クリスマスイブに最愛の幼い息子をギャングの流れ弾で失い、復讐を誓った父(ジョエル・キナマン)が次のクリスマスイブに大殺戮を…という話である。シンプルな展開なのだが、父親は負傷して声が出なくなってしまったという設定で、ほぼ台詞がなく、タイトルどおりまるでサイレント映画みたいである。アクションは言語だ…というようなちょっと実験的な発想に基づいた映画で、ジョン・ウーらしい叙情的な序盤から非常に独特の雰囲気がある。ただ、こういうシンプルな話ならそもそもシングルファーザーと息子の話にして妻はなしにしてもいいのでは…とも思った(妻がいると、気遣っていくレテいる妻そっちのけで復讐をしているみたいな感じにも見える)。