なんかたまたまTLでよかったと言ってる人がいて、たまたま今ネトフリに入ってるタイミングで、たまたま気楽に見れる映像作品を見たい気分だったので、見た
いま、めっちゃヒットしてるらしい。
昔から、デーモンがいて、それと3人の女性が戦っていた。彼女たちは戦闘力だけでなく、類まれな歌の力も併せ持つ。で、その立場や力は代々受け継がれており、現在、トップアイドル「ハントリックス」の3人が、アイドルをやりながらも影でデーモンハンターをしている。
彼女らは、ファンたちの力によってデーモンを封印する結界ホンムーンを作っているが、いよいよホンムーンの完成が間近となっていた。
それに対して、とあるデーモンが起死回生の策を魔王に提案する。彼らは、男性アイドルグループ、サジャボーイズとなって、ファンを奪い、ホンムーンの完成を阻むことにしたのだった。
ハントリックスは、歌姫のルミ、ダンスが上手いミラ、ラッパーのゾーイの3人組
実はルミには、他の2人にも隠している秘密がある。実はデーモンとのハーフなのである。それを示す模様は年を追うごとに広がっていき、喉の不調をもたらす。
一方、5人組のサジャボーイズのリーダー(提案者)であるジヌは、元は(400年前は)人間で、困窮から脱するために、魔王の誘いにのってデーモン化した。しかし、結局家族を失ってしまったことを悔い、恥を抱いているのだが、まさにその恥の感情により魔王に囚われている。
アイドルアワードに向けて、サジャボーイズ打倒のため、新曲を作り始めるハントリックス。それはサジャボーイズの正体を暴き、デーモンへの憎しみを歌う歌だった。
しかし、ルミとジヌが密かに互いへの共感を抱くようになっていくにつれ、何故より、ルミが自身の出自をミラとゾーイに隠しているため、ルミはこの歌ではダメだと思うようになる。だが、その理由までは2人に伝えられず、関係がギクシャクしていく。
まあその後色々あって、うまくいきそうになるけれど、結局ルミの正体が2人にバレて、闇堕ち
ジヌの使い魔的な存在である、トラと鳥がちょい不気味ながらチャーミングでよかった。トラ推しw
CGアニメで、ギャグの時は絵柄が変わるをやれるようになってたんだなー
とにかく、コミカルな要素の多い作品で、反トリックスの3人のシリアスからギャグまで振り幅が結構ある。
イケメン見て目がハートマークになるの、さすがに昭和だろと思ったのだが、見終わったあとに、あれら(目がハート以外にも色々ある)は、漫符表現(を直接参照している)というよりは、LINEとかのビデオチャットにあるエフェクトを参照してるんだな、と気付いた(あれらのエフェクトの参照元は「昭和」的な漫符だとは思うが)。
ちなみにエンディングは、手描きで頭身低いコメディタッチのイラストだった(さらにエンドロールの最後で、ED曲が作中歌のTWICEカバーなので、TWICEのレコーディングシーン(実写)まで出てきたりする)。
まあとにかく、このコミカルとシリアスのテンポのよさ、みたいなのが魅力の一つとなってる作品だと思う。
部分的にミュージカル的でもあり、アクションシーンも歌っていて、よかった
(作中世界でリリースされている作品としての)ハントリックスの歌が3曲くらい出てくるけど、大体彼女らの物語とも対応している。
それらとは別に、ルミやジヌが、まさにミュージカル的に、自分の心境などを表すセリフを歌として歌っているところもある。
戦闘シーンは大体歌とセットになっているのも、見ていて楽しい部分である。
ステージでのダンス、作中のMV、そして戦闘シーンと、色々見れる
ちなみにハントリックスの武器は、ルミが刀、ミラが青龍刀、ゾーイが3つに分かれたナイフ
ホンムーンを金色にするっていうのが目的で、物語冒頭それがいよいよ完成しそうって時にリリースする曲が「GOLDEN」
でも一番最後のクライマックスで歌う時にキーワードとなっている色は、虹色だったりして、そこらへんテマティックに解釈可能なように置いてきてるかなあとも。
よい出来の作品であり、十分面白く見れたし、ヒットするのも分かる。
ただ、自分には決定的には刺さらなかった
女性アイドルと男性アイドル両方出てくる作品自体は好きなのだが、ファンって競合するのか、とか。まあ、それは言っちゃあおしまい、という気もするし、韓国はそうなのかもしれないが。
あと、先代がアレな奴だったのは個人的にはマイナスポイント。
先代のアイドルには強キャラでいてほしい派なんだけど、ジヌがデーモンの血を引いてることをメンバーに隠していたのは、先代の指示であり、もうどうしようもなくなった時も、誤魔化すように言うだけの役立たずだった……
で、主人公があそこから再起する流れがちと弱いかなあ、とも思った。
いやまあ、私はもう隠さない、このままの自分をさらけ出すんだ、っていって、それが、コンプレックス(恥)を刺激されて闇堕ちしてた2人を呼び戻すって流れは、まあ確かに筋は通っている。
ただ、ルミの先代に対する怒りと捉えられるシーンから、ルミがもう少しポジティブな感じで自分をさらけ出すことを歌い出すシーンへ行くのは、なんかジャンプがあるような気がした。
とはいえ、90分尺だしなと思うと、大体こんなところだろうなとも思う。
お父さん誰なの問題とか、あ、トラは封印されないのかとか、色々未回収要素もありつつ。
終わってから、日本語吹き替えが寿美菜子と知った
ゾーイ可愛かった
あの、近接戦用の扇みたいなナイフみたいな武器もよい(あれ、元ネタは何かの暗器か?)
2クールアニメとかで見て、最終決戦でゾーイにもっと感情移入したかったわー、と思わなくもない
やはりこれも90分尺なので、キャラの掘り下げがもう少し足りない。
90分尺だからなあと思えば、まずまずだが。
登場するキャラクターたちは、モデルとなっている現実のアイドルがいるらしいので、キャラの掘り下げはそっちで補完せえっていう作品だったのかもしれない。