『シェルビー・オークス』を試写で見た。
超常現象調査ポッドキャストをやっていたチームが惨殺される事件が発生するが、そのうちのひとりであるライリー(サラ・ダーン)の遺体だけは発見されないまま12年もの年月が過ぎた。ライリーの姉ミア(カミール・サリヴァン)は妹が生きているのではないかと考えている。ドキュメンタリーの取材を受けたミアのところに見知らぬ男が突然やってきて目の前で自殺するという事件が起きるが…
前半はファウンドフッテージっぽいモダンなホラーで、まあ昔からあるタイプの作品だとは言っても手作り感も含めてかなり面白い…のだが、後半はなんだか非常によくあるホラーという感じで、前半の勢いが持続しない。とくに子どもができずに苦しんでいたミア夫妻の話が妙な母性オチにつながっていくあたりはかなり陳腐で、最近の『オーメン:ザ・ファースト 』とか『イマキュレイト 聖なる胎動』なんかのほうがはるかにうまくやっていると思う。クライマックスの悪魔儀礼も『ヘレディタリー 継承』の低予算版というような感じで、やっぱりひとりだけで悪魔儀礼をやっても盛り上がらないのでは…と微妙な感想を抱いてしまった。