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24/8/31 お題箱回173:エアプ語り、仕事耐性etc

お題箱回173

1180.「キャラの消費方法は自由」について
配信は見てないけどファンアートは集めてるVとか、ゲームはやってないけど息子がお世話になってるソシャゲキャラとか皆結構いる気がします
ただこういうエアプ語り、推しに直接貢献しない推し活って堂々と言いづらい傾向にありますよね

それは古いオタクの感覚だと思います。少なくとも僕は令和では忌避されないと考えているので気にしていません。

理由は複数ありますが、まずソシャゲやVtuberはビジネスモデルとして物語ではなくキャラを売っていることがあります。
多くのソシャゲにおいて課金対象はガチャから排出されるキャラクターですし、Vtuberでもスパチャを投げる先は企画や組織というよりはVtuberキャラクターその人です。もちろん古典的なアニメや漫画でもキャラグッズは販売されますが、それはサブの販路にすぎず、コンテンツの本旨は映像や紙面に記される物語です。
つまりアニメや漫画では物語が主でキャラクターが従であるのに対し、ソシャゲやVtuberの場合は逆でキャラクターが主で物語が従です。

よってワンピースを全く読んでいないのにハンコックが好きなだけの人に対しては「本来のコンテンツの趣旨として消費すべき物語をスキップして部分要素に過ぎないキャラクターを勝手に楽しんでいる、コンテンツをきちんと消費していない、不純な消費態度である」という糾弾が可能なのに対し、ブルアカを全くプレイしていないのにヒマリが好きなだけの人に対しては「本来のコンテンツの趣旨として消費すべきキャラを楽しんでいる、(プレイしないよりはした方がいいにせよ)消費態度にそれほど大きな問題はない」という判定になります。

また、他にもオタク的なスノビズムが退潮したという理由もあります。
「よく知っていること」、つまりオタク的な教養を身につけた上でコンテンツの背景や内容をしっかり吟味するような文化人的な振る舞いをすることがステータスである時代は既に終わりました。相対的に「知らないこと」が許容されやすくなっていると共に、それよりは素直に等身大の感想を表明することの方が肯定されやすいのが今の環境です。
関連して、配信を見てないVのファンアートを扱うことを「推しに直接貢献しない推し活」と表現することには異議があります。何故ならスノビズムと同時に嫌儲主義も退潮し、教養の代わりに資本が正義のポジションを占めているからです。
つまり推し活においてユーザーが一銭にもならない知識を蓄えていることよりは推しの利益に貢献することの方が決定的に重要であり、配信を見ていなくてもSNS上でリツイートしたり騒いだりして推しの認知を広めることは十分に正当な推し活になります。例えば推しが何か告知をしたら「最近配信見てないから……」と自重してRTしないよりは「最近配信見てないけど!」と割り切ってRTする方が正しいファンの姿でしょう。

ただ一応留保しておくと、そういうキャラ売り・反スノビズム・資本バトル・推し活という世界観が最初からビルトインされているメディアはソシャゲとVtuberに限るというラインを一応引いています。故にアニメキャラクターへのエアプ語りは意識的に自制しており、例えば最近だとロシデレのアーリャさんのキャラ設定とビジュアルは割と好きなのですが、ストーリーには全く関心がなくアニメも見ないのでアーリャさんにはあまり踏み込まないようにしています。



1181.ジバニャンってネーミング、子供向けコンテンツの顔役につける名前にしてはちょっと凝ってませんか?ピカチュウはピカッ(擬音)+チュウ(ネズミの鳴き声)で誰にでも分かりやすいですが、地縛霊だからジバニャンは割りと攻めてる気がします。

妖怪ウォッチはもともと言葉遊びやパロディのようなハイコンテクストなネタが多いのでそれを象徴するネーミングではあります。そういうコンテンツの方向性自体が捻っていると言えばそうで、子供向けコンテンツも昔に比べて丹念な作りになっているのは時代の流れだと思います。

1182.私は来春就職を控えた大学生です。
幸運にも待遇や業務内容について満足できる職場に内定を貰うことができたのですが、その業界、職場が非常に労働負荷が高い(特に拘束時間の長さ、必要な業務知識の多さ)ことで有名です。
ちゃんと適応出来るか一抹の不安があり、就職までに少しでも耐性を付けたいと思っています。
長時間ハードな労働を行う事への耐性を効率的に身につける方法は何かありますでしょうか?

おめでとうございます。
まず「職場の労働負荷が高い」という問題を「ストレス耐性を付ける」という路線で解決するのをやめた方がいいです。

理由は二つあって、一つは会社員としてのQOLが下がることです。
大前提として「辛い労働を耐えてお金を稼ぐ」みたいな世界観で仕事をやっていくことは可能な限り避けるべきです。確かにネットではそういう声が大きいですが、ネットで騒いでいるのは例外的な社会不適合者だけと思って構いません。たまには愚痴を言いたくなるようなこともあるにせよ、楽しんで働くのがベースラインの人たちも世の中にはたくさんいます。
そして耐えるのがどんなに上手くなったところで、どんなに下手でも楽しみベースで働いている人よりQOLが高くなることはまずありません。もちろん他に選択肢がなくてどうしても労働を耐える方向性で生きていくしかない人もいますが、それは最終手段なので新卒の最初からそこを目指さないでください。

もう一つはリスクが高いことです。
もし「それでもどうしても耐性を付けたい」と言うのであればやることは決まっていて、今すぐタウンワークのアプリを入れて可能な限りブラックそうなバイトを週五で入れてください。辛ければ辛いほどよく、なるべく興味のない業種で向いていないポジションを探すべきです。
これは別に皮肉で言っているわけではありません。僕は基本的に人間の快や幸福は相対評価であると考えており、辛い経験を通っておけば相対的に後々の辛さを緩和する効果があると考える派閥です(そういう意味で、実はブラック企業の研修などにも一定の合理性があると思っている方です)。つまりブラックバイトをやったらやったでそれなりのストレス耐性は実際に付くし、その経験が今後の人生で役立つことも少なくないだろうとは思っています。
とはいえそのやり方はリスキーすぎるので全くオススメしません。あなたがそうやってストレス耐性を獲得するタイプの人間ではなかった場合は貴重な人生をドブに捨てることになりますし、身体か精神に支障を来して回復期間や費用が必要になる危険もあり(逆に言うと身体か精神を壊す可能性があるくらいのブラックさでないと耐性目当てで経験する意味がない)、わざわざ賭けるにはオッズが悪すぎます。

以上を踏まえて就職前に付けるべきなのは耐性ではなくスキルです。
「必要な業務知識の多さ」と書いてあるあたり幸いにもハードスキルを活かす余地が大いにある職場だと思うので、その「必要な業務知識」を先に勉強しておきましょう。配属予定部署の直属上司とかに業務で役立つ本のリストを聞いて春までの八ヶ月で全部読んでください。何らかの実作業スキルが必要な職ならその練習をしてもいいです。

ここで絶対に履き違えないでほしいのが、先に勉強しておく目的はあくまでも「トータルで自分が楽になるから」であることです。
「業務時間外に勉強してる社会人は偉い・立派・勤勉」みたいな意味不明で実効性のない意識の高さを持つと本当にやるべきことがわからなくなります。先に勉強しておくと手早く作業できるので残業しなくていい、いちいち調べる手間がかからない、周りからも一目置かれる、自己肯定感が高まる、何か一つ優れていると多少の欠点を見逃してもらえるなど、そういう無視できない実益の集合体が最終的に自分のQOLを上げます。仕事を楽しくする最良の手段の一つは有能になることです

ちなみにこれは僕が今年再就職するときにやったことでもあります。
saize-lw.hatenablog.com実はこの記事に書いてある本は、内定を受諾したあと配属先部署の上長とオンライン面談して「入社日までに読んだ方がいい本をたくさん教えてください」と言って聞き出した本のリストです。それを一ヶ月で全部読んだおかげで配属直後から即戦力稼働できており、「一応中途研修みたいのも準備してたけど、なんか最初から全部できちゃうから別に要らなかったですね」と言われたのは気持ちよかったです(仕事上で自己肯定感を得る重要な機会!)。

ただ新卒向けの注意が一つだけあって、読んだ方がいい本のリストは基本的にはこちらから聞かないと出てこないはずなので自分で聞きに行ってください。もし既に推奨書籍が準備されていたとしても、部署内などで直接聞けばもっとたくさん出てくるはずです。
これはやる気の問題ではなく労働基準法の問題です。もし会社側から内定者に「入社日までにこれを読んでおいてください」と言うと業務命令扱いになってしまうため、厳密には本を読む作業に対して給与を支払う義務が発生します。まともな会社はそういう塩梅がわからない学生に迂闊なことを言って労基に駆け込まれるリスクを恐れているので、読ませたい本があるにしてもそれとなく示すのが限界です。
この辺の事情をちゃんとわかった上で自分の責任で喋っていることを伝えるため、「この前社会人の友達に聞いたら会社側から言うと業務命令になっちゃって良くないらしいんですけど、私が読みたいので私側から聞きたくて~」とかはっきり前置きしてもいいです。更に口頭ではなくメールにも書いておくと、向こうとしても「会社側から強制したのではなく学生側が自発的にやった」という証跡が残るのでもっと安心です。

1183.漫画は週刊誌派?コミック派ですか?

コミック派です。他にやることが多い中で相対的に漫画の優先度が下がっているので週刊誌で追うのはもう厳しいです。一度ジャンププラスでWJを購読したことがありますが、全く読まないので解約しました。

1184.LWさんが周りの人間に対してコンプレックス(社会的地位等)とかを抱かない理由って根底にやろうと思えば自分でもできるっていう気持ちがあるからですかね?

概ねそうです。現実的には出来ないとしても、それは時間投資の問題でもし適切なタイミングでガチっていれば能力的にはできただろうとはうっすら思っています。ただ社会的地位とかはそもそもあんま必要ないので単に価値観の問題でもあります。

1185.コンテツ消費の量だけ重視するなら、漫画ってタイパとても良いですよね?同じ作品の漫画とアニメの選択肢あったら、どっち選んでます?

そう思います。同じ作品ならアニメではなく漫画を選ぶことが多く、最近は特に顕著です。

1186.PS5買いました?PS5ってやりたいソフトなくないですか?自分が唯一購入しなかったPSハードになりそうです

買っていません。理由も同じです。あったとしてもPS5のタイトルはPCでも出るものが多く、PCと比べてしまうと「ゲームしかできない謎の縛りマシン」みたいな立ち位置になってしまって購買動機が無くなります。


何か買ってもらえると嬉しいです。




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