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文学の中の永遠と人生の幻滅~『ピーターとアリス』

 熊林弘高演出『ピーターとアリス』を見てきた。イギリス初演時にベン・ウィショーとジュディ・デンチ主演のバージョンを見たので、二度目である。

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 そこまで初演と大きく印象が変わっているわけではない…というか、文学の中に永遠に閉じ込められてしまったかのような人生を生きねばならないピーター(佐藤寛太)とアリス(麻実れい)の人生の幻滅を描いたつらい話である。ただ、プロジェクション技術などが進展しているせいで、美術はこちらのプロダクションのほうがだいぶ凝っており、そのせいで初演よりもちょっと入り組んだ話になっているような感じがした。キャロルに苦しめられたのにその文学的遺産で食べていくしかないアリスの人生は実にキツい。




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