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とてもよくできた友情とクィアのロマコメ~『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』

 イ・オニ監督『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』を見てきた。

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 パリ帰りのジェヒ(キム・ゴウン)とクローゼットなゲイであるフンス(ノ・サンヒョン)は大学の仏文科で知り合う。人目を気にしない大胆なところがあるジェヒとシャイなフンスは双方、大学でははずれ者だということで意気投合し、仲良くなって同居を始める。双方、恋愛でいろいろもめごとが発生するが…

 ヘテロセクシュアルの女とゲイの男性の友情ものというのはいろいろあるのだが、ロマコメだとゲイ男性が添え物みたいになりがちなところ、これはフンスが完全に主体性を持ったキャラクターで、ジェヒもフンスも双方非常に奥行きのある若者として描かれている。韓国社会の性道徳や女性に対する押しつけについていけないジェヒは大学でいじめられたり、恋人から暴力を受けたりする一方、フンスは差別を怖れて同性愛者であることを隠し、真剣な恋愛にも踏み出す勇気が出ない。このあたりの経緯が丁寧にきちんと描かれているので、なんでこの2人が仲が良いのか、理解し合っているのかが大変わかりやすい。友情を爽やかに描いたクィアロマコメになっている。

 無二の親友とは言え、ジェヒもフンスも相手を思いやりつつ自分が経験していないことについては理解できていないところがあり、そのへんで双方が気付いて理解しあうようになる過程がしっかり描かれているのもよい。フンスはジェヒが女性として受ける暴力についてあまり理解しておらず、一度目の下着泥棒の件では最初は軽く流すがジェヒの予想が本当だったと知ってビックリして認識を新たにし、二度目の時は最初からジェヒを助けようとする。ジェヒもちょっと致し方ない事情でフンスのセクシュアリティを人に話さざるを得なくなってしまうのだが、フンスがやむを得ないとは言えアウティングされたのを気にしているのを慮って二度目の時は隠し通して庇おうとする…ものの、考えに考えたフンスが自分のセクシュアリティをオープンにすると決めるという展開になる。




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