Brilliaホールでミュージカル『フランケンシュタイン』を見てきた。ビクター・フランケンシュタインが中川晃教、「怪物」が加藤和樹の回だった。
原作とは序盤がかなり違っており、ヴィクターが戦争で出会って親友となった共同研究者アンリを自分のせいで死なせてしまい、生き返らせようとして怪物を作ってしまう…という展開になっている。怪物(と言っていいのかわからないが)が貧しいカトリーヌ(花乃まりあ、ジュリアと二役)のおかげで話せるようになるが、裏切られて…みたいな展開もある。全体的にかなりメロドラマティックに脚色されている。
主役の2人はかなり大変そうな役…というか体力勝負な感じの作品である。全編けっこう殺陣や激しい動きがある。ヴィクターは朗々と歌い上げないといけない大曲が何度もある。怪物のほうは、初めて話せるようになるところでは言葉を覚えたばかりで非常にぎくしゃくした話し方で歌うなど、けっこう変わった発声や姿勢で歌うところがある。2人とも非常にエネルギッシュに自分の役柄をこなしていて見応えがある…のだが、Brilliaホールはあまりこういう上演には適しておらず、いつもよりはだいぶ良い席だったのだがそれでも歌詞などが聴き取りにくいなと思うところがあった。