白老町のウポポイに行ってきた。

国立アイヌ民族博物館に行ったが、けっこう広い施設である。














お金のかかった施設で楽しいところなのだが、「共生」だからなのか、わりとアイヌ差別に関する展示は控えめで、植民地支配が結果としてこの施設につながっているということがわりとぼかされているというか、焦点として扱われていないように思った。とくに最初のほうで上映されていた、ヨーロッパやアメリカの各地の博物館に収蔵されているアイヌの文物に関する短編映画は、いかにドイツなどの博物館がアイヌの文物を欲しがっていたかというような話はあるのだが、なんでか…という話になるとアイヌの文物が優れた芸術的価値を持っているから、というのに全てが集約されてしまい、背景にある植民地主義とかオリエンタリズムがほとんど説明されずに終わっている。そのへんが和人の北海道出身者としては「こんなんでいいのかな…」と思った。