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ブレヒトをやっているところは面白いが、ギミックは要らないと思う~『ガリレオ~ENDLESS TURN~』

 『ガリレオ~ENDLESS TURN~』を静岡芸術劇場で見てきた。ブレヒトの有名な戯曲を多田淳之介が脚色・演出したものである。

 最初と最後のAIうんぬんや序盤30分くらいの「人間の歴史ダイジェスト」みたいなギミックっぽい演出は別に要らないと思う。そもそも戯曲がけっこう削ぎ落とした感じの話だと思うのだが、最初の付け足し部分はやたらに情報が多いわりには粗雑なダイジェストみたいな感じで、あまりトーンがあわないように思った。さらになぜか神様が女だったりして(キリスト教の抑圧を見せる時に神様を女性にするのはどうかと思う)、これをわざわざ芝居の最初にやる意味が見いだせない…というか、この戯曲はわざわざこれをやらないでもカトリックの体制教会としての抑圧がわかるように演出しないといけないのではないかと思う。舞台の中心に半球みたいなものがあり、これはプロジェクションで使われたり観測所になったりしていろいろ面白いのだが、最後にここにざっくりこれまで人類史で起こった科学史事項を映し出していたのになぜかその後今後の未来予想になるあたりも全然要らないな…と思った。

 ブレヒトの戯曲をやっている中盤部分は大胆に短くテンポのいい作品にしていて、ポップな演出でかなり面白いと思う。途中でセーラームーンのパロディが行われるあたりなどはかなり笑えた。最初から後ろに出ていた惑星模型などが途中からちゃんと活用されたり、ビジュアル的にも見どころがけっこうある。ただ、ガリレオの役者を何度も変える必要はない気がするし、音声のバランス調整があまりうまくいっていないのか、スター・ウォーズの楽曲が流れるところでは役者の台詞がほとんど聞こえなくなったりしていた。




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