韓国を旅している謎のフランス人女性イリス(イザベル・ユペール)が年下のボーイフレンド、イングク(ハ・ソングク)の家に居候しながらフランス語を教えたり、やたらマッコリを飲んだり、尹東柱とおぼしき詩人の作品に触れたりする様子を描いた作品である。ホームビデオみたいな画質かつ展開の作品で、まあユペールを見ているだけで保つから…みたいな作品ではある。正直なところ、語学教員としてはイリスがかなりテキトーにフランス語を教えている印象で、これをたとえば日本で英語を教える文脈でやっている人の映画だとしたらもっと私はイラっときているだろうな…と思うところがあった。行き当たりばったりっぽい教授法とか、個人教授なのに直接韓国語を使わず英語を介してフランス語を教えているところとか、ビザどうなってるんだよとか、まあいろいろそれどうなんだよと思うところがある。中盤でそのへんが議論になるところはもっとそこ突っ込んでもいいのでは…という気がした。