお、PS4で発売されたリマスター版はクリア済み、続編となるPart IIは未プレイ。

ラスアスといえば数々のGOTYを受賞した、言わずと知れた名作である。

そんなラスアスの一作目がPS5でフルリメイクされたが、すっかりPCゲーマーとなっていたおれは当然スルーで、ようやく発売されたPC版も相次ぐ不具合により評価は低迷していた。

Steamレビューを見るに、個人のPC環境に左右される部分も大きく、開発側も何度か改善パッチを配信していたので、セールで半額だったこともあり、勇気を出して買ってみた。

本編とDLCが同梱されたデラックスエディションを買ったのだが、起動後すぐシェーダー構築がはじまり、30分近く時間を要した。

待ってる間暇だったのでオプションでもいじろうとした瞬間にPCの電源ごとクラッシュ、シェーダー構築中は指一本触れてはいけないことを学習。

タスクマネージャーを確認したら、すでにCPU使用率は90%を超えていた

おそらくこれに耐えられないスペックのPCは、シェーダー構築すらできずにクラッシュを繰り返し、結果的にSteamレビューが荒れたのだろう。

PSのゲームをPCに移植する際、必ずと言っていいほど最適化不足が問題になるが、SIEさんこれどうにかなりませんかね。

さて、肝心のゲームについてだが、シェーダー構築でCPU使用率が90%を超えていた本作は、案の定ゲームをはじめるとCPUはもちろんGPU使用率も100%をマークした。

CPUとGPUの使用率が常に100%でいつクラッシュしてもおかしくない恐怖、真のホラーゲームである。

結果として、ゲーム中にクラッシュしたのは3回ほどだったので、下馬評も加味すればおれにとっては許容範囲。

ようやく中身の話。

とにもかくにも原作に忠実で、これこそリメイクのあるべき姿だと思う。

Part IIは未プレイだけど、UIや操作性もPart IIに近いものになっているらしく、しっかりと原作から拡張されている。

ラスアスという金字塔をリメイクするプレッシャーは相当なものだろうけど、原作に忠実かつゲーム体験も拡張していて、ほんとに理想的なクオリティだった。

スクエニはこれをプレイしてリメイクとは何たるかを学んでください

Naughty Dogの開発エンジンを使っているらしいが、何よりもまずグラフィックがすごい。

中でも、キャラクターの顔、感情による機微、こんなのもう実写じゃん。(n回目)

ラスアスは人間ドラマそのものなので、表情の作りこみはストーリーの説得力を担保する上で必要不可欠な要素だが、ちょっと完璧すぎるというか、Naughty Dogすげーって終始感心していた。

また、ラスアスはポストアポカリプスでもあるので、人間社会が半ば崩壊して手つかずとなった街並み、そこでなお生きる人間たちの泥臭さ、そのすさんだ空気感、そのすべての完成度をアップグレードされたグラフィックが底上げしていて、ついついこの世界に没頭してしまう。

リアルとリアリティは違うKREVA風に言うならイチゴとイチゴ味くらい違う。

ゲームはフィクション、作り話だ。現実(リアル)ではない物語でプレイヤーを夢中にさせるために必要なもの、それは説得力

そして、この説得力を担保するためには、限りなく隙のない設定と、前述の表情も含めたゲーム中のキャラクターたちの一挙手一投足、会話の中身や一人ひとりの口調等々、隅々まで気を配る必要がある

おれの中でGOATに輝く十三機兵防衛圏は、ラスアスより難易度が高いであろうSFの文脈でこれを完璧にこなしていて(しかも神谷さんひとりの脳内で)、感動を超えてもはや怖いまである。

ストーリーもセリフも原作と同じなのにここまで没入感が段違いだったのは、景観のグラフィックからキャラクターの瞳孔に至るまで、とんでもないクオリティに仕上がったことによる底上げの賜物だ。

ゲーム性を見ても、アクション面は非常にシンプルでとっつきやすい。

また、Naughty Dogの特色として、アクセシビリティをはじめ、オプションが非常に充実していて、ゲームプレイを快適にしようと思ったらどこまでも快適にできる。難易度もいつでも変更可能。

ちなみに、おれはアイテムの自動取得と、聞き耳のスキャン機能の拡張をオンにした。聞き耳を立てるだけでアイテムがどこにあるのかわかる超能力者になってしまうが、それでなくてもジョエルはスーパーマンなので違和感なし(?)

おかげさまで、常時クラッシュの恐怖に怯える以外は何のストレスもなく最後まで楽しめた。

本作はよくできたリメイクだ。お客様は神様ですと言わんばかりに気が利いている

ストーリーテリングとしてはもちろん、ロールプレイングとしても、アクションとしても、本作はフルリメイクによってついに「完成」した感がある。

グラフィックがすごすぎて通常のプレイ画面とカットシーンの違いがわからないほどシームレスなので、怒涛のオープニングから有名なラストシーンまで、物語は体感ノンストップで進んでいく。

ラスアスのすばらしさは重々わかっていたが、今回のリメイクを通して、ラスアスというゲームが持つ底力と、リメイクかくあるべしという正解を見せつけられた。

こうなると賛否両論のPart IIに触れるのが余計に怖くなるが、4月にやっとPC版が出るので、満を持してプレイしようと思う。

なお、今回PC版ということで、あれをあれして完全に規制解除することに成功、念願の規制なしラスアスを遊ぶことができた。これはほんとにうれしかった。

CEROは迷惑で不必要、さっさと滅べ。

日本版では、デビッドたちが物々しい雰囲気で鹿肉を解体するある意味で異常者だったが、これでようやく本物のカニバリズムになれたね。おめでとうデビッド。

Naughty Dog、素晴らしいリメイクをありがとう。Part IIは最適化不足とかやめてね。

最後は、お気に入りのスクショを並べておしまい。




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