鎌田義孝『蘭島行』を試写で見た。
母親が自殺を試みたということで、東京に住んでいた芳夫(木村知貴)は妻のふりをしてくれることになった真紀(輝有子)と北海道の蘭島に帰る。そこで弟の悟史(足立智充)と会い、母がもし死んだらどうするかを見据えて準備をするが…
舞台が小樽の近くにある蘭島で、北海道でロケしているのだが、人のしゃべり方から風景まで、めちゃくちゃ北海道っぽい映画である。北海道の撮り方がナチュラルだということでは『ユンヒへ』などをはるかにしのいでいる。全体的に真面目な映画だが、東京に出て行ったなんかだらしなそうな芳夫と真面目そうな悟史が対比されており、こちらが真紀の夫と思われてしまう…みたいなちょっと笑えるところもある。