以下の内容はhttps://saitonaname.hatenablog.com/entry/2024/07/07/235230より取得しました。


ライトノベル読書会をはじめて一年が経っていた話。

 タイトルの通りです。一年ほど前にインターネットを介して知り合った友人(ツイッターのフォロワー)とラノベ読書会するべきでは?」と冗談を言い合っていたらほんとうにつくることになり、いつの間にかそのまま一年が経っていました。光陰矢のごとしワロタ。ワロタ……。

 以下はその中間報告といいますか、個人的なまとめです。ログとしてあとから見やすいようにしておきたくて……。特筆すべき運営ノウハウらしいものはありません。

不思議な力があるんですね~~~。

 

運営管理について

・DISCORD(アプリ)上のサーバーで運営(2024年7月現在、19名)

・参加希望者がいれば拒まないが、慣例的に招待制っぽくなった

(最初だけツイッター上で参加者を呼びかけた)

(フォロワーおよびフォロワーのフォロワーが集まった)

(その後たまに参加者は増減するなどした)

・非常識な行動をする方はいなかったので助かっています

・いちおう問題行動があれば対応する旨を「ルール」として明記しています(後述)

・なんだかんだ一年も続いたのは、割とコンスタントにラノベをウォッチしたいという参加者が一定数おり、じっさいに読んでいてくれていたからだと思います

・みんな、マジ感謝。

 

サーバー上のテキストチャット分類

 DISCORDはテキストチャットとボイスチャットができるトークアプリです。コミュニティとして情報交換や雑談が気軽にできる場になっているといいな、と思ったので、基本的にだれでも文章投稿ができるようにしています。

 主なチャットのチャンネルは以下のとおりです。

 ・「自己紹介」

 ・「雑談」

 ・「気になる本」

 ・「感想投稿所」

 ・「読書会提案ゾーン」

 ・「読書会用」

 ほかにもいろいろチャンネルは必要に応じてつくっており、適宜統合すべきな気がしたものの、ログが消えるのもな、と思ったので諦めて放置しています。「感想投稿所」は課題本以外に最近読んだ本を投げてもらう場になっています。思い出したようにだれかが長文感想か一行の感想を投げていきます。

 また上記以外に、「ルール」として管理者(わたし)から参加者に向けた注意事項などを記載しています。

 

ルール(実際に書いたものを以下にコピペ)

■このサーバーについて
・主にライトノベルの話をします。
・感想でも、気になってる本でもOK。
・周辺話題(アニメ・ゲーム・ライト文芸等)もOKです。
・突発的に読書会を開催します。
・課題本等はサーバー管理者が決めなくてよいものとします。
・みんな気軽に提案してください。
・読書会をする際は、日程調整をおこないます(スタンプ等で)。
・書き込みに対する反応はべつにしてもしなくてもいいです。
・各位、仲良く。


■読書会について
・基本的にボイスチャンネルと⁠読書会用でおこないます。
・聞き専もOKです。
・ネタバレの有無については開催のたびにアナウンスします。
・気軽にご参加ください。


■注意点
・書き込みのさいはネタバレに配慮しましょう。
・相手を不快にする行為や暴言はやめましょう。
・なにか困ったときは、@ななめの までDMでご連絡ください。
・看過できないと思われる場合は、任意の対応をいたします。
・各位、仲良く。


■このサーバーに入ったら
・まずは⁠自己紹介で挨拶をしてくださるとうれしいです。


■招待/退出について
・ご随意に招待してください。
・ただし、そこまで広げるつもりはないので、どこかのタイミングで閉じるかも。
・退出についてもご自由にしていただいてOKです。連絡不要。


■大切にすること
・「ありがとう」
・「頑張ったね」
・「大好き」 

牧之原翔子さんも「それがわたしの三大好きな言葉です」ってゆっとる。

 

読書会のスタイルについて

・およそ二週間に一回ペースの開催、年末年始や長期休暇時は要検討

平日21時~スタート(一時間ほど真面目に意見交換、あとは雑談タイム)

・基本的にレジュメ等は用意しない

・ネットに書評/インタビュー等があれば都度リンクを共有、確認する

・参加については自由(読めてなくてもOK、だいたいみんな前日から当日に読む)

・現在は3~6人がレギュラー参加、多いときは8人ほど

・課題本によって参加者は増減する印象

 

手探りでやっていくうちなんとなく固まった段取り

①参加者ひとりひとりに短い感想を口頭で言ってもらう(順番はその場のノリ)

②気になる点や①の感想へのレスポンスなど、自由に意見交換

③開始1時間ほど過ぎた段階で、ゆるやかに課題本以外の周辺作品の話/雑談

④次回課題本の決定

⑤アフター雑談および自由解散

 

その他

・録音等はしない(わたしへの負担がでかいのと管理もめんどうなので)

・読書会の活発度合いについては、課題本の性質に大きく左右される

・盛り上がらないときはほんとうに盛り上がらない

・ま~~~盛り上がらないんですよ

 

課題本の選定方法について

・基本的に読書会終了時に次回の課題本を決定する

・候補は「気になる本」および「読書会提案ゾーン」に投稿された作品から確認

・もしくは各種ライトノベルレーベルの公式サイトで新刊をチェック

・その場で参加者から口頭で「これを読みたいです」と言ってもらって候補を選出

・最初はリアクションスタンプによる投票・多数決にしていた

・が、いちいち投票期限を設ける必要があり、めんどうになった

・あとどうしても偏りが生まれそうな感じがあった

・結果、スマホで使える無料のルーレットアプリをダウンロードし、六作ほど候補を選出、あとはランダムによって選出された作品をみなさんとともに受け入れることに

・しょっぱい感じの読書会がつづくと雰囲気も荒れるため、適宜テコ入れとしてあきらかに面白いであろう一般文芸作品などを候補にする場合もある

・あるいは当選確率をちょっとだけ上げて限定ピックアップガチャを開催することも(具体的には2/6マスにするなど)

・ルーレットを使うようになったのはライムスター宇多丸が自身のラジオ番組で批評する映画をガチャを回して決めていたので、その影響である

・その他、これはと思う作品があった場合やメンバーからの要望があったときは突発で読書会がおこなわれたり、ぜったいにやるぞという作品はルーレットを無視した確定演出により開催された(例:アニメ化直前&原作完結の〈小市民シリーズ〉春~冬読書会、UFOの日に合わせて『イリヤの空、UFOの夏』読書会など)

・ラブコメに完璧本気な人が多数集まっていたため、『アオのハコ』漫画読書会やアニメ『Just Because!』上映会が開かれることもあった

ルーレットアプリはこんな感じ。なにを使ってもよいと思う。

 

課題本一覧(2023年7月~2024年7月上旬、おおむね開催順)

・四季大雅『わたしはあなたの涙になりたい』(ガガガ文庫

高野史緒グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船』(ハヤカワ文庫JA

・橘悠馬『中天の船影――アスペリタス号の飛行船乗りたち』(KAエスマ文庫

・中西鼎『さようなら、私たちに優しくなかった、すべての人々』(ガガガ文庫

・逆井卓馬『豚のレバーは加熱しろ』(電撃文庫)1~6巻、突発

・両生類かえる『海鳥東月の『でたらめ』な事情』(MF文庫J)1巻のみ

竹宮ゆゆこ『心臓の王国』(PHP研究所

・有象利路『組織の宿敵と結婚したらめちゃ甘い』(電撃文庫

・四季大雅 『バスタブで暮らす』(ガガガ文庫

・三浦糀『アオのハコ』(ジャンプコミックス)1~12巻、突発

・アニメ『Just Because!突発上映会

・駄犬『誰が勇者を殺したか』(角川スニーカー文庫

サイトウケンジ『魔女の怪談は手をつないで』(MF文庫J

・眞田天佑『多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉』(MF文庫J

・相野仁『日陰魔女は気づかない~魔法学園に入学した天才妹が、姉はもっとすごいと言いふらしていたなんて~』(角川スニーカー文庫

・色付きカルテ『非科学的な犯罪事件を解決するために必要なものは何ですか?』 (ファミ通文庫

米澤穂信春期限定いちごタルト事件』(創元推理文庫突発

・火海坂猫『マーダーでミステリーな勇者たち』(GA文庫

・中西鼎『たかが従姉妹との恋。』(ガガガ文庫)1~3巻、突発

・三船いずれ『青を欺く』(MF文庫J

多崎礼『レーエンデ国物語』(講談社)1巻のみ

恩田陸『spring』(筑摩書房

米澤穂信夏期限定トロピカルパフェ事件』(創元推理文庫突発

米澤穂信秋期限定栗きんとん事件』(創元推理文庫突発

米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』(創元推理文庫突発

・吉田玲子『草原の輝き』(KAエスマ文庫

・遊野優矢『VTuberの幼なじみと声優の幼なじみが険悪すぎる』(ファミ通文庫

望公太『小鳥遊ちゃんは打ち切り漫画を愛しすぎている』(MF文庫J

・宮田眞砂『セント・アグネスの純心 花姉妹の事件簿』(星海社FICTIONS)突発

・fudaraku『竜胆の乙女』(メディアワークス文庫

野村美月“文学少女”と死にたがりの道化』(ファミ通文庫突発

秋山瑞人イリヤの空、UFOの夏』(電撃文庫)全巻

織島かのこ『嘘つきリップは恋で崩れる』(GA文庫)1~2巻

 

雑な振り返り

 レギュラー参加者のあいだで、新刊ライトノベルウォッチャーでありたいという意識が共有されていたためか、課題本はデビューしたばかりの新人や単巻完結の作品を候補として選出することが多かったです。逆にいえば、どうしてもシリーズとして書かれうる必要のあるバトルものなどは避けられがちだったかもしれません。

 また世代やクラスタ的な問題かもしれませんが、新文芸からは、なにを読めばいいのかけっこうわからないところがあり、候補に入りにくくなっていた印象があります。じっさい入ったとしても、ルーレットでは1/6であることのほうが多かったので、結果的に文庫サイズのライトノベルが課題本となった。このあたりは今後の課題とします。

 途中から採用したルーレット制による課題本選出については、責任を分散できるという点でたいへん有用でした。定期開催される読書会のモチベをフラットに保ちつつ、ふだんなら読まないような作品に手を伸ばすきっかけにもなっていたと思います。じっさい「これは読書会にしなくても勝手に読むだろう」と参加者みずから作品を候補から外すこともあったので。

 個人的な範囲でいえば、定期的に読書会のたびに新刊をチェックしたり、気になる本の情報を交換したりできるので、自然とライトノベルへの読書モチベを維持することにも役だった気がします。わたしはこれまで年20冊くらいラノベを読んでいる生活をしていましたが、この一年は上記の課題本プラス20冊近くは読んでいたので、だいぶ量が増えたのではないでしょうか。このままぬるっとゆるく続けていきたいですね。ぬるぬるゆるゆる本を読みたいので……。

 あとは、そうですね、二桁巻以上のシリーズ作品マラソンをどうみんなでやっていくか、ぼちぼち考えないといけないかもしれません。というわけでね、みなさんもよき読書ライフの呼応と調和をはぐくんでゆきましょうね。

鷺宮せんせいも池澤夏樹を引用してそうゆっとる。

 

その他告知:「春と灰」朗読および「下鴨納涼アンソロジーバトルコンテスト」公開のお知らせvirtualgorillaplus.com

 来週、7月13日に開催されるVG+(バゴプラ)さんのイベント「マイクからSF ライブで楽しむ小説」にて、拙作「春と灰」がアイドルグループ きのホ。の御守ミコさまに朗読していただけることになりました。恐縮です。現地のチケットは完売ですが、配信チケットは購入できますので、ご興味のある方はぜひ。

「春と灰」は『京都SFアンソロジー:ここに浮かぶ景色』に収録されています。

 

 

note.com

 第2回「カモガワ奇想短編グランプリ」開催を記念して、前回大会の受賞作を順次note上で公開するそうです。すでに2作品が読めます。織戸久貴による前回優秀賞「下鴨納涼アンソロジーバトルコンテスト」は13日の公開です。バゴプラさんのイベントと同日ですね。期せずして、どちらも京都が舞台の小説となっています。みなさんも京都になってみてはいかがでしょうか。ジンジャーエールの味を思い出しながら。

これは国立国会図書館関西館聖地巡礼(自作)したときの写真。

 

エンディング:あの街の水色「kamogawa fighters」


www.youtube.com

 




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