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現在の政治状況のせいで妙なリアリティが出てしまった映画~『ビーキーパー』(配信)

 デイヴィッド・エアー監督『ビーキーパー』を配信で見た。

 かつてビーキーパーと呼ばれ得る無敵の秘密工作員であったアダム(ジェイソン・ステイサム)は引退後、親切な高齢の女性であるエロイーズ(フィリシア・ラシャド)の土地を借りて養蜂家として静かに暮らしていた。ところがエロイーズが電話サポートを装ったフィッシング詐欺にひっかかって財産を失い、ショックで自殺してしまう。アダムはエロイーズを騙した特殊詐欺集団に復讐すべくひとり立ち向かうことを決意するが…

 ステイサムの個性を生かした娯楽アクション映画なのだが、一方でとにかく特殊詐欺に対する厳しい糾弾に満ち満ちた作品である。特殊詐欺組織がなんと大統領のバカ息子とつながっており…というのは荒唐無稽に見えるが、現在のアメリカ政治が詐欺師みたいな連中の狩猟場になっているのを見ると妙にリアリティがある。『テルマがゆく!93歳のやさしいリベンジ』も同じく高齢者をターゲットにした特殊詐欺を扱った映画だったが、こちらは詐欺師のほうにも何かこみいった事情がありそうだった一方、『ビーキーパー』は詐欺団の上層部が見ていて非常にムカつくようなイヤな奴ばかりで描写に容赦がない。ある意味では特殊詐欺に引っかからないよう高齢の観客を啓蒙し、若い観客には特殊詐欺にかかわってはいけないと警告するアンチ特殊詐欺プロパガンダ映画でもあると思う。




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